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02年10月分
__マネジメント___________________________
消費スタイル
日本の景気の低空飛行が続いておりますが、一方で、日産自動車の発表によりますと、今年7月に発売された新型のフェアレディZは最近も引き続き大人気で、車体価格だけで3百万円を大きく越えるにも関わらず、納車まで半年待ちの状況だと言います。また東京の大手町では、今年9月にリニューアルされた丸ビルが平日でも押すな押すなの連日大混雑。そして、一食が千円を超えるランチが大人気で、事前の予約がなくては入れない店もあるようです。さらに、有名な欧米ブランド品の老舗が相次ぎ銀座などに支店をオープンしましたが、それらはいずれも賑わいを見せています。数万円、数十万円のバッグやアクセ
サリーなども「日本限定商品」などの謳い文句のもと、飛ぶように売れていると言われます。こうしたニュースを耳にし「本当に景気は悪いのか?」という思いがふっと頭をよぎったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勿論、消費意欲の高い方や裕福な方もいらっしゃるとは思います。しかし一方で、厳しい景気見通しの中で、将来に対する不安から(低金利にもかからず)貯蓄を一層重視すると同時に必要なもの、または本当に欲しいと思うものだけを厳選して買うという、より堅実な消費スタイルになったと見ることもできそうです。
このような経済情勢の下で売れるもの作りのヒントは、上述のような売れている商品の中に正に隠されているのだと思いますが、ある経営者の「人は『将来』も不安だが、『現在』の潤いも必要なんだ。それで(自分や家族の)心が満たされると思えるから、海外旅行や高級な車を人は高くても買うんだよ。」とのことばが、一部の高額な商品が売れている理由の一端を言い得ているように感じました。みな様はどのようにお思いでしょうか。
__IT通信_____________________________
「スピード」から「使い方」へ
パソコンを購入する際、そのパソコンに搭載されているCPU(中央演算処理装置)のスペック(例えば、ペンティアムいくつで、クロック数は何メガヘルツか)は商品を選定する上で従来とても大きな要素でした。
しかし、最近は少々様子が変わってきています。電子メール、ウェブ・サーフィン、ワープロ、表計算、デジタルカメラで撮影した画像の編集・保存といった程度の利用であれば、最新式のCPUでなくても十分なため、新しいパソコンに買い換えたり、高額なCPUにアップグレードを行うより、消費者は同じお金を、むしろメモリの増設や、CD−R、スキャナの増設、またはソフトウェアの購入等々に振り向ける傾向にあるようです。
パソコン購入の重点が「(処理)スピード」から「デザイン」へ、そして「周辺機器・ソフト」へとシフトしている一方で、現在インターネット接続サービスでは、ISDNからADSLへ、1.5Mから8M、12Mへ、そしてCATVや光ケーブルへとスピードアップのテンポが速いこともあり、「スピード」の速さがプロバイダ選択の大きな要素となっています。いずれは、重点が「コンテンツ」や利用できる「サービスの内容」へとシフトしていくものとは思われますが、最終的に「使い方」が重要な要素になっていくのは、当然のことと言えるかもしれません。 お読みいただきまして誠にありがとうございました。今後ともお引き立ての程どうぞよろしくお願い申し上げます。
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