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04年7月分
□■経済まめ知識■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

参院選挙後の株式市場

参院選挙の結果をどう分析するか、景気への影響、株式市場の動向など気になるところですね。株価という観点では、判断材料として個人投資家と外国人機関投資家の動向に注目して見られてはいかがでしょうか。それぞれ、昨年度の動向を簡単に整理してみました。

個人投資家の「株式市場への回帰」がここ数年話題を集めています。確かに個人株主の市場参加の動きは活発で、2003年度(2003年4月から2004年3月)は、前年度比23万人増の3400万人と着実に増え、8年連続で過去最高記録を更新しています。ただ全体に占める割合(金額)は前年度比0.1%減の20.5%と、小幅ながら4年ぶりに低下しています。ちなみに、その原因は「株式分割や単位株式のくくり直しの効果、高配当利回りの銘柄への買いが好調だったものの、株価の上昇率の高い銘柄を中心に売却が進んだため」(東京証券取引所)とされています。

このように個人投資家への注目はあつまってはいるものの、相場のリード役はやはり事業法人や機関投資家です。とくに最近の東京株式市場では外国人機関投資家の存在が欠かせません。2003年度には東京株式市場に占める外国人機関投資家の株式保有比率は金額ベースで21.8%(前年度比4.1%増)と、3年ぶりに上昇に転じました。東京株式市場に巨額の資金を投資する外国人機関投資家は選挙結果を受けてどう動くのでしょうか。個人投資家の動向も含め、株価の動きからしばらく目が離せそうにありません。


□■マネジメント■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ビール風アルコール飲料

「ビール風アルコール飲料」という言葉を最近よく耳にするようになりました。これは「ビール」とも、そして「発泡酒」とも違うアルコール飲料のことです。現在、大手ビールメーカーをはじめ各社が競って商品化を行っています。

家庭での人気が高い「発泡酒」は、「ビール」よりも使用する麦や麦芽の割合が低いため、酒税がビールの凡そ4割程度に設定されています。一方の「ビール風アルコール飲料」は、麦や麦芽を一切使用しないで作ったお酒・アルコール飲料で、酒税法上「雑酒」に区分され、酒税はビールの3分の1以下、発泡酒の約半分になります。

このように酒税が安いため販売価格も低く抑えることができます。実際に、「発泡酒」の多くが150円程度するなか、「ビール風アルコール飲料」では、売れ筋を見てみると350mlサイズで希望小売価格が125円とアルコール飲料と言うより普通のジュース・清涼飲料水並みの価格になっています。これが特売などでは100円前後になることもあるようです。

肝心の味については、一部には物足りなさを指摘する声も聞かれますが、おおむね好評のようです。いまはまだ、「ビール」「発泡酒」に続く第3の地位に留まっている「ビール風アルコール飲料」ですが、「低価格と味を武器に今後さらに売り上げを伸ばす」と期待と注目が高まっています。

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