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2010年4月22日スーツは戦友
スタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美です。
もう10年ほど前、中小企業診断士の資格をとるべく
勉強していた時期がありました。
(結果は聞かないでくださいね…)
その時から、日経新聞を購読していて、
朝の電車では「日経新聞を読みながら通勤」という
おじさんそのものの行動パターンの私です。
で、購読を始めて以来ずっと大ファンのコーナーがあります。
とっても不定期な掲載なのですが…
イセタン(伊勢丹)メンズの広告
広告商品にまつわるショートエッセイなのですが、
これがオシャレでカッコイイ!
スタイリッシュで洗練されており、しかも奥深い。
「いつか、ああいう文章を書きたい」
それが私の目標でもあります。
今回は、少し前に掲載された広告の一部を抜粋して
ご紹介させていただきます。
『タイトル:衣替え心替え
熱と粘り気をようやく脱ぎ去った風に、
新しい匂いと色の変化を感じると、
私はある儀式を実行する。
ワードローブの扉を開き、訪れる季節を共にするスーツを眺める
(正確に言えば対話する)のである。
肩のラインを揃えた一群は、昨シーズン、世界経済を襲った衝撃と
したたかなまでの余波の中で、それでも胸を張り、
背筋を伸ばして乗り切ろうとする私を支えてくれたパートナー達。
どの一着も勝負服であり、長く記憶に刻まれる時間の伴奏者だ。
いずれも深みのある色調、正統のスタイル。
私は一着一着、そのしつらえを確かめていく。
どれもが私という一つの人格であり、
それぞれのディテールが私という個性の幅や奥行きを深めてくれる。
その感謝を指先に込めながら。
やがて隊列の中に手のひらを差込み、二着分ほどの隙間をつくる。
そして、心澄ますのだ。
ここにどんなニューカマー、次の私を望んでいるか、
彼らに問いかけながら。
(以下つづく… )』
男性にとってのスーツは、ある意味「戦友」なのかもしれません。
文中の
『肩のラインを揃えた一群は、
(中略)
長く記憶に刻まれる時間の伴奏者だ。』
の表現に、私はドキドキしてしまいます。
この人物が実在していたら、間違いなく惚れちゃうでしょうね…
(本文とは関係ありません)
最近お気に入りの本です。
アートディレクターやコピーライターというような
デザイン系の方の本が好きでよく読むのですが、
そういう方々の本ほど、装丁がシンプルで潔いです。