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伝統の和紙を斬新な感性で表現するアーティスト
注目の和紙デザイナー、堀木エリ子さん
〜「シンシアリーレター」2002年夏号より
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↑和紙デザイナーの堀木エリ子さん
仕事にかける情熱、常に新しいものに挑戦していくチャレンジ精神。彼女の話し振りからそんな姿勢が節々に感じられます。それでいて日頃はとても気さくな一面もあり、彼女の生き方そのものに大変魅力を感じます。
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「京都の太秦で和紙のアトリエを開いている、私の顧問先の魅力的な女性経営者を紹介したいのですが、お会いしませんか?」
別ページでご紹介させていただいています税理士の岡田先生からこんなお話しをいただいた時、不覚にも私の頭によぎったのは、京都の観光客向けに和紙で作ったレターセットなどを販売しているお土産物屋さん的なイメージでした。
時代劇の撮影所として有名な太秦映画村に程近い、閑静な住宅地にそのアトリエは、ありました。和紙=レターセットという私のあまりにも貧困な発想を恥じつつ、そのアトリエで堀木さんの作品を拝見させていただくうちに、今までの和紙のイメージとは、まったく違った世界がそこに広がっていました。
2001年
「日本建築美術工芸協会賞」
受賞作品
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基本サイズ270×210センチという予想を超えた大きな和紙の作品の数々。さまざまなデザインで漉いた和紙を何枚も重ね合わせ、出来上がった作品にいろんな角度から光をあてると、同じ作品なのに違った絵柄が浮き上がる。まるで光のマジックにでもかかったような幻想的で優美な感覚に浸り、一流の芸術家の個展に訪れたときのような感動がありました。

↑N.Y.カーネギーホールでのヨーヨー・マ コンサート舞台美術セッティング風景。

堀木さんの作品は、一般家庭や会社の応接用、飲食店舗などのインテリアとしてもオーダーしていただくことができます。ご関心をお持ちの方がおられましたら、私または堀木さんのオフィスまで是非ご一報ください。
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堀木エリ子さんは、有名ホテルやレストラン・バーなどの商業空間や美術館その他の公共施設の壁面や天井などを構成する和紙作品を数多く手がけ、ここ数年の彼女の実績には目を見張るものがあります。
1999年には、世界的に有名なあのチェリストのヨーヨー・マから、ニューヨークのカーネギーホールで行われた彼のコンサートの舞台美術を託され、その成功に各方面から大きな評価と注目を集めました。
また、2001年に手がけた大阪府豊中市の修道院の壁面タピストリーの作品では、その年の建築空間の中でひとつだけ選ばれる「日本建築美術工芸協会賞」を受賞し、業界での確たる地位を築いていかれているようです。
最近では、テレビや雑誌に登場する機会も多く、業界人のみならず、一般の方への知名度も高まり、今後の更なる活躍が大いに期待される女性です。
伝統的な和紙工芸を伝承しつつ、革新的な技術と感性で近代建築空間に“安らぎ”を表現する和紙デザイナー。
そんな彼女の今後の新たな展開に期待を寄せつつ、陰ながら私も応援させていただきたいと思っています。
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