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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2014年8月15日【第104号】人生に転機を与えてくれた“恩人”について
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【ライフナビ通信 第104号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【人生に転機を与えてくれた“恩人”について】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【人生で転機を与えてくれた“恩人”について】
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こんにちは。
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
今日8月15日は、お盆であり、そして終戦記念日。
でも、なぜか私は、このメルマガを事務所のデスクで
書いています。
午前中に相続のご相談が一件と午後から打ち合わせが
一件。
弊社では、9月から組織改編を予定しており、その準備で
何かと業務が山積しているので、一部社員とともに今日も
出勤と相成りました。
お盆にもかかわらず、嫌な顔一つせず出社してくれている
社員に心から感謝です。
それでは、そろそろ今日の本題に。
本日は、人生の様々な局面で出逢ってきた“恩人”の
存在について、考えてみたいと思います。
題して、
【人生に転機を与えてくれた“恩人”について】
それでは、どうぞ。
■先日、日頃より懇意にさせていただいている税理士の
先生とある経営者の方々と私の4名で会食をしている折に、
ひょんなことから、こんな話題になりました。
「経営者にとって、人の問題が一番大きな悩みのタネです
が、優秀な人材を採用したり、育成するにはどのように
すれば、いいんですかね?」
酒の席での四方山話から、こんな話題になったので、
この質問がどんな経緯で誰から出たのかは、定かな
記憶はないですが、これに対する税理士先生の発言が
特に印象に残りました。
■税理士先生曰く、
「私が尊敬する経営者の方が、人を採用する際、極端に
いうとひとつの質問をするだけで、その人を採用するか
どうかを決めることができる、ということを言って
いました。」
ちょうど今、うちの会社でも何名かの社員を採用しようと
しているところだったので、私は興味深く話の続きを
待ちました。
「その質問とは、『あなたが今まで生きてきたなかで
出会った恩人についての話をしてください』という
ものです。」
■通常、採用面接の際に聞く質問と言えば、“志望動機”
や“資格”“特技”といった仕事に直結するものかと
思いがちですが、“恩人”についての話をするというのは
意外です。
「恩人の話を鮮明にできるかどうかということは、その
人が人に対する感謝の気持ちをどれくらい持ち合わせて
いるかということに、実は直結することなのです。」
「両親への感謝、人に対する感謝の気持ちが根底に
ある人は、人を裏切るようなことはしない信頼のおける
人だと経験値から言えます。」
■税理士先生は、この話を尊敬する経営者の方から
何度となく聞いていたようで、まるでその経営者の方が
語っているように説得力を持って話してくれました。
なるほど!
私は、妙に腑に落ちた感覚があり、心の中でつぶやきました。
■そういえば、自分の人生を振り返ってみても、人生の
転機となったタイミングで、必ずと言っていいほど
“恩人”と言える人と出会ってきました。
それは、就職活動の時にお世話になった人事役員の方で
あったり、組合専従の声掛けをいただいた組合長であったり、
転職のきっかけを作ってくれた採用所長であったり、
生保営業を始めたばかりの私を応援してくれた方々で
あったり。
思い返すと、今の自分があるのは、こうした恩人の方々が
人生の転機を作ってくれたのだとつくづく思います。
■人生は、出逢いによって決まる。
と、よく言われますが、まさしく自分の人生に良い影響を
与えてくれる人にどれだけ出逢えたかによって、人生の
質が変わってくるのかも知れませんね。
みなさんは、人生の恩人と言えるような人と今まで
どのくらい出逢われましたか?
これから、採用面接の機会にこの質問をしてみようかと
少し本気で考えている今日この頃です。
ということで、今日のところはこの辺で。
次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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今まで、数多くの恩人に支えられて生きてきましたが、
その恩にどれくらい報いることが出来たことやら。
そう考えると、甚だ心もとない気持ちになってしまいます。
特にこの仕事をしていると、お客様の数がどんどん増えて
いくのに対して、その方々と定期的なフォローをする時間が
相対的に取れなくなってしまうのも、これまた事実。
この矛盾を解消するために、私なりに考えていることが、
スタッフを増やして、組織としてお客様のフォローをし続ける
ということなのですが。
そのために成長余地のあるスタッフを採用し、育成していく
ことがとても大事であると考えています。
現在弊社では、将来有望なFPを若干名募集しています。
我こそはと言う方は、ぜひこのメールでの返信または、
石野まで、直接ご応募ください。
その際は、「今までの人生で出逢った恩人の話」をお忘れなく。