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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
司法書士法人おおさか法務事務所 代表社員 川原田 慶太先生
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2017年1月6日【第140号】新年第一弾は、断捨離のすすめ!
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【ライフナビ通信 第140号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【新年第一弾は、断捨離のすすめ!】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【新年第一弾は、断捨離のすすめ!】
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明けましておめでとうございます。
この年末年始どのようにお過ごし
でしたでしょうか?
私はというと、この年末から断捨離に目覚めて
事務所並びに自宅の大掃除を決行。
まあ、出るわ出るわ。
書類や書籍、そして長年着ることのなかった衣類
のオンパレード。
おかげさまで、スッキリした気分で新年を迎える
ことができました。
モノをいさぎよく手放す、すなわち「捨てる」という
行為は、精神的にも様々な効果をもたらすもの
なのですね。
というわけで、今回のライフナビ通信のテーマ。
長年溜まりに溜まったモノの断捨離についての
話をさせていただきます。
題して、
【新年第一弾は、断捨離のすすめ!】
それでは、本文に入ります。
■ことの発端は、ある弊社女性スタッフが12月中旬
の月曜の朝礼で提案したことがきっかけとなりました。
「今年の年末の大掃除は、断捨離を決行し事務所を
スッキリ綺麗な状態に保ちましょう!」
「机の上には何も置かず、書庫も整理して、いつでも
どこに何があるかがわかるようにすれば、きっと仕事
の効率化もさらに進むと思います。」
■日頃、目先の仕事に忙殺され、机の上やサイドの
引き出しが書類の山になっていることが常態になって
いる私にとっては、とても耳の痛い話。
「でも、待てよ。スタッフから出てきた建設的な提案
でもあるし、これを良い機会ととらえれば、きっと
職場の環境も良い方向に改善されるハズ。」
自分で言うのもなんですが、元来素直な性格である
(と勝手に思っているだけ?)の私は、反射的に
この提案に賛同し、自ら早速断捨離を行なうことに
しました。
■この女性スタッフ、日頃から整理整頓をしっかり
するタイプで、断捨離については自分なりに以前
から文献などをあたって一家言持っており、その
意見はかなり的を得ているものだと感じました。
「とりあえずと思って残しておいた書類で、必要と
なったためしのものはほとんどないので、思い
きって捨てる。」
「それでも捨てきれないものは、スキャンしてデータ
で残し、書類は捨てる。」
■「なるほど!このルールで断捨離を進めていけば、
確かに書類の山を無くすことが出来るな。」
そう思った私は、まず自分の机まわりにある書類の
山をこのルールで分別していくと、まあ気持ちいい
くらい捨てることに抵抗がなくなりました。
毎年、年末の大掃除で自分の机の中の整理をして
いて、思い出深い資料などが出てくると、思わず手を
止めて、結局ほとんどのものが捨てきれなかった
過去の経験からは、考えられないくらいの効率で
整理が進みました。
■気を良くした私は、机の後ろにある書庫の書類や
雑誌、書籍についても次々に処分していき、約半日
で事務所にある自分の身の回りのものの断捨離を
終えることが出来ました。
事務所の断捨離でコツをつかんだ私は、年末休みに
入り、自宅の事務所部屋にある書類、書籍、衣類の
断捨離にも取り掛かり、こちらも約一日で完了。
書類は特大のポリ袋2つ、書籍は約百冊、衣類は
コートにスーツにジャケット、カジュアル衣料など、
パンパンだったワードローブに結構余裕ができる
くらいのものを処分することが出来ました。
■しかも、書籍・衣類に関しては、リサイクルショップ
に行けば、今どき買取りもしてくれるのですね。
ダメもとで、持って行った書籍・衣類でしたが、ランチ
2日分くらいの値段ではありましたが、買取りできる
ものは買い取ってくれ、それ以外は処分もしてくれ
ました。
というわけで、この年末は事務所、自宅の断捨離が
進められ、まあスッキリしたこと。
■そして、断捨離をやってみて、あらためて感じた
ことは、そもそもモノを持ちすぎないという意識を
持っておくこと。
書類や書籍は、処分できるものは都度処分し、
衣類などは、結局お気に入りの数着しか着ること
がなく、それ以外はタンスの肥やしになってしまう
ので、不急不要の衣類は買わない。
モノが少ないと、どこに何があるかの管理もしやすく
アレはどこにあったかな?という、モノを探す手間
や時間が省略できるなど、断捨離による整理整頓
の効用は数々あります。
■そもそも「断捨離」とは、人生や日常生活から不要
なモノを断つ、もしくは捨てることでモノへの執着から
開放され、身軽で快適な人生を手に入れようという
仏教用語に由来すると言われています。
なるほど!
確かに私も少し身軽になって、様々な執着から解放
されつつあるような気分になってきました。
まわりの環境をちょっと変えるだけで、気分にまで
影響を与えるものなのですね。
新年早々、正月気分でまだ気持ちに余裕のある
週末の3連休にでも断捨離をして、気分一新して
今年1年の計画を立ててみるというのも良いかも
知れませんよ。
というところで、今日の話はこの辺で。
では、次回の【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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弊社は、昨日1月5日が今年の仕事始め。
近くの神社に初詣をして、東京のメンバーを含む
全社員で恒例になった今年の抱負の発表会を
おこないました。
奇しくも、ほとんどのメンバーから出てきたのが、
「捨」というキーワード。
ということもあり、今年から会社全体で「断捨離」を
決行することになりました。
会社にある書類関係は、スキャンによってデータ化
し、最終的にはペーパーレスを目指すというもの。
名付けてキーストーン流「6Sプロジェクト」。
整理・整頓・掃除・清潔・しつけ・習慣の頭文字の
6つのSを段階的にすすめていきます。
プロジェクトリーダーは、「断捨離」の提案者である
河村あい子君。
最近、若手社員が頑張ってくれているので、社長
の私としても少し頼もしく感じています。
「うちの会社も少しは組織らしくなってきたかなあ?」
と、悦に入って独り言を言っているようじゃ、まだまだ
甘いですね。
今年も一年、社員一丸となって駆け抜けていくつもり
ですので、何卒ご愛顧のほどどうぞよろしくお願い
申し上げます。