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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2025年5月16日【キーストーン通信2025年5月号】生命保険会社に身体や心の悩みを相談できる?
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【キーストーン通信
2025年5月号】
生命保険会社に身体や心の悩みを相談できる?
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世界の一流は、土曜と日曜を「別々の独立した休日」と考えています。
キーストーンメールマガジン編集担当野田です。
日本の企業が土曜と日曜を休みとする週休二日制を導入するきっかけを
作ったのが誰かご存知でしょうか?
「経営の神様」といわれた松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏。
「一日休養、一日教養」を唱え、休日の活用法を次のように語っています。
「事業は人なり。教養がなければいい仕事はできない。
しかし、普段は忙しく、時間が取れない。だから、一日は休養、そして
もう一日は教養の時間にせよ」
世界の一流ビジネスマンも同じ考え方で、土曜と日曜の役割を明確に
使い分けています。
今回は越川慎司著「世界の一流は休日に何をしているのか」からご紹介します。
働き方改革を支援する株式会社クロスリバー代表取締役ですが、前職は
マイクロソフト米国本社に在籍し、日本マイクロソフトの業務執行役員を
務めたという経歴をお持ちです。
つまり、ビル・ゲイツ氏やマイクロソフトの上級役員(全世界に300名程度)の
働き方や休日の過ごし方を間近に見てきた人です。冒頭の「世界の一流」とは、
そのレベルのビジネスマンのことです。
彼らは休日を
「知的エネルギーを蓄える時間(教養)」
「積極的にエネルギーをチャージする時間(休養)」
と考えています。
では土曜と日曜をどう使い分けているのでしょうか。
●土曜はチャレンジデー(教養)
自分の趣味や家族との時間を楽しむ。また、新たな人間関係を構築したり、
興味のあるセミナーに参加するなど、未体験のことに挑戦することを
意識しています。
●日曜はリフレッシュデー(休養)
運動や読書、ヨガや瞑想などを通して身体とメンタル、脳のリフレッシュを
図っています。
彼らは休日を明確な目的意識を持って過ごしています。また同著では
「時間自律性」と表現していますが、休日の過ごし方も自分で考え、
自らの意志で行動しています。
例えば「公園のベンチでボーっとしていた」としましょう。
「ただなんとなく」だと「目的意識がない」「時間自律制がない」
ということになります。この場合「時間をムダ遣いしてしまった」という
後味の悪さが残ります。
「公園でのんびりした時間を過ごすことで、身体とメンタルと脳を休める」
と決めてボーッとしていた。これは「明確な目的意識がある」「時間自律制がある」
となり、「時間の有効活用ができた」という満足感が生まれます。
やっていることは同じでも、目的と時間自律性を意識することで気分は全く変わる。
変えることができるのです。
「家事に休日なんてない」「休日は1日だけ」
「会社(店)を経営しているから休めない」
という方もいらっしゃると思います。
そんな方でも、彼らの考え方を知っていただくことで、
抱えていらっしゃる問題や大変さを和らげるご参考にしていただける
のではないかと思い、ご紹介させていただいています。
後半で取り上げるのは「自己効力感」。世界の一流が休日に求めている
ことですが、全ての人にとって必要な感情です。
ポイントは「他人と比較しない」。
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◎生命保険の現場から
~生命保険会社に身体や心の悩みを相談できる?~
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先月からこのコーナーも野田が担当させていただいております。
身体や心のこと、介護のこと、育児のこと、ガンのこと・・・。
それぞれに色んな問題や悩みをお持ちだと思います。答えをネットで
調べる方が大半でしょうが、正確なものが欲しいし、ご自分にあった
アドバイスをもらいたいですよね。
健康問題は医師や看護師、介護ならケアマネージャー、育児の悩みは小児科医、
心の不調はカウンセラーなど、各分野の専門家に相談できる。
そんな都合のいいサービスが・・・あるんです!
生命保険各社では、契約者様向けに上記のような各種サービスを提供しており、
その多くが無料でご利用いただけます。中には24時間対応というものも。
契約者様だけでなく、ご家族も利用できる会社が多いのも嬉しいです。
また、セカンドオピニオンや人間ドックを紹介してもらえるサービスが
ある等、内容が非常に充実しています。情報はお墨付きですので、
安心感が違います。
提供内容は保険会社それぞれに特徴があります。
ホームページ等で紹介されていますので、一度確認してみてください。
ご利用にあたっては事前にスマホやパソコンで契約者登録を行う必要が
ありますので、お手すきの時に登録されることをお勧めします。
弊社(株式会社シードコンサルティング)で契約をお預かりしているお客様で
「どこの保険会社のどんな契約があったっけ?」という方は遠慮なく下記まで
ご連絡くださいね。
(生命保険代理店) 株式会社シードコンサルティング大阪オフィス
TEL:06-4802-1192
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◎他人と比較しない
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世界の一流が休日に求めている「自己効力感」。
これは「自分ならできる」「きっとうまくいく」と
自分の可能性を肯定的に認知できる心理状態のこと。
前向きな気持ちでパワフルに働くことができる状態で
月曜日を迎えるためには、極めて重要なことです。
引き続き越川慎司著「世界の一流は休日に何をしているのか」から
ご紹介します。
よく似た言葉に「自己肯定感」というのがあります。
これは自分の能力や価値に対して自己評価が高い状態です。
「自己評価が高い」というのは、他の人と比べて「自分の方が上」と判断すること。
ハードルが高くなり、ストレスレベルも高くなる考え方といえます。
一方の「自己効力感」。これは他の人と自分を比較するのではなく、
「自分ならばできる」と自分の能力や価値に自信を持つことです。
ハードルは低くなり、ストレスを感じる余地のない考え方といえます。
「他の人と自分を比較する必要がない」。これは重要なポイントなので、
ちょっと考えてみましょう。
「自分にはできない」と弱気になる時ってありますよね。
例えば、同僚とかママ友が苦労なく対処している姿を見て
「あんなふうにはできない」「ムリムリ」って思ってしまう・・・。
これが「誰かと比較している」状態。
一方、世界の一流はそうは考えません。というかそもそも
「他人との比較で自分を判断する」という発想がないのです。
彼らだって最初からそうだったわけではないと思います。
「自己効力感」を高める習慣を続けることで「他人と比較する」思考が
なくなっていったのでしょう。
ではどうすれば自己効力感を高めることができるのか。
彼らが休日に行っている4つの方法をご紹介します。
【1】簡単な目標を設定して、小さな達成感を得る
小さな成功体験を積み重ねて、それを脳に記憶させます。
「ギターに興味がある」という人であれば、目標を「楽器店に行ってギターを見る」
と設定するのです。
ポイントは「ハードルの低い目標を設定する」「実際にやってみる」。
行動すれば脳には「成功体験」として残ります。やったことの大小は
関係ないのです。
「楽器店に行ったら休みだった」でもOK。「ギターを見ることができなかった」
とネガティブに考えず、「楽器店に行った」と考える。
すると脳は「成功体験」として記憶します。
ギターを見たかどうかは脳には関係ないのです。
小さな成功体験を積み重ねることで「自分はやればできるんだ」と
自信が持て、前向きな気持ちになれます。
【2】新しいことにチャレンジする
未経験のことや、慣れていない分野に挑戦することも、自分の可能性を
広げることにつながり、自己効力感が高まります。
「ふわふわなスクランブルエッグを作る」に挑戦したけれど、「焼き過ぎた卵焼き」
になってもOK。結果が成功でも失敗でも、それは重要ではないのです。
様々な経験が自分の能力を高め、自己効力感を高めることにつながるのです
【3】人とのつながりを大切にする
グローバル企業の役員であっても、日常の仕事が気遣いと忖度の連続で
あることに変わりはありません。
自分が大切にしている家族との時間を楽しんだり、腹を割って話ができる
友人たちと休日を過ごす。信頼する人からの言葉は自己効力感を高める
原動力となります。
【4】自己省察(せいさつ)の時間を持つ
休日の朝にヨガや瞑想などで自己省察を行う人がたくさんいます。
アップル創業者スティーブ・ジョブス氏やイーロン・マスク氏も
日曜日に瞑想しているそうです。
自己省察とは自分の価値観や思考パターンなどを客観的に見つめ直すこと。
自分自身と向き合い、自己理解を深めているのです。
休日に1つ「自分にはこんなことができる」と感じられればそれで十分。
そのためにも目標は低く設定すること。そうすれば「何もしなかった」
という事態を避けることができ、成功体験が1つ増え、自己効力感が高まります。
正直に言いますと、私はネガティブに考えてしまうタイプで、自分に自信が
持てない人間です。それでも昔に比べればずいぶんマシになりました。
それは色んな人の話しを聞いたり本を読んだりする中で「プラス面に目を向けて
考えればいいんだ」ということを知ったからです。
大切なのは「知ること」だと思います。
このメルマガで色んな話題をご紹介することで発見をもたらし、
少しでも皆さまの心やからだを楽にするお手伝いができれば幸いです。
今回は越川慎司著「世界の一流は休日に何をしているのか」のご紹介でした。
相続・事業承継・ライフプランは人それぞれ。本やネットに書かれていることが
唯一無二の答えではありません。迷ったり悩んだ時はお気軽に弊社までご相談ください。
皆様やご家族様が「これならできる」と思っていただけるご提案をさせていただきます。
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