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「激変する生命保険業界」
〜キーストーン通信2006年夏号より〜
ここのところ、生命保険業界に大きな異変が起こりつつあります。
たぶん、このまま行くと数年先には、生命保険業界の勢力地図が、大きく塗り替えられるんじゃないだろうかと。
テレビや雑誌やインターネットを見たり、カード会社のDMを開いてみると、通販型の生命保険の広告が氾濫していますし、街角には店舗スタッフが接客対応する来店型保険ショップという形態がかなり定着してきたように思います。また、銀行でも預金者に向けて、すごい勢いで一時払い年金保険という名の生保商品が売られていますし、さらに来年中には、銀行ですべての生命保険商品が解禁になり窓口で販売できる時代がやってきます。
この流れは、一般消費者にとって歓迎すべきかどうか意見が分かれるところではありますが、選択肢が増えるということでは、一定の評価が得られると思います。
ただ、ひとつ言えることは、今までは、「どこの生命保険に入るか」という選択肢だったものが、これからは「どこから生命保険を購入するか」という選択肢があらたに加わったということを意味しており、まさしく生命保険業界の流通革命が起こっているのだと言えるのです。
生命保険会社を製造業にたとえると、今までは、製造する人と販売する人が同じだったのが、これからは製造する人が販売する人に商品を卸して、商品を消費者の手に届けるようになっていくのです。
そうなると、どうなるか?
今までの製造業の歴史がそうであったように、メーカー側で流通をコントロールできた時は作り手側の発想で商品開発をすれば良かったのが、途中に流通業(小売)が入ることによって、良い意味での自由競争の波にさらされ、本来の消費者本位の商品開発が進んでいく可能性が非常に高くなるのではないか。私はそう思っています。
激変する生命保険業界。
これからいよいよ楽しみな時代に入っていきますよ。
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