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【ライフナビ通信 第22号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
今日は、新聞記事の話から。
2週間ほど前の6月30日、日経新聞朝刊の1面に
2010年の国勢調査に関する記事が載っていました。
少子高齢化や、社会保障の財政問題が深刻であることを裏付ける
様々なデータが紹介されていましたが、
この記事のなかで私が特に注目したのは、
「医療・福祉」の就業者がこの5年で8.7%から
10.6%に増えているという調査報告でした。
今後さらに高齢者が増え、労働人口が減っていくなか
「医療・福祉」の就業者比率だけがどんどん増えていけば、
日本の経済はどうなっていくのでしょうか?
日本の高齢化と介護の問題を解決するには、海外からもっと多くの
「医療・福祉」従事者を受け入れることが急務なのかも知れません。
せっかく多くのインドネシアやフィリピンの人が、
介護士を目指して来日しているにもかかわらず、
漢字の筆記試験が難しいために試験に受からず本国に返されて
しまっている現状が、個人的には残念です。
いっそのこと、帰国した彼ら彼女らを海外で雇用し、
日本人向けにケアを行う施設を造って、日本人のロングステイを後押しするという
発想があっても良いのかも知れませんね。
それでは、今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
をどうぞ。
■アジア大陸最南の都市、マレーシア ジョホールバル。
私がこの地を初めて訪れたのは、昨年の12月。
シンガポールのチャンギ空港に降り立ち、タクシーを
乗り継いで走ること約1時間。
■「ようこそ。ジョホールバルへ」
深セン市の視察団として昨年10月に初めてジョホールバルに
訪れ、彼自身まだ2回目の訪問のはずの杉野氏が、すっかり
この地に馴染んでおり、明るく出迎えてくれました。
「お腹がすいたでしょう。まずは夕食に行きましょう」
■彼が連れて行ってくれたのは、地元のマレーシア料理のお店。
露店に円卓テーブルを無造作に並べてあるだけのマレーシアで
よくあるタイプのレストラン(?)でしたが、味はなかなかの美味。
海外に出ると「その国の食べ物が自分の口に合うかどうか」が
旅の満足度の多くを決めると言えなくもありませんが、
マレーシア料理は十分満足できるものでした。
■翌日、今回の目的地であるイスカンダル計画の新開発都市
ヌサジャヤ地区に向かいました。
我々が泊まった旧市街地からは、一般道で約30分程度かかりましたが、
来年にはここに高速道路が開通し、10分ちょっとでこの距離を行き来が
できるとのこと。
今後の発展が楽しみです。
■到着して驚いたのは、その広大な開発スケール。
最初に行ったのは、一番南のウォーターフロントのプテリハーバー。
既に高級ヨットハーバーができており、シャングリラホテル系列のリゾートホテルと
日本でおなじみのキャラクター「キティランド」の建設が着々と進められていました。
■また、その港から来る風を一身に受けるような形で新市庁舎と宮殿が
度胆を抜く景観で建てられており、来年には旧市街地の庁舎から
職員ごと移転してくるとのことでした。
今回の新都市開発には華僑系の人達が大いに関わっているので、
街の開発の多くは「風水の考え」に基づいて設計されているそうです。
■官庁街の奥にあるのが、金融特区のビジネス街メディニ地区。
その隣には、いくつかの欧米の大学誘致が決まっている
教育地区エデュシティも造成が進められていました。
■ちなみにマレーシアは旧イギリス領であった影響もあって、
国策として医療・教育にも非常に力を入れており、
世界水準からみても医療・教育共にとても高いレベルを保っています。
■そして、その教育地区にもほど近いエリアには
高級住宅地区の開発が進められており、欧米人を中心に
既に一部では居住が始まっています。
とてもクォリティの高い生活感を感じることが出来ました。
それがどんな様子かというと、
・・・
実はその詳細も書いていたのですが、
スタッフから「文章が長すぎます」とダメ出しがでました。
なので、最後にひと言だけ。
■「ここジョホールバルの新都市計画地区は、日本人にとっての
夢の生活が詰まっている」
医・食・住そして教育とビジネス、さらには物価の安さ。
リゾートライフとアーバンライフがほど良いバランスで両立し、
日本人のロングステイの候補地としても申し分ないのではないか。
私はそう感じています。
次回の【ライフナビ通信】では、今回お伝えできなかった内容も含め、
ジョホールバル新都市開発の夢のある将来像をさらに掘り下げて
お届けしたいと思います。
では、次回号をお楽しみに。
※石野の原稿にダメ出しをしたスタッフ野田より
「そこ、知りたいのに」と思われた皆さま、大変申し訳ございません。
でも、本当に長かったんです…
(本人の名誉のために申し添えますと、「伝えたい」という思いが
とっても強いからなんですけどね)
そして、「次号まで待てないよ」という方に朗報が!
後出コーナー「7月・8月・9月開催セミナーのご案内」を
是非ご確認ください!!
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◎【編集後記】
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個人的には、このマレーシアのジョホールバルという地は
行きつくべくして行き着いたという感すら持っています。
バリ島の不動産投資で大富豪になった兄貴の話から
始まり(メルマガバックナンバー第9・10・11号)、
フィリピンで日本人タウンの建設を夢見て、ついにその夢を
実現させた若きふたりの日本人経営者に出会い(第12・14号)、
香港では、世界のお金の常識が必ずしも日本人の常識とは
なっていない現実を日本人に知らせ、老後のための資産形成
の正攻法を伝えることをミッションとしている会社の存在を知り
(第15・16・17号)
その香港と目と鼻の先の距離にある中国深センで、凄まじい
ばかりの成長を目の当たりにしながらビジネスに取り組んで
いる前職の同僚との再会を果たし(第18・19・20号)、
その前職の同僚に導かれ、今ジョホールバルとシンガポール
にかなりの頻度で足を運んでいます。
私のなかでは、それ以外の北米、ハワイ、オーストラリアなどの
視察体験も踏まえ、いつ何時どんな形で見舞われるかもしれない
日本のカントリーリスクへの対処法についても、
どうしていけば良いかという判断基準が見えてきた感があります。
今後も私の国内・海外での体験をもとに、豊かなライフプランを
描けるナビゲート情報をお届けしていきたいと思っています。
皆さんからのご意見やご感想もお待ちしていますので、どうぞ
お気軽にこのメールに返信いただくか、弊社までご連絡ください。
※メルマガバックナンバーはこちらでお読みいただけます。
http://www.kanameishi.com/blog/mailmag/
2011年7月1日【第21号】マレーシアで展開される壮大な国家プロジェクトとは?
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【ライフナビ通信 第21号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【マレーシアで展開される壮大な国家プロジェクトとは?】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【マレーシアで展開される壮大な国家プロジェクトとは?】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
さて、先週の週末、東京で凄いセミナーを受講してきました。
このセミナー、私がこれまでに数々受けたセミナーのなかでも
かなり(もしかしたら一番)得心のいく内容でした。
もう10年近い付き合いになる、研修会社グレヒスを経営する
友人川井忠史さんから久しぶりにFacebookに案内が届き、
「人生をひっくり返すくらい、凄い内容です」と
絶賛していたので、彼の言葉に導かれての参加となりました。
「いやあ、確かにこれは凄い!」
2日間(実際は3日分の内容)のセミナー受講後、
率直にそう思いました。
何が凄いかというと、
「自分の思いが一瞬にして桁違いのレベルで叶えられる」
という実感が持てるものだったからです。
このセミナー、「シータヒーリング」という考え方に基づいた内容で、
脳波をシータ波にした状態で思いを描くというものだったのですが、
私にはとても理にかなったもののように思えました。
言うなれば、ヨガで瞑想状態に入っているような。
もしくは、僧侶が邪念を取り払うために“無”の境地に入って
行くような、そんな感じに近いのかも知れません。
また、私がこのセミナーのなかで一番気づきが大きかったことは、
「人は1日のうちに何万回という思考を巡らすが、多くの場合8割は
マイナスのイメージのもので、実はプラスの思考は2割程度である」
ということなのですが、
この「シータヒーリング」を重ねることで、2:8の法則の
プラスとマイナスのイメージバランスを変えることができ、
そうするだけでも、人生が激変するというくだりでした。
「世の経営者の多くは、成果を倍にしようとプラスイメージを倍に
するように努力しているが、実は2:8の法則で思考が縛られて
いると、負の遺産も倍になり結局自分の人生を疲弊させてしまう」
なるほど!
「思考のバランスを2:8から4:6に出来れば、同じ努力(時間)で
成果も倍になり、人生を楽に過ごすことができるのです」
なるほど!なるほど!
「これが、10:0の世界にまで到達すると、きっとキリストや仏陀の
境地に行けるのでしょうけど、人間には煩悩がまだまだ多くて・・・」
うーん、深~い話だなあ!
それ以来、事務所でも「シータヒーリング」の瞑想をしている機会が
多くなり、将来のプラスのイメージをしっかり持つようにしています。
というわけで、社員諸君!
わたしは、決して疲れ果てて居眠りしているのではありませんので。
念のため。
それでは、今日のテーマ
【マレーシアで展開される壮大な国家プロジェクトとは?】
をどうぞ。
■「マレーシアのジョホールバルという都市で、
きっとこれから何かが起こりそうですよ」
■昨年9月、私自身4度目の訪問となる深センでのこと。
杉野氏はプロジェクターにある資料を写し出し、
笑みを浮かべながら私にこう伝えました。
■杉野氏は、これからの期待感を表現するときに、
よくこの「何かが起こりそう」という言い方をします。
■赤道直下に位置する人口2,800万人の国。
面積は日本の90%程度で、年中温暖。
地震・津波・台風などの自然災害の心配はなく、
政権が安定しており治安も良い。
マレーシアの人はおだやかで人柄もよく、しかも親日的。
そんなマレーシアは、2006年以降ロングステイ希望滞在国の
NO1を続けています。※ロングステイ財団調べ
■「実は今、マレーシア最南の都市ジョホールバルで
大きなプロジェクトが進められています」
「そのプロジェクトの名は、イスカンダル計画」
・・・
そう切り出されても、なんと答えていいかわからなかった私は、
とりあえず杉野氏が写し出したプロジェクターのマレーシアの
地図を見ながら、
「そのマレーシアのジョホールバルと深センにいる杉野さんと
どういう関係があるんですかね?」
そう私が聞くと、杉野氏はすかさず答えました。
■「実は、深センとジョホールバルには大きな共通点があります」
・・・
■「深センは香港から車で小1時間程度の距離で、中国政府が1997年の
香港の中国返還を見越して、香港と深センの経済圏を一体化するため
都市開発を進めた街です」
「そうでしたね」
「一方、ジョホールバルはというと、シンガポールの中心地まで車で
小1時間の距離で、深センと香港との位置関係にそっくりなのです」
■地図を見ると確かにジョホールバルというマレーシア最南の都市は、
琵琶湖ほどの面積しかないシンガポールを半分飲み込んでいるかの
ような地形をしており、
ジョホールバルから海峡の橋を車で5分程度渡ると、
そこはもうシンガポール。
むしろ深センと香港の距離よりも近い感じです。
■「そのジョホールバルが、深センの都市開発計画をモデルにして、
イスカンダル計画という国家プロジェクトを2005年に立ち上げました」
「そして、深センは自らの成功体験をジョホールバルに提供すべく、
このプロジェクトをバックアップしているのです」
・・・
「実は来月、私は深セン市の視察団として、ジョホールバルに行くことに
なっています。面白い土産話があれば、また連絡させてもらいますね」
■そんなやり取りをして、私は深センから帰国の途についたのですが、
翌月に杉野氏から届いたメールを見て、私は即決しました。
「自分もこの目でプロジェクトを見に、マレーシアのジョホールバルに行こう!」
■そして、12月。
私は、キーストーンアライアンスメンバー2名と共に
ジョホールバルへ旅立ちました。
はたして、その結末は…
この続きは、次号【ライフナビ通信】にて
お話しさせていただきます。
どうぞ、お楽しみに。
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◎【編集後記】
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いやはや、なんというか。
このメルマガをお読みいただいている読者の方々は、
「仕事に直接関係あるかどうかわからないマレーシアに
なんでそんなに簡単に行こうと思えるのか?
訳が分からない…」
とお思いになられるかも知れませんね。
ただ、私はこの段階では、ある種の確信に近いものが
心の中にありました。
「我々日本人が、今後間違いなく向き合わないといけない
多くの問題解決の糸口が、ここマレーシアにあるのではないか」
ということを。
少子高齢化による老後の生き方や子供の教育の問題。
人口動態と経済成長との切っても切り離せない関連性。
待ったなしで解決しなければならない日本の財政問題と
社会保障の制度改革が、遅々として進まない現状。
日本人として、やり場のない問題を国内だけで解決しようと
思っても、もうどうにもならないところまで差し掛かっている。
そんな思いをここ数年来抱きながら、
海外視察にいそしんできたように思います。
そして巡り合ったマレーシア、ジョホールバルという土地。
私は、この半年間でもう既に5回ジョホールバルとシンガポールを
訪れていますが、行けばいくほど「ある種の夢」が広がっています。
その夢については、今後の【ライフナビ通信】でお伝えしていきたいと
思っていますが、ここでみなさんにご案内があります。
来る7月14日(木)福岡、16日(土)大阪、17日(日)東京で、
深センから杉野哲朗氏を迎え、
マレーシア、ジョホールバルのイスカンダル計画について、
夢のある話をセミナー及び懇親会でお伝えしたいと思います。