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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2014年12月26日【第112号】もしも、ウォルト・ディズニーがいなかったなら
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【ライフナビ通信 第112号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【もしも、ウォルト・ディズニーがいなかったなら】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【もしも、ウォルト・ディズニーがいなかったなら】
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こんにちは。
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
クリスマスも終わり、今年も残すところあとわずか。
皆さんも慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。
私も年明けからの東京オフィスの開設準備、人材の採用、
本来のFP相談の仕事とフル稼働で走り回っています。
そんななか、先日23日の祝日に仕事の合間を縫って、
久しぶりに映画を見に行ってきました。
ウォルト・ディズニーの最新作「ベイマックス」。
クリスマスシーズン真っ只中の休日のお昼どき。
家族連れ、カップル、中高生のグループがごったがえす
状況で、スーツ姿の中年男性がひとりでチケットを
買っているさまにはいささか違和感があったのですが、
それもお構いなしで、暫し暗闇の空間に浸ることが
できました。
映画の内容はと言うと、これまたいい歳したオッチャンが
ひとりで見る映画ではなかったかもしれませんが、
私なりには、とても堪能しました。
ということで、年内最後の「ライフナビ通信」は、
なぜ私がこの映画を観に行ったかについて、お話します。
題して、
【もしも、ウォルト・ディズニーがいなかったなら】
では、本文に入ります。
■世界中の人々に夢や幸せをもたらすことに貢献して
いる人の名を挙げるとしたら?
こんな質問を投げかけられたとき、多くの人が真っ先に
頭に浮かぶのは、たぶんサンタ・クロースかウォルト・
ディズニーの名ではないでしょうか。
世界中の多くの人々に夢や幸せを届けられる人って、
本当に素敵ですね。
■私も子供たちがまだ小さかった頃、クリスマスシーズンに
何度か東京ディズニーランドに家族で行って、夢の世界で
楽しい思い出をつくったものでした。
そう言えば、ディズニーランドでけんかをしている人の姿や
キャストにクレームを言っている人を見た記憶がありません。
みんな笑顔で、非日常的な世界を楽しみに来ている。
■誰しもディズニーランドやミッキーマウスのことを思い浮か
べると、自然に優しい気持ちになれて嫌なことも忘れられる。
まさしくディズニーの世界は、魔法の力が働いているようです。
このように世界でも稀な魔法の国を創ったウォルト・ディズニー
ですが、実はウォルト・ディズニーは、もうひとつ偉大なものを
作り上げたのではないかと私は思っています。
■それは何かというと、世界の人々に夢や幸せを届けようと
いう想いを持ったディズニーの会社に勤める社員やスタッフ
の人たち。
社員やスタッフの人たちは、みなディズニーの想いに共感し、
ひとりでも多くの人に喜んでもらおうと夢中になって働いて
いるようです。
11月にNHKで、「魔法の映画はこうして生まれる。~ジョン・
ラセターとディズニーアニメーション」という番組が放映され
ました。
■人の身体と心を癒してくれる「ベイマックス」というロボット
とヒロ・ハマダという日系の少年との友情と冒険を描いた
映画の制作秘話を番組にしたものでしたが、とても見ごた
えがありました。
この映画を撮り上げるのに、何名ものストーリーライター、
アニメーションのキャラクター制作やCG担当など、いくつ
ものチームが合議制で作品にしていく、まさに総力戦。
ひとつのシーンの主人公の表情を描くのに、何十人もの
スタッフの間で何日も熱い議論が繰り広げられていました。
■ディズニーの映画作りの制作現場は、ワンカットごとに
細部にまで途方もない費用と労力がかかっており、ヒット
作品が生まれるべくして生まれているのですね。
「アナと雪の女王」しかり、「トイストーリー」しかり。
また、驚いたことにディズニー映画の製作スタッフには、
次回作品の制作監督も参加しているとのこと。
■そんな制作秘話を見たあとの本番の映画鑑賞だった
ので、各シーンをとても興味深く観ることが出来ました。
ディズニー映画は、ミッキーマウスや白雪姫から始まった
ウォルト・ディズニーの想いが連綿と受け継がれ、時代が
流れても世の中の多くの人に受け入れられている。
ディズニーランドと同様にディズニー映画に多くのファンが
魅了されるのもわかるような気がします。
■世界中の人々に夢や幸せを届けてくれたウォルト・ディズニー
という人物は、同じ想いを持った後進の人たちを排出し続けて
いると言う意味でも、その偉大さが際立っています。
もしも、ウォルト・ディズニーがいなかったなら、大げさにいうと
世の中は少し違っていたものになっていたかも知れませんね。
ということで、本年最後の「ライフナビ通信」は、少し夢のある
話ができればと思い、ウォルト・ディズニーの話題を取り上げ
ました。
というところで、今日のところはこの辺で。
来年の【ライフナビ通信】もお楽しみに。
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◎【編集後記】
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今年1年、「ライフナビ通信」をご愛読いただき、誠に有難う
ございます。
少しでもみなさんのお役にたてる情報をと思い、月に2回の
ペースで、配信させていただいておりますが、果たして
[%USER_FAMILY_NAME%]さんの貴重な時間をいただいて、読み甲斐があったと
思っていただけたかどうか。
年々世界の様々な国のいろんな出来事が、まわりまわって
私たちの生活に少なからず影響を及ぼしていることが、
いろんな報道で見える時代になってきているようです。
原油価格下落がロシアの通貨危機にどのような因果関係を
引き起こしているか。
某映画会社の上映の可否が大統領の政治的発言で左右
されることなど、世界情勢はのっぴきならないところに
突き進んでいるかのようです。
そんななかでも、長期的に見て私たちの暮らしに一番影響
があるのは、なんといっても日本の人口減少の問題であり、
国民の生活を支える財政問題であると言えます。
私たちの老後を含め、生涯安心して幸せに暮らせるための
知恵をこれからも少しでもお届けできればと考えています。
今年も1年、本当にお世話になりました。
来年も皆さんにとって、良き年となりますように!