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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
司法書士法人おおさか法務事務所 代表社員 川原田 慶太先生
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2016年8月5日【第135号】旅に出る効用について
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【ライフナビ通信 第135号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
☆相続相談専門サイトを開設しました☆
http://souzoku-keystone.com/
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目次
◎今日のテーマ
【旅に出る効用について】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【旅に出る効用について】
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こんにちは。
ふと手帳を見てみると、7月8月は出張続きで、月の
半分は自宅を空けていることに気づいた石野です。
特にこの時期、新幹線や飛行機は家族連れの
旅行者が多く、「あ~夏休みなんだなあ」と、子供
たちの姿を見ると、一種の感慨が湧いてきます。
私も数年前までは、仕事にかまけて家族との時間を
取れていないせめてもの罪ほろぼしと、この時期だけ
は、少し長めの家族との旅行の時間を取っていた
ことを懐かしく思い出します。
まあ、今では大きくなった息子二人も私の相手など
してくれるハズもなく、家内も飼っている猫のことが
最優先で、旅行どころか遠出すらしなくなってしまい
ました。
ということで、私の数少ない趣味のひとつである旅行
は、ほとんどが出張を兼ねたひとり旅の格好となって
います。
でもまあ、出張と言っても、それはそれで旅先での
時間の過ごし方というのは、楽しいもので。
それなりに出張ライフをエンジョイしています。
ということで、そろそろ今日の本題を。
今回は、夏休み時期ということもあって、私なりの
旅行感について、話をしてみることにいたします。
題して、
【旅に出る効用について】
それでは、本文に入ります。
■先日、私が講師を務めている相続事業承継の
養成講座受講生から、具体的な案件のサポート
をしてほしいということで、別府に行ってきました。
私にとっては、別府といえば小学校時代に家族
と出かけた旅行以来、実に40数年ぶりの訪問
だったのですが、いやあとてもいい街ですね。
もちろん、本来は仕事で行っているのですが、
日本有数の温泉地ということもあって、私の
心はほぼ観光客モード。
■せっかく来てくれたということで、その受講生も
当地の美味しいところや地獄めぐりなど、様々な
ところを案内してくれて、旅行者というよりも現地
の人の目線で、有意義なひとときを過ごすことが
できました。
今回は、せっかくだったので、他の九州の出張にも
からめて別府で2泊して、ひとりで市街を散策する
時間もとれたのですが、なんだかとても懐かしい
気持ちにさせてくれました。
街全体が、レトロな昭和の時代にタイムスリップ
したとでも言いましょうか。
■私が小さいころ、商店街の片隅によくあった
2本立ての映画が上映されているような映画館
がいくつかあったり。
カラオケスナックやちょっといかがわしそうな店の
客引きをしているおじちゃんがいたり。
そんな一角に不似合いと思える古式ゆかしい
別府温泉の木造の立派な公衆浴場があったり。
■そんな混然一体とした街の姿が、私には幼い
ころの風景を見ているようで、最近感じることが
なかったほっこり気分に浸ることができました。
日頃過ごしている場所を離れ、遠くの町に来て
みると、今までと違った感覚になれるものですね。
そんな時間を過ごすことで心身ともにリフレッシュ
され、新たな発想や活力が生まれる。
■旅には、そんな魅力があるようです。
また、見知らぬ街で直観を頼りにふらっと入った
料理屋の女将さんなんかと世間話をするのも
楽しみのひとつです。
美味しい肴に少々のお酒、そこに現地の人との
触れ合いの時間が持てると、それだけで束の間
の幸せな気分を味わうことが出来る。
■なんだか演歌か歌謡曲の世界のようになって
きましたが、日頃の喧騒から解き放たれることで、
いつもの自分と違う面が垣間見えたりするもので。
とかく出張などの長距離の移動をすると、疲れが
溜まると思われがちですが、私にとっての出張は
むしろ英気を養う良い機会となっています。
特にここのところ、日本各地を訪れることが多く、
現地での旨いものをいただくのも楽しみのひとつ
となってきました。
■ここ2・3ヶ月で訪れた場所でいうと、道後、加賀、
別府に浜松、佐世保に山口、名古屋、そして東京。
それぞれに私の受講生の案件や、自分の相続・
事業承継の相談での出張となっていますが、
新しい出会いの機会も増えています。
あ~あ~♪、日本のどこかに、私を待ってる
人がいる♪
■『いい日旅立ち』の一節ですが、出張先に出る
と、心の中で口ずさんでいる自分がいます。
あ~あ、今日はなんだか昭和の歌謡曲の世界に
なったような気がします。
ということで、今日は私なりの旅の効用について
の話とさせていただきました。
では、今日のところはこの辺で。
次回の【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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実は、今日からも仕事で3日ほど、出張で東京に出て
います。
お客様との面談2件と会議に事業承継の講座が二日間。
そして、それが終わったら週明けから暫しの夏休みで、
マイルを使って海外へ。
今回もひとり旅で、ホテルにこもってじっくり英気を養う
つもりです。
でも、ホテルの中で考えることといったら、やっぱり仕事
のことになるんですよね。
結局、私から仕事をとると何にも残らない。(汗)
趣味は、旅行と仕事では、家族からいよいよ見放され、
寂しい老後を送ることになりはしないかと、少し不安な
今日この頃です。
仕事も生涯現役でやるとして、何か別の趣味も見つけ
ないといけませんね。