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2011年9月1日新聞の切り抜き(前編)
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美でございます。
9月1日は「防災の日」
私の遠い遠い記憶では、学校で避難訓練をやっていたと思うのですが、
はっきり言って真剣にやっていなかったです。
「こんなこと(火事とか)、私の身には起こるわけがない」と
本気で思っていました。
今となっては、「どこからそんな自信がくるんだ」とあきれますが、
子供なんてそんなものなのでしょうね。
というわけで、今月9月のテーマは「万が一」ということで
お届けいたします。
2011年、この言葉の重みが今までと全然違っている方も多いのではないでしょうか。
今回は(も)、なんとなく1番バッターに定着しつつある野田が務めてさせていただきます。
私が日本経済新聞の購読を始めたのは12年ぐらい前のこと。
中小企業診断士の勉強を始めた頃でした。
ある日のこと、私は1つの広告に魅せられてしまいました。
文章(ボディコピー)の美しさ、カッコ良さ。
言葉1つ1つをとても丁寧に大事に扱っているということを
人生で初めて感じたのもこの広告でした。
そこから想像したのは、「オトナの男の世界」。
私はこのお店に是非行きたい!と思いました。
ただし、条件付き。
「この広告の世界にピッタリあうような彼氏と一緒に」
(今だ実現せずですが(泣))
数ヵ月後。
またそのお店の広告が掲載されていました。
どう考えても同じ人が作ったとしか思えないそのボディコピーに
私はまた同じような衝撃を受けました。
「私もこんな文章が書ける人間になりたい。
どうしたらこんなにセンスのいい文章が書けるようになるんだろう…」
以降、この広告が掲載されるたび、私は切り抜きをしました。
中小企業診断士の勉強の役に立つような切り抜きは
一枚もありませんでしたが…(笑)
そして、私はとうとうメールを送りました。
送り先はその広告主である伊勢丹。
「日経新聞に掲載されている新宿メンズ館の広告が大好きです。
あれを作っているのはどういう方なのでしょうか?」
すぐに返ってきたメールには、
「広告代理店に製作をお願いしています。
創っている人は、様々な高級ブランドの広告を手がけている方です」
というようなことが書かれていました。
名前もわからないこの広告制作者について
私は色んな想像をしていましたが、
その人のことを知ることは永遠にないだろうと思っていました。
ところがある日突然、私は知ってしまったのです、
その人の名前を。
名作コピーを紹介する本を読んでいた時、
私の記憶に残っているボディーコピーが!
そしてそこに作者の名前が…
それが電通の角田誠氏であるということを知ったのは、昨年のこと。
私が伊勢丹にメールを送ってから実に10年以上の年月が
流れていました。
想像の中の人でしかなかった私の憧れの人の突然の登場。
(ちょっと大げさ(笑))。
私にとっては「万が一」の出会い。
ということで、このお話しは終わりなんだなと
思ったあなた!
そんなに簡単には終らないんですよ、実は…
ということで続きは9月のどこかで掲載します。
どうぞお楽しみに!