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    2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。

2011年10月7日【第29号】日本の世代間資産格差を是正するには

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□   
 【ライフナビ通信 第29号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□■□<2011年10月7日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【日本の世代間資産格差を是正するには】
◎編集後記
☆______________________★

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◎今日のテーマ
【日本の世代間資産格差を是正するには】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

みなさんは見られたでしょうか?

今週号の週刊ダイヤモンドの特集記事。

『日本を見捨てる富裕層』
あなたにもできる!
資産&家族を賢く“海外疎開”させる全ノウハウ公開

http://dw.diamond.ne.jp/

かなりショッキングな見出しなので、新聞の広告や
電車の中刷りなどで、もうすでにチェックされた方も
多いかも知れませんね。

記事の内容を見ると、
日本の逼迫した財政状況や震災・原発事故をきっかけに
“ジャパンリスク”がより一層顕在化し、海外脱出を図る
お金持ちの実態が浮き彫りにされています。

私も海外に出かけてみて特に感じることですが、日本の
税制は諸外国と比べても突出して重税感があります。

税金が高くても、それに見合う社会保障などの国民への
サービスが行き届いていれば納得も得られるでしょう。
しかし、残念ながらわが国は、税制も社会保障制度も
お粗末な状態と言わざるをえません。

お金持ちほど、そんな日本の状況に敏感で自己防衛のために
対策を打ち始めているということなのでしょうか・・・

続きは編集後記にゆずることにして、
まずは、今回のテーマ、日本の資産格差にかかわる話を
少しさせていただきます。

題して、
【日本の世代間資産格差を是正するには】

それでは、どうぞ。

■私たちが、お客様とライフプランニングのご相談をさせて
いただいて、どんな方でも必ず考える必要があるのが、
「自分の死後の整理をどのようにするか」

老後を誰と暮らし、誰に介護などの面倒を見てもらい、
そして誰に最期を看取ってもらうのか。

日本人として、今後特に真剣に考えておかないといけない
問題のように思います。

■長寿に備えて老後資金をしっかり形成しておくことと、
自分の人生の終末期をどのように迎えるかについては、
これからの日本全体の重要なテーマになるかも知れません。

■最近、弊社のお客様から、ご自身及びご家族の“相続”の
問題についてご相談いただく機会が特に増えています。

ひと昔前までは、“相続”と言えばいわゆるお金持ちの方に
限られた問題のように思われていましたが、今では多くの方が
身近なこととして、“相続”を考えるようになってきているようです。

■「家計の金融行動に関する世論調査」(金融広報中央委員会調べ)
によると、1,500兆円と言われる日本の個人金融資産のうち、
60歳以上の世帯が全体の約60%を保有しており、逆に45歳以下の
世帯の保有率は、全体の約6%にすぎないという結果が出ています。

■しかしながら、年金・健康保険などの社会保障の構造を考えると、
60歳以下の勤労世代がせっせと保険料を払い、
今のお年寄りのための年金や医療費にそれが回っているという
何とも皮肉なかたちになっています。

■また、お年寄りは将来の不安のために支出を抑えて
しっかり貯め込み、勤労世帯は、子育てや住居・生活費に
出費がかさみ、なかなか貯蓄ができないという
世代別資産格差が鮮明になっているようです。

■この世代別資産格差の問題を解決する方法があるとすれば
それはどんなものなのか。

■日本政府は、税収の穴埋め策として、
全体の60%を占める老齢世代の金融資産に焦点を当て、
「相続税増税」の方針を打ち出しています。

この増税案が通れば、相続税を支払う必要のある世帯が一気
に増え、それなりの対策を打たないと、国庫に老齢世代の
ある一定の資産が召し上げられることになりそうなのです。

■日本の国のことを思うと、相続税の増税は財政再建に微力
ながら一役買う効果はあるかも知れませんが、日本経済の
直接的な活性化にはあまりつながらないかも知れません。

■むしろ、日本全体の経済に好影響を与える方法があるとすれば、
それは「資産の世代間移転」ではないかと私は思っています。

■老齢世代の親から子へ、もしくは孫へ、贈与税の
年間非課税枠110万円を活用するなどして生前に資産移転をはかり、
勤労世代の家計を助けていく。

これも相続対策のひとつとして考えられるのではないでしょうか。

■今の老齢世代は、平均寿命をまっとうすると、
公的年金の生涯収支がプラスになる世代。

現状の生活収支を見ても、住宅ローンの負債などがなければ、
公的年金である程度の生活の確保ができる場合が多く、
若年世代と比較するとかなり恵まれていると言える
かも知れません。

■ここのところ、親世代から子世代そして孫世代へ、
世代間の資産移転をする事例がいくつかありましたので、
今回はその話に少し触れさせていただきました。

今日はちょっと短めにさせていただいてこの辺で。
次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】
========================

週刊ダイヤモンドの特集記事に「富裕層が海外脱出
してどこの国を目指すのか?」というものがありました。

ここ数年来、新興アジアを中心に海外に出かけている
私としては、とても興味がある内容でした。

ありました! ありました!

やっぱり。

海外脱出の一番人気はシンガポール。

その隣国であるマレーシアも注目されています。

・暮らしやすさ、英語圏で教育水準が高いこと。
・地震や台風といった天災もなく、経済成長も高い。

そして、何よりも富裕層が注目する点は、税金の
安さのようですね。

“海外脱出”という表現は少し過激な感がありますが、
これから日本人のセカンドライフを考える上でも
「海外に拠点を持つ」という発想はもっと一般化する
かも知れません。

そういえば、日経ビジネスの特集記事にも
世界で今後成長しそうな都市のランキング100で
マレーシアのジョホールバルが選ばれているようです。

年内にまたマレーシア、シンガポールに行く機会が
出来そうですので、またどこかでその報告もさせて
いただこうと思っております。

By キーストーン | 公開日:2011年10月7日 |
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