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2012年3月30日【第41号】「おくられびと」の人生を想う

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第41号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年3月30日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【「おくられびと」の人生を想う】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【「おくられびと」の人生を想う】
========================
こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

前回このメルマガで弊社社員の卒業について触れましたが、
実は先週末にもうひとつの大きな“別れ”を経験しました。

実父との今生の別れ。

“別れ”というのは、いくつになってもつらいものですね。

日常の風景からその人の存在の部分だけ、ぽっかりと
穴が空くというか。

日頃あまり意識していなかったことも、失うことによって
その有難さに気づかされることがしばしばあります。

大正生まれの実直で気骨ある父の生き様が、葬儀を通して
私の心の中に走馬灯のように駆け巡っていました。

父の人生とは、どんなものだったのだろう?

・・・

今日は、亡くなった人を送る家族の立場で、人生について
考えてみたいと思います。

題して、
【「おくられびと」の人生を想う】

それでは、どうぞ。

■3月23日金曜日、午前4時10分。

享年89歳。

父は病院で静かに息を引き取りました。

死亡診断名、『老衰』。

大往生と言っても良い最期だったと思います。

■ほぼ寝たきりになって、自宅で1年、病院で1年。

その前の介護期間を含め、ほぼ3年の介護生活を
経ての旅立ち。

奇しくも3年というのは、死ぬまでの日本人男性の
平均介護期間と一致します。
(厚生労働省調べ。女性の平均介護期間は6.5年)

■「人に迷惑をかけてまで、長生きしたくない。」

常々そう口癖のように言っていた父としては、3年の介護
生活は不本意だったかも知れません。

ただ、残された家族(特に母)にとっては、心の準備や
父への思いを深める期間としては、適切な時間だった
ように今となっては思えます。

■「お葬式はどうしよう。」

家族のなかでタブー視されていたそんな話ができたのは、
父が亡くなる3日くらい前だったでしょうか。

昨年、91歳になる叔母を看取った従姉(いとこ)のアドバイス
を参考に、父の意思も尊重し家族葬とすることに。

■葬儀に関して、最近身内だけの家族葬というスタイルが
かなり一般化してきているようです。

家族葬については、賛否両論あるかも知れませんが、
今回の私たちの選択はとても良かったかなと思っています。

葬儀の間、しっかり故人と向き合う時間が取れたことが、
家族にとってとても貴重に思えました。

■父がどんな人生を過ごし、どんな価値観を持って生きてきたか。

どんなものが好きで、どんな趣味を持って、どんな人と付き合って
きたか。

家族での思い出やエピソードは?

そして、家族に伝えたかった父の願いはどんなことだったのか?

■そんな話を家族でしていると、あたかも子供時代に戻った
かのような家族の関係が蘇ったように思います。

父を失ったことで、残された母を支えあっていこうという
気運が兄弟でさらに芽生えたこと。

そういう意味では、父の死が家族の絆を再生させてくれた
のかも知れません。

■告別式当日は、雨~曇天~快晴を繰り返す印象的な一日でした。

まるで波乱万丈な父の一生を象徴するかのように。

本日は、少し個人的な話題に終始してしまった感がありますが、
人生の終わり方について、多少なりともご参考になればと思い
お話させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

本日は、普段あまり話題になりにくいお葬式について、
取り上げさせていただきました。

今回、個人的に初めてお葬式に参列する側から
お葬式をあげる側になったのですが、とても多くの
気付きがありました。

まず、葬儀屋さんという仕事について。

ことが起こってからたった2、3日で人生の一大事を
完結させてしまうこの仕事。

しかも基本的には事前予約なしで当日、それも24時間
体制で待ったなし。

結構過酷な仕事だと思いますが、段取りをポンポンと
決めていく手際の良さに感動しました。

また、看病疲れで憔悴しきった遺族相手に、相場がわかり
にくい価格で見積もりを勧めていくのですから、基本的
には売り手優位のビジネスだと思えるのですが。

私たち家族が選定させていただいた葬儀屋さんは、
とても親切で良心的でした。

また、映画「おくりびと」で一躍有名になった納棺師。

うちの父もお世話になったのですが、遺族にとっては
とても嬉しいサービスだと感じました。

故人の全身(洗髪含む)をシャワーで洗い、白装束への
着替え、そしてうっすらと生気が蘇る化粧を施し、納棺
してくれる。

おかげさまで、通夜から告別式、そして出棺まで
安らかなきれいな顔のまま見送ることができました。

世の中、あまり目立たないけど人から感謝される仕事って
いっぱいあるものですね。

By キーストーン | 公開日:2012年3月30日 |
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