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    ■キーストーン通信
    相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
    執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。

    愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
    愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生

    杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
    ※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
     杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。



    ■ライフナビ通信
    事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
    2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。

投稿者別アーカイブ:キーストーン

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2012年9月3日【第53号】人生を変えるセルフイメージという魔法

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
【ライフナビ通信 第53号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年8月31日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【人生を変えるセルフイメージという魔法】
◎編集後記
☆______________________★

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◎今日のテーマ
【人生を変えるセルフイメージという魔法】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

前回のこのメルマガで、私が英会話教室に通うという話を
させていただきましたが、早速行ってまいりました。

先週、今週と既に2回。

先週は、最初の顔合わせということで、私の英会話力を
試す簡単なヒアリングと自己紹介をしたのですが・・・

以前よりお伝えしていたように私の英語力は、中学生程度と
自分では思っていましたが、先生曰く。

「石野さんの英語、中学生レベルなんかじゃないですよ。」

「えっ、ほんとですか?」

「TOEICでいうと500点くらいはいけてますね。いやいや600点
くらいはいけてるんじゃないですか。」

「あっ、あっ、そ、そうなんですか?」

「その気になって頑張れば、すぐにもっと上手に話せるように
なりますから。」

「はい、頑張ります!」

という訳で、根が単純な私は先生にすっかり乗せられて、
初回からやる気モードのスイッチが入り、楽しく英会話に
通わせてもらっています。

さて、今日はそんなやる気の源泉になる“セルフイメージ”に
ついての話題をお届けしたいと思います。

題して、
【人生を変えるセルフイメージという魔法】

それでは、どうぞ。

■実は最近、毎朝ひそかに楽しみにしていることがありまして。

それは何かと言いますと、日経新聞朝刊の最終ページに連載
されている「私の履歴書」というコラム。

今月は、五輪マラソン銀メダリストの君原健二さんが執筆されて
いるのですが、なんだかとっても共感できるところが多いです。

■君原さんの文書を読んでいると、とても控えめで、それでいて自分が
信じたことは曲げない、そんな性格のようにお見受けしました。

そのなかで、私が特に印象に残った話は、8月3日付で掲載された
セルフイメージがどれだけ人の人生に影響を与えるかを気付かせて
くれるものでした。

以下、少し君原さんの文章を引用させていただきます。

■「私はずっと、勉強も運動もできの悪いダメな人間だと思っていた。
常に恥を抱えその恥を少しでも小さくしたいと思いながら生きていた。」

そんな君原さんが中一の秋の持久走大会で男子200人中11番になった
ことから人生が大きく変わったようなのです。

「不思議でならなかった。どうして、ダメな人間である自分が、こんな
上位に入れたのか。変だぞ、と思った。ダメな人間にも、こういうことが
あるのだろうか。」

■これをきっかけに君原さんは友達から駅伝クラブに誘われ、気の弱い
性格ゆえ断れずに陸上の世界に足を踏み入れ、ついにはメキシコ五輪
で銀メダルを取ることになるのですから、人生というのはわかりませんね。

君原さんの場合、子供のころから中学1年生まで、セルフイメージは
とても低かった。

その「自分はできない人間なんだ。」という呪縛を解いた瞬間に人間の
可能性は大きく広がるのかも知れません。

■同じマラソンの高橋尚子選手も大学時代までは無名のランナーで、
小出監督という師匠に出逢い、「自分はやれる」というセルフイメージを
高めていくことで、見事シドニー五輪で金メダルを獲得。

人生、ちょっとしたきっかけで、今までいたステージから一気に何段階も
駆け上がることができた事例を探したら、それこそ枚挙に暇がありません。

そういえば、小学生や中学の頃、好きな先生から「〇〇さん、とても上手に
できましたね。」なんて褒めてもらうことで、その科目がいっぺんに好きに
なって得意科目になるという経験をした方も多いのではないでしょうか。

■そういう意味でいうと、人間はある種の“思い込み”や“勘違い”で、
人生をどんな風にでも変えていける動物であると言えるかも知れません。

“勘違い”と言えば、弊社でもいい意味の勘違い、いえいえセルフイメージを
高いレベルで維持することで人生を変えた人間がいます。

彼は今、取締役として、弊社のFP事業を引っ張っていってくれています。

■彼の名は、原田信一。

数年前に老舗のホテルのマネージャーからソニー生命に転職。

フルコミッションの過酷な世界に自分の人生と夢をかけて敢えて挑戦した
のですが、最初の数年間はまったく成果が出ませんでした。

■成果が出ないどころか、なかなか契約をもらうことができないので、
給料も最低水準のままで、ついには上司から退職勧告までもらう始末。

それでも、彼はあきらめずにただひたすら自分を信じ、自分の心と向き
合い、セルフイメージだけは高いレベルを保っていたようです。

「自分は、お客様の人生に貢献するに値する人間だ」と。

■そんな彼が、あるきっかけから業績が反転、契約件数が増え始め、
今では生命保険業界のトップセールスの証であるMDRTの仲間入りを
しています。

彼は、それでも飽き足らず、この2年間はMDRTの基準の3倍の資格
であるCOTの水準を達成。

今年は、さらにその上の基準を目標にして、日夜頑張っています。

■原田の身に何が起こって、これだけの劇的ビフォーアフターが成し
遂げられたのかは、直接本人に聞くしかありませんが、間違いなく
彼を支え続けているのは、セルフイメージの世界。

それが、“勘違い”であろうと“思い込み”であろうと、揺るぎのない
レベルまでセルフイメージを高めることで、不可能という心の壁が
取り払われる効果は絶大だということを彼は実証してくれています。

以上、後半は内輪話になってしまいましたが、今回はセルフイメージ
についての話題に触れてみました。

また、機会があれば続きの話をさせていただきたいと思います。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
========================

セルフイメージを高める大きな要因は、自分の心の中からの
内発的なものと、他者からの働き掛けによる外発的なものが
あるようです。

外発的要因で言うと、いわゆる先生・上司や親などからの
「いいね」とか「よくやっているね」という承認の言葉や
“褒め言葉”が一番効果が高いとされています。

私自身、親であり経営者という立場で、子供や社員を認め、
褒めるという意識を持って、接しようと常々考えているつもり
なのですが、心と行動が裏腹になることもしばしば。

認め、褒めようと思う心のそばから、「まだまだ」とかダメだし
の言葉が思わず口をついて出てしまい、あとから反省させ
られる場面が、恥ずかしながらいまだ多く、困ったものです。

ただ、その言葉の真意は、相手に対する期待値であったり、
目線(基準)の違いからくるものが多く、そこをどううまく伝え
られるかが、指導者には求められるのですね。

まだまだ親として、経営者として、修行が足らんと感じつつ、
内省の意味も含め、このメルマガを書いている次第です。

By キーストーン | 公開日:2012年9月3日| パーマリンク

2012年9月7日【第54号】今の時代の“資産移転”というキーワード

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【ライフナビ通信 第54号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年9月7日>

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目次
◎今日のテーマ
【今の時代の“資産移転”というキーワード】
◎編集後記
☆______________________★

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◎今日のテーマ
【今の時代の“資産移転”というキーワード】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

先週の日曜日、弊社セミナールームにて、かねてより弊社と
交流のあるカイナハレ・ハワイの三田社長による「夢のハワイ
不動産購入セミナー」を開催いたしました。

今回セミナーに参加された方々は、20代から50代までの男女
半々くらいの比率でしたが、みなさん三田社長の話を食い入る
ように真剣に聞かれていました。

ほとんどの方は、既にハワイに何度か行かれているご様子で
セミナーでの質問の内容もかなり具体的なものが多かったです。

海外で不動産を購入したり維持する時にかかる税金のことや
それを賃貸に出した時の利回りなど、「夢のハワイ」を現実的に
考えている方も結構いらっしゃるものですね。

もともと弊社は、そういう方々の夢を実現するためのお手伝いを
させていただく会社だと考えていますので、今後も何がしかの形で受講者
の方々とも関わっていきたいと思っています。

一般的には、ハワイというと海外旅行で「行くところ」という感覚が
ありましたが、これからはハワイを投資先や「住むところ」として
考える人がますます増えてくるかもしれませんね。

さて、今回はそんな将来の夢を現実のものとしようと考えている
人たちが、関心を持たれるような話題をお届けしたいと思います。

題して、
【今の時代の“資産移転”というキーワード】

それでは、どうぞ。

■最近、お客様とファイナンシャルプランの相談をさせていただいて、
私自身大きなテーマとして考えるようになったキーワードがあります。

それは何かと言いますと、ズバリ“資産移転”。

これは、特に今の日本の状況や税制のことを考えると、より注意深く
見ていく必要があるように感じるテーマです。

■上記のハワイの不動産購入にしても、国内の資産を海外にそれも
不動産に移転することを意味しますし、雑誌の特集などでも海外へ
“資産移転”するという記事をよく見かけるようになりました。

雑誌の特集などで海外に日本人の資産が逃げているという記事を
見るにつけ、この国でも自分の資産は自分で守らないといけない
時代に既に入ったという印象を持たずにはおれません。

その背景には、日本の財政問題があり、赤字国債発行額(つまり借金)
が税収額(実質収入)を上回るという異常な国家予算を組み続けている
ことへの不安の表れであるような気がします。

■世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務めた経験のある
藤巻健史氏の近著「日本大沈没」では、かなり辛辣に日本の財政危機
について、触れています。

藤巻氏の言葉を借りると、日本は将来財政破綻かハイパーインフレに
なるリスクが高く、一旦日本は大混乱に陥るが、その後復興を遂げるで
あろうと大胆な予測をしています。

藤巻氏の予想が当たるか当たらないかは別にして、日本の財政リスクが
高まっているという事実を事実として受け止めるとするならば、何がしかの
手立てを講ずる必要があるのではないかと私も考えています。

■では、その具体的な方策は何かということになりますが、その一つが
海外への“資産移転”ということになるかも知れません。

ただし、上記のように海外で不動産を購入するとかロングステイや移住に
関心があるという人でない限り、海外への“資産移転”というのは、現実的
に捉えることは少しハードルが高いようにも思います。

海外に資産を持つということは、海外税務や日本の税務についても勉強
する必要が出てきますし、日本人の場合言葉の問題もあり、越えないと
いけない壁がいくつかあるように感じます。

■海外への“資産移転”については、藤巻氏は「やり過ぎ」と言及したうえで
別の方策について触れています。

その方策というのが、日本国内での外貨資産への“資産移転”。

実はこの方策については、私も藤巻氏と同じような考えを持って、最近の
FP相談では、全資産のうちのある程度の資産を外貨建てのものにされては
という提案をする場面が多くなってきています。

■今、日本の円は空前の円高基調。

この円高がいつまで続くか、いくらまで円高になるのかについては、
誰も分かりません。

ただ、少なくとも言えることは、将来この円高がこれ以上進む可能性と
ある時期から円の価値が反転して円安になる可能性のどちらが高いか?

■いや、それ以上に藤巻氏が言っているように、将来日本の財政リスクが
より鮮明になった場合、ハイパーインフレに陥る可能性があり、円の価値が
暴落することも念頭に置いておく必要があるのではないかということです。

財政破綻だ、ハイパーインフレだ、と不安を煽るような表現をしてしまって恐縮
ですが、これからの時代は何が起こっても不思議ではないことも考えつつ、
まさかのことに備えて、資産分散を進めておくべきだと思います。

では、資産分散をする通貨や金融商品は何がいいかと言うことになりますが、
これは一般的には世界の基軸通貨とされる米ドル建てのもので、比較的
安全確実な金融商品が良いのではないかと個人的には考えています。

■また、外貨建ての金融商品は日本国内の円建てによる金融商品と比べて
利回りが全般的に有利で、5年10年のスパンで考えると資産運用としての魅力
もあったりします。

超低金利の時代にあって、少しでも有利な資産運用も考えておきたいものです。

特に今後、公的年金の受給額が少子高齢化の流れで減額されることも予想
しつつ、資産設計については、早い段階から準備をしておく必要をFPとして、
特に感じています。

■我々FPの仕事は、突き詰めていくと「日本人の老後を明るくする!」ことが
今後の中心業務になっていくようにも思います。

今回は、“資産移転”というテーマで、ファイナンシャルプランを考えてみましたが、
今後も様々な視点から人生とお金について、考えていきたいと思っております。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
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今回の“資産移転”というテーマ。

実は、私は個人的にもう一つの観点から“資産移転”をすすめる
べきではないか?というふうに思っていることがあります。

それは何かというと、世代間の“資産移転”。

つまり、親から子へ、そして孫へという形で生前に資産を受け継いで
いくという考え方。

世代間の資産移転というと、資産家の方の相続対策というイメージを
持たれるかも知れませんが、これからの時代一般家庭でも少し考え
ても良いのではと思っています。

現在、1,500兆円あるとされる個人金融資産のうち、60歳以上の方で
占める割合は約60%あるとされています。

この多くの資産が、老後の不安を抱えながら、消費に回らず眠ったまま
相続を迎えるとしたら?

平成23年度の税制大綱で、政府は相続税の実質増税の方針を明ら
かにしています。

また、一方で住宅取得の税制優遇に絡めた親から子への贈与の優遇
措置などで、国は消費促進をはかり、経済の活性化にもつなげたい
考えでもあります。

自分の人生のゴール(死に時)がわかっていれば、お金をどれくらい貯めて、
どう使い切るかということも明確に出来るんですが、こればっかりはなかなか
思い通りにはいかないもので、難しいですね。

By キーストーン | 公開日:2012年9月7日| パーマリンク

2012年9月21日【第55号】2014年までにお金持ちになりなさい

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【ライフナビ通信 第55号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年9月21日>

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目次
◎今日のテーマ
【2014年までにお金持ちになりなさい】
◎編集後記
☆______________________★

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◎今日のテーマ
【2014年までにお金持ちになりなさい】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

先日、いくつか取っているメルマガを見ていると、とても
興味深いセミナーの案内があったので、これはと思い
東京まで行って受講してきました。

テーマは、『これから3年、飛躍する人の条件』
  ~2014年までにお金持ちになりなさい~

私が、ここ10年来、注目している経営コンサルタントの
神田昌典氏が企画・主催するセミナーで、テーマと案内文
にそそられて、思わず申込みをしてしまいました。

このセミナー、何がすごいかと言うと講師の顔触れがとても
ユニークでかつ豪華だったこと。

セミナーは3部構成で、現状の時代認識と経営のパートを
神田昌典氏自身が担当。

金融・投資についてのパートを神田氏が師と仰ぐ国際金融
コンサルタントの菅下清廣氏が、そして政治リーダーシップ
のパートをみんなの党党首の渡辺喜美氏が担当。

それぞれの講師、人並み外れた実践をしてこられた方々だけ
に内容にも深みがあり、とても考えさせられるセミナーでした。

ということで、今回はそのセミナーの中身について、
少し触れてみたいと思います。

題して、
【2014年までにお金持ちになりなさい】

それでは、どうぞ。

■『これから3年、飛躍する人の条件』
~2014年までにお金持ちになりなさい~

セミナーの冒頭、神田昌典氏は期間をこの3年間に
区切っている意味を説明してくれました。

神田氏によると、この3年間で世の中が劇的に変化する
混乱の時期を迎える可能性が高く、だからこそこの3年は
逆に大きなチャンスになる可能性もあるとのこと。

■神田昌典氏と言えば、一部の中小企業経営者の間では
カリスマ経営コンサルタントとして有名で、数多くの講演や
セミナーでも人気を博し、著書も多数出版されています。

特に最近の著書では、世の中の流れが約70年周期で巡って
いるという説を展開しており、今の日本は明治維新、第2次
世界大戦時に匹敵する混乱の時期を迎えているとの認識を
示し、読者から大きな反響がありました。

確かに今の時代を大きな局面でとらえると、昨年の震災や
政治・経済の混乱、最近の周辺国との領土問題の広がり
など、時代が大きく動き出しているようにも感じます。

■なんだか混乱の時代を迎えるというと、かなり心配な状況に
なりつつあるように思いがちですが、過去の歴史や世界の動き
を注意深く見ていくとその処方箋がきっとわかるはず。

今回のセミナーでは、その糸口を事業経営、金融・投資、政治・
リーダーシップの側面から見ていこうという試みを主催者である
神田氏がしているように感じ取れました。

そこで私が特に大きな関心を持ったのが、国際金融コンサル
タントの菅下清廣氏の講演の内容でした。

■菅下氏は、神田氏をはじめ渡辺喜美氏などの政治・財界人や
各界有名人との交友があり、それらの人達から投資の指南役と
しても大きな信頼を寄せられているそうです。

また、世界的な経済・金融の動きはもとより、世界で起こっている
ことを潮流としてつかむ情報分析も的確で、多くの要人が菅下氏の
発言に注目しているのだそうです。

今回、菅下氏の講演のテーマは、
「2012-2015 新しい富の築き方」という内容。

■菅下氏も神田氏同様、現状の時代認識として向こう2~3年が
時代の大きな変換期と捉えているようです。

そして、この2・3年間でツキのある人(お金持ち)とない人(貧乏人)
が、より明確に分かれるだろうと大胆に予測されていました。

では、この2・3年間でツキを呼び込むために何をすればいいのか?
菅下氏は、新しい富をつくるための⑩の法則として、それぞれ説明を
してくれましたが、ここではいくつかを抜粋して紹介させていただきます。

■その① 幸運を呼び込むよう心がける。
そのために、日々心意気を良くし、常に感謝の気持ちを持つ。

その② 歴史や賢人に学ぶ。
歴史を知ることで未来を予測する力をつけ、賢人の思考法を真似る。

その③ 自分より優れた人と付き合う。
そのために、謙虚な気持ち、人の役に立つという気持ちを持つ。

■その⑥ 人生では逆境における楽観(前向き)、順境における淡然(感謝)
得意淡然、失意泰然

その⑨ 健康管理と時間管理
早起き、食生活、気分転換など良い生活習慣を持つ
→毎日の時間の積み重ねで自分の人生が決まる。

その⑩ お金持ちになって幸福な人生を送るための方程式。
人脈+情報/健康管理+時間管理
健康と時間の管理、セルフコントロールに成功し周囲にハイグレード、
トップクラスの人脈と情報が集まれば、限りなくお金持ちと幸福のゾーン
に近づく。

■これらの言葉は、どれも人生訓のようであり、いつの時代でも
より良く生きるためのコツのようなものではありますが、逆に言うと
成功している人がみんな実践していることだと改めて感じました。

また、これらのことは、心の持ち様とちょっとした努力の積み重ねで
誰にでも出来ることかもしれません。

また、投資についての具体的な方策も菅下氏が説明してくれました
ので、以下同様に抜粋でご紹介させていただきます。

■デフレの国 日本の投資家はどうすればいい?
≪グローバル型投資≫
①デフレの国からインフレの国に投資する

②強い通貨から弱い通貨に投資する

③人口増大国に投資する

≪ハイリスクハイリターン型投資≫
①外貨建高金利国債、ファンドに投資する

③金(ゴールド)、コモデティに投資する

④外貨建貯金や特典付き貯金に預ける

■これらの具体策は、これまでのメルマガで私がお伝え
してきたことに符合する部分もあるように思います。

詳細の解説は長文になってしまいますので、ここではお伝え出来ませんが、
気になる方がいらっしゃいましたら、個別に石野までご連絡ください。

以上、今日は先日受講したセミナーの抜粋を纏めたような形と
なりましたが、何かを感じて頂けたら幸いです。

では、本日はこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
========================

今日の本文では、菅下氏の講演内容が中心となりましたが、
最後に演壇に立った渡辺喜美氏の講演も面白かったです。

日頃、テレビでしかお目にかかることができない国会議員の
先生が目の前で実際に話をしてくれた臨場感と言いますか。

政局が揺れているさなかで、維新の会との連携を模索する
みんなの党の渡辺党首の奮闘ぶりや党内の人をまとめて
いく難しさなど、原寸大の人物像を垣間見ることができました。

混乱期の日本をどう変えていくのか?

この問いに対する答えは、今の時代はやはり政治で変える
しかないというところに行きつきますね。

日本の政治をあきらめずに日頃から政治家の発言に注意を
払いながら、我々有権者にできることをしっかり考えていく
必要があることを改めて感じました。

By キーストーン | 公開日:2012年9月21日| パーマリンク

2012年10月5日【第56号】ホノルルマラソン初参加を決めて気付いたこと 

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【ライフナビ通信 第56号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年10月5日>

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目次
◎今日のテーマ
【ホノルルマラソン初参加を決めて気付いたこと】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【ホノルルマラソン初参加を決めて気付いたこと】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

10月に入り、今年もあと3ヶ月。

そろそろ今年の総決算の時期に差し掛かりましたね。

思えば、今年の年初に立てた目標の数々。

個人的には、達成しつつあるものもあり、まだまだ形に
なっていないものもあり。

そんな中で、具体的な目標を立てていたにもかかわらず、
未だアクションを起こしていなかったものがありました。

それが、ホノルルマラソン初参加の申込み。

年初からホノルル目指して、早朝ジョギングを始めては
3日坊主の繰り返しで、この夏あたりまでなかなか本腰を
入れるまでには至りませんでした。

それが、お盆の時期に行ったシンガポール出張の際、ふと
思い立ってランニングシューズとシャツとパンツを購入。

時間があいた夕方と早朝にジョギングを始めたのですが、
それが習慣として続いており、やっと決心がつきました。

先週末、旅行代理店に駆け込んでツアーの申込みをして
きましたが、今のところキャンセル待ちの状態。

まあ、行くと決めたからには、なんとしてでも行ってやろうと
思っているので、どうにかなるだろうと高をくくっています。

そんな私が、ここ数週間の早朝ジョギングをして感じたことを
今回は題材にしてみたいと思います。

題して、
【ホノルルマラソン初参加を決めて気付いたこと】

それでは、どうぞ。

■この夏までは、気が向いた時に気の向くまま走っていた
ジョギングだったのですが。

盆以降のジョギングは、まったく質の違った内容になって
きているのに気づきました。

何が大きく違ってきたのか?

■まずは、少なくとも途中でくたびれたからと言って、決して
歩くことがなくなったこと。

以前のジョギングは途中で苦しくなってくると、「まあ、いいか」
とついつい歩いてしまい、ジョギングのつもりがいつの間にか
散歩に変わることもしばしば。

今では、自分なりに走るコースも距離別に決めて、タイムを
計りながら走っているので、モチベーションが全然違います。

■最近は、近くの河原のジョギングコースを走るようにしている
のですが、これが結構気分よく走れている理由かも知れません。

特に休日は、河川敷で多くの人がランニングやサイクリング、
少年サッカーや野球などをしており、みんなの頑張っている姿を
見ると自分も頑張ろうという気にさせてくれるから不思議です。

それに河原の空気や風を感じ、風景を楽しみながら走っていると
爽快感も味わえますし、ストレス発散効果もあるようです。

■そして、このジョギングコースを走って、特に良いなと思うのは
200メートルごとに距離の標識(マイルストーン)が立っていること。

この標識があることで、自分が走っているペースがわかり、この
ペースでいけば、1キロ何分で走れるか、42.195キロをどれ
くらいのタイムで走れそうなのか大まかな目安がわかりました。

今の自分のペースでいくと、200メートルを1分半程度、つまり
時速8キロ程度の走りであれば、無理なく走り続けられるだろうと
まずは最初のペース設定ができたわけです。

■時速8キロのペースで42.195キロが走れたとすると、かかる
時間はおよそ5時間20分足らず。

でも、途中でひざや足首など痛めることなど想定すると、そこから
一気にペースダウンすることもあるだろうから、とりあえずマラソン
初挑戦の目標は6時間を切って完走を目指すこととしました。

でも、人間は目標ができると全然感覚が変わるものですね。

■決して高い目標ではありませんが、ホノルルマラソンを6時間を切って
ゴールする自分の姿をイメージすると、早朝のランニングもむしろ楽しく
感じれるようになりましたし、走る距離もだんだん長くなってきています。

最初の頃は、6キロ程度のランニングだったのが、8キロ、10キロと
少しずつ伸ばしていき、今では12キロの距離が走れるようになりました。

12月9日のホノルルマラソンまで、あと約2ヶ月。
それまでに時速8キロのペースで30キロの距離までは、走る経験をして
おきたいと考えています。

■また、お客様にライフプランの相談をさせていただき、資産形成の
お手伝いをさせていただく我々の仕事というのは、考えてみれば今回の
マラソンの行程に似ているな。

ふと、そんな思いが頭をよぎりました。

お客様にご自身のファイナンシャルプランについて考えてもらい、それ
ぞれの目的(使途)に応じた目標(資産形成額)を設定し、具体的な
方策を検討し、その方策を実行に移す。

■ただ、ここで一番大事なことは、まずはやるということを決めること。

私の場合、ホノルルマラソンに参加したいなあという段階では、具体的な
目標(何時間で完走するか)も不明確だったので、トレーニングにも身が
入りませんでしたが、ホノルルに行くと決めたとたんにすべてが変わった
ような気がします。

漠然とした中では、漠然としかことは進みませんが、明確な意志と
目標があれば、行動が変わり、結果が自ずと変わってくる。

■と、偉そうなことを書いてしまいましたが、ホノルルマラソンはまだ
2ヶ月も先の話。

果たして、12月に無事ホノルルにたどり着くことができ、マラソン初挑戦で
6時間を切って完走できましたという報告をこのメルマガでさせていただく
ことができるのか。

その報告は、12月のこの【ライフナビ通信】でさせていただきます。

■今日は、これから東京へ出張に行ってきます。

出張鞄にランニングシューズとシャツとパンツを忍ばせて。

皇居近くのホテルに泊まり、今流行りの皇居ランを体験してこようと
思ってます。

やっぱり私は相当のミーハー人間のようですね。

では、本日はこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
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今回は、ホノルルマラソン初参加について、奇しくも公言する
形になりましたが、マラソンで完走するためにトレーニングも
大事ですが、一方で心配なことがあります。

それは何かというと、ホノルルを前にしてトレーニングの段階で
身体が故障してしまわないかということ。

実は、既に左足のアキレス腱とひざ、股関節が日頃の不摂生と
歳のせいもあって、悲鳴をあげている状態になっています。

先日、アキレス腱とひざを守るサポーターを買おうとスポーツ
専門店に行ってきたのですが、やはり専門家の意見は参考に
なりますね。

その専門店は、マラソン経験者も数多くおり、ユーザー視点で
相談に乗ってくれるので、とても頼れる存在に感じました。

結果的にアキレス腱のサポーターと下半身全体と適度にサポート
してくれるスパッツを勧めてもらい購入。

夏の暑いさなか、男性も女性もこのスパッツ姿で走っている姿を
見かけましたが、その理由がよくわかりました。

長時間ランニングをしていても、ひざや下半身を保護する形で
疲れにくく、ひざの痛みも和らぎ快適です。

20代30代の若いときは、体力勝負で少々の無理もきいていま
したが、これからは体と相談しながら無理せず、現状維持の
発想も大事なんだと感じ始めている今日この頃です。

By キーストーン | 公開日:2012年10月5日| パーマリンク

2012年10月31日【第57号】お客様から多くのメッセージをいただいて

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【ライフナビ通信 第57号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年10月19日>

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目次
◎今日のテーマ
【お客様から多くのメッセージをいただいて】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【お客様から多くのメッセージをいただいて】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

このメルマガをご覧のみなさんは、先週唐突に私から
送らせてもらったメールを見て、「おやっ?」と思われた
方も多いかも知れませんね。

「もれなく当たる」プレゼント付きキャンペーンのご案内♪
というメールです。

弊社では、毎年この時期にお客様に日頃のご愛顧への
感謝の気持ちを込めて、プレゼント付きキャンペーンを
実施しています。

応募いただいた方全員に卓上カレンダーを、抽選で50名の
方に石川県加賀市の老舗料亭「山ぎし」の特製鴨ロース煮
を今年はプレゼントさせていただくことにいたしました。

キャンペーンの趣旨は、あくまでお世話になっている皆様に
感謝の気持ちをお伝えする機会をもつことと、お客様のご関心事
について聞かせていただき、今後の仕事につなげていくこと。

今回は、メールでの案内効果も大きかったのか、おかげさまで
例年を大幅に上回るペースで、キャンペーンのご応募をいただ
いています。

まだ、ご応募されていない方は、どなたでもキャンペーン対象
ですので、お気軽にご応募下さい。

キャンペーンのご応募はこちらから↓
PC: https://www.kanameishi.com/campaign/201210/
携帯:http://www.kanameishi.com/m/campaign/201210/

さて、そんな中、キャンペーンにご応募いただいた多くの方々
からとてもうれしいメッセージをいただいています。

今回は、そんな多くの方々のご厚意に支えられて、ここまで
やってこられた感謝の気持ちとともに、メッセージの一部を
ご紹介させていただきたいと思います。

ということで、本日のテーマ
【お客様から多くのメッセージをいただいて】

をお届けいたします。
それではどうぞ。

■思えば、今から13年前。当時、ソニー生命のライフプランナー
だった私が、生命保険営業を始めて2年がたった頃。

これまで、ご縁をいただいた方々にあとあとフォローさせていただく
ためにどんなことをすればいいのか?

考えた末に始めたのが年4回、手作りのニュースレターを発行する
ことでした。

■そのニュースレター、最初は「シンシアリーレター」という表題で、
そして「キーストーン通信」、その後「キーストーン百年シナリオ通信」と
名をかえて、おかげさまで今まで13年間続いてきました。

また、2年前の10月から即時に情報発信できて何かあったら気軽に
返信してもらえる媒体として、このメルマガ「ライフナビ通信」を
毎月1・3・5週の金曜日に配信させていただいております。

どちらの媒体も、基本的にお伝えしたいと思っていることは同じ。

■ご縁をいただいた方々に豊かで幸せな人生を送るヒントを何か
お伝えできないか。

そして、ご縁をいただいたみなさまと末永いお付き合いをさせて
いただくために、人生の伴走者としてしっかりフォローさせていた
だきたいという思いを伝え続けていくこと。

ただ、その思いが受け手の方々には、どのように受け止められて
いるのかは、皆様の声をお聴かせいただくしか手立てはありません。

■今回のキャンペーンを実施するにあたって、できれば皆様から
我々FPに対しての率直な思いを聞かせてもらえればと思っていました。

そして、続々届いたキャンペーン応募のなかの弊社FPへのメッセージ
の数々。

スタッフ全員が、メッセージひとつひとつに目を通し、この仕事をやって
いる意義を共有し、また責任についてもひしひしと感じているところです。

以下、それぞれのFPへの代表的なメッセージ(公開可のもの)を一つ
ずつご紹介させていただきます。

■三佐々川へのメッセージ
先日、保険のご相談をさせていただいた際、非常に親身になって
一緒に検討をしてくれました。当方の金銭事情等も配慮していただき、
なるべく安価な保険、なおかつ保障内容も充実している保険を選んで
いただき感謝しています。(中略)
保険のご相談、今後の人生設計について、信頼して相談できる方を
見つけたな、という気分です。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
(20代/男性/会社員のT様)

■森本へのメッセージ
公正中立な立場からのご意見を毎度聞かせてもらうことができて
助かっています。また個人の(FPさん)知識量もすばらしく、とても
頼りがいがあり、全幅の信頼をおいています。
(30代/男性/会社員のF様)

■原田へのメッセージ
原田さんには熱心に、懇切丁寧に説明いただき感謝しております。
原田さんに相談後、大きくライフステージが変わりました。定年までの
10年間をしっかりとしたチャートに基づいて生活設計をしたいと思います。
今後もよろしくお願いします。職種(昇任)が再びありそうなのでまた
ご相談いたしたく思っております。よろしくお願いします。
(50代/男性/公務員のK様)

■石野へのメッセージ
石野さん ご無沙汰しております。会社を退職してから12年が過ぎました。
今では在籍中より新境地で携わった仕事、出来事、出会った人が宝と
なっています。また、時間的余裕から、すきな登山(日帰り登山が主体)
に行っています。写真も好きなので一石二鳥の趣味です。
ところで、石野さんの健闘ぶりがメールによく表れています。あの馬力の
発生源はどこにあるのかと思っています。体調管理は万全と察ししており
ますが、油断しないでください。元気な石野さんでずーっといてください。
メールマガジンも百年シナリオも楽しみにしております。題材に大変と
想像していますが、余計な心配でしょうね。
スタッフみなさん 羽を伸ばして頑張ってください。
(60代/男性/N様)

■いずれのメッセージも我々にとっては、かけがえのない有難いもの
ばかりで、スタッフ一同感謝に絶えません。

他にも多くの方々よりメッセージをいただいておりますが、すべてを
ここでご案内することはできませんので、順次弊社ホームページの
「お客様の声」のページにアップさせていただくようにしております。

集計から掲載まで多少時間がかかっておりますので、直近で届いた
一部メッセージについては、掲載できていないものもありますので、
その点ご容赦ください。

よろしければ下記からご覧いただけますので、お時間の許す範囲で
ご一読いただければ幸いです。

「お客様の声」のページ

http://www.kanameishi.com/voice/

なお、キャンペーンは、12月10日(月)まで実施していますので、
皆様のご応募・メッセージもあわせてお待ちしております。

キャンペーンのご応募はこちらから↓
PC: https://www.kanameishi.com/campaign/201210/
携帯:http://www.kanameishi.com/m/campaign/201210/

今回は、弊社キャンペーンの中間報告のような形になりましたが、
今後も皆様の期待に添うべく、より一層精進して参りたいと思って
おりますので、皆様の忌憚のないお声をお聞かせいただければ
幸いです。

では、本日のところはこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
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前回のメルマガで書いたホノルルマラソンへの参加表明
でしたが、いきなり雲行きがあやしくなってしまいました。

先々週、東京出張の際の皇居ランで張り切り過ぎたせいで
左足首のアキレス腱と右ひざに痛みが走り、今は通常の
歩行にも支障が出る始末。

皇居の周回コースは1周約5キロで、それを2周したのですが、
はっきり言ってオーバーペースが原因でした。

いつものペースを守っていればよかったのですが、まわりの
健脚ランナーの人達と走っていると、ついつい対抗心が出て
しまい、走り終える頃には足にかなりの違和感が出ていました。

日頃お客様と資産形成のご相談をするときには、私自身が
よく言っていることなんですが・・・

「計画的に貯蓄するのは、収支のバランスを考えて適正な
目標を持って、無理なくコツコツ続けるのが大事ですよ」と
いうことを。

まあ、今の私にできることは、身体のことを考えながら、休養
することも含め、トレーニングの計画を立て直すことをしないと
いけませんね。

まずは、ホノルルのスタートラインに立てることを目標として。

By キーストーン | 公開日:2012年10月31日| パーマリンク

2012年11月2日【第58号】人生の集大成として相続を考える 

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【ライフナビ通信 第58号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【人生の集大成として相続を考える】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【人生の集大成として相続を考える】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

今日は、ちょっと「相続」についてのお話をさせていただこうと
思っています。

今年に入って、私の中心業務のひとつに「相続・事業承継」を
据えていたのですが、ここのところ「相続」についてのご相談を
いただくケースが目立って増えてきました。

高度成長期にこの国を背負って立ってくれた年代もそろそろ
リタイアを迎える時期に差し掛かり。

親世代が自分の資産や事業を次の世代にどう引き継ぐか、
または子世代がそれをどう受け継ぐかということを考える人が
とても多くなってきているようです。

相続と言うと、多くの人が他人ごとのように思われるかも知れ
ませんが、これからはしっかり考えておく必要がありそうです。

今回は、そんな私がいくつかの事案を対応させていただいて、
実際に行っていることについて、少し触れてみたいと思います。

題して、
【人生の集大成として相続を考える】

それではどうぞ。

■「相続」というと、資産が数億円以上あるお金持ちだけの話と
思っていませんか?

実は、私もこの仕事に就くまでは、いやつい数年前までは、
そんな風に考えていました。

しかし、高齢化が進む今の時代、相続はとても身近な問題になって
きているように感じます。

■ある調査によると、相続がいわゆる親族間で争族に発展している
ケースで興味深い結果がでていたそうです。

通常、相続問題が法廷で争われるケースというのは、それなりの
財産額でもめていると思われがちですが、実は約3割程度は相続税が
かからない程度の案件なのだそうです。

相続と言うのは、金銭面の問題ももちろんあるでしょうが、感情面の
もつれから生ずる問題もケアする必要があるのですね。

■さて、巷では「相続対策をする」というような表現が使われていますが、
そもそも「相続」というものにはどういう対策が必要なのでしょうか?

一般的に「相続対策」とは、①遺産を親族間でもめることなく分割する
②相続税をできるだけ低く抑える③納税資金の準備を考えることで、
諸々の最善プランを事前に計画し、実行に移すことが重要です。

しかし、多くの人は、漠然と相続対策をしないといけないことはわかって
いても、どこから手を付けて良いかがわからないと言うのが現状のよう
なのです。

■また、相続の難しいところは、資産を遺す人と受け継ぐ人のそれぞれの
立場の違いによって、上記の法定の事例のように感情的なわだかまりが
生じやすく、一筋縄ではことが運びにくいという点にあります。

相続のことを遺産を受け継ぐ子の立場から親に言い出すと、親にして
みれば当然良い気持ちはしないものですし、かと言って親の方は自分の
余生をつつがなく暮らせるかどうかわからない段階で、遺産分割について
考えたくないというのも人情です。

そもそも、相続を考える必要が生じてきた人達は、ご自身の資産が
どれだけあるか正確に把握していないことが多いようで、この場合まずは
資産状況の全体像を知ることが、相続対策の第一歩となります。

■一方、資産を遺す親の立場から言うと、自分の資産状況の全体像が
わかったとしても、生前に子供たちにその内容を明かしたくないという
こともあるようで、これも相続対策が進まない要因となっています。

つまり、相続と言うのは、遺す側と受け取る側が双方ともに問題意識は
あるものの、どちらからも言い出す機会が見つけられずにズルズルと
時間だけが経過していくというケースがきわめて多く、問題を先送りする
かたちになってしまうようです。

そんな中、私達FPがライフプラン相談をさせていただくと、相続の問題が
明らかになり、対策を考える必要性があることに気づいていただけることが
多々あります。

■相続を考えるということは、実は自分のライフプランを考え、人生の
集大成として、誰に何を遺すのかと言うことを確認する行為に他なりません。

そういう意味では、相続と言うのはただ単にお金や不動産などの物品を遺す
だけではなく、自分が生きてきた証しとして、むしろ自分の思いを大切な人達に
遺すことも大事なことなのかも知れません。

最近は、そんな思いを遺す手段として、遺言という形式的なものにとらわれない
エンディング・ノートというものが、世間でも広がりつつあるようです。

■さて、では我々FPが相続対策の相談を受けるにあたっての事例を少しご紹介
しましょう。

まずは、ご相談を受ける相手ですが、これは圧倒的に相続を受ける側である
被相続人(親)のご子息(多くは長男様)からのご依頼が多いです。

将来、突然父(または母)に相続が発生したら、親族でもめることになるので
相続税対策を含め、できれば早い段階で対策をしておきたいというご要望です。

■そして、私たちが最初にやることは、ご相談者の家族関係や被相続人である
親御さんの状況についての詳細のヒアリング。

まずは、現状把握をして、相続が起こった時に考えうる問題点について相談者と
共有し、時には税理士や司法書士、そして不動産の専門家などの協力を仰ぎ
ながら、その対策についての仮説を立てます。

多くの場合、このまま相続対策をしなかった場合と有効な相続対策をした場合で、
相続税の圧縮や納税資金の確保、相続人への円滑な遺産分割など、大きな違い
がでることをご相談者には理解していただけます。

■しかし、実はここからが本番なのです。

ご相談者であるご子息が、相続対策をしておくことの重要性を親御さんに誤解なく
聞き入れてもらい、私たちがご相談者を含め親御さんと一緒に本当の意味の
相続対策の話までたどり着けるかどうか。

もし、私たちが親御さんとお話しする機会をいただけたら、かなりの可能性で
良い話に発展することが多いのですが、ご相談者と親御さんの話が不調に終わ
れば、再度仕切り直しということもあります。

■相続と言うのは、まさしくその人にとっての人生の集大成。

その人がどんな生き方をしてきたかと言うことにも関わるとても奥深い領域の話
なんですね。

では、本日のところはこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
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本日は、ズバリ相続についてのお話をさせていただき
ましたが、実は私も個人的に先日相続の手続きを終えた
ばかりでして。

今年の3月に父が亡くなり、それから約7か月、相続に
ついての貴重な経験をさせていただきました。

幸い、うちは相続税を払うほどの資産があったわけでは
なかったので、手続きは難しくはなかったのですが、それ
なりに結構手間はかかりました。

父が死んだあとの遺産の整理や残された家族での
遺産分割についての協議書の作成など。

取り立てて大きな揉め事となったということではないですが、
やはりそれぞれの家族には、それぞれの思いがあるので、
意見の食い違いもあり、相続は難しいものだとあらためて
感じました。

人生の後半戦に差し掛かっている私もそろそろ人生の
集大成の絵を描き始める年頃かも知れませんね。

相続について、これからも深く考えていこうと思っています。

By キーストーン | 公開日:2012年11月2日| パーマリンク

2012年11月16日【第59号】混迷の時代を生きていくのに必要なものは?

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【ライフナビ通信 第59号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年11月16日>

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目次
◎今日のテーマ
【混迷の時代を生きていくのに必要なものは?】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【混迷の時代を生きていくのに必要なものは?】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

今年も残すところ、あと1か月半。

何かと慌ただしくなる時期にさしかかってきましたが、
今年の年末は、その慌ただしさに拍車がかかりそうですね。

野田首相が衆議院解散・総選挙の決断をされましたが、
これからの日本はどうなっていくのでしょうか?

12月16日(日)、東京都知事選と同日選挙ということですが、
年明けに誰がこの国とそして首都である東京のリーダーに
なっているのかが、まったくわからない様相を呈しています。

これから2・3年の間、日本および世界は深い混迷の時期を
迎えるであろうと、以前より有識者が語っているのを聞いて
いましたが、まさしくその通りになりつつあるように思います。

この混迷の時期を個人として、どのように乗り切っていくのか?

しっかりとした指針を立てながら、時代という荒波に呑み込まれ
ないように生きていく『智慧』が必要なのかも知れません。

本日は、かなり大上段に構えた話の展開になるかも知れません
が、敢えて心の赴くままに書き進めていきたいと思います。

題して、
【混迷の時代を生きていくのに必要なものは?】

それではどうぞ。

■冒頭、私は混迷の時期を乗り切るのに、「時代という荒波に
呑み込まれないように生きる『智慧』が必要なのかも知れません」
とお伝えしました。

私が偉そうに『智慧』が必要などと語るのは甚だおこがましいとは
思いますし、決して私に智慧があると言いたい訳ではありません。

むしろ、自分のいたらなさを痛感する場面と向き合うたびに日々
落ち込み、「自分にもう少し許容力や智慧が備わっていたら人生を
もっと上手く生きられるのに」と自らを省みることもしばしばあります。

■そんな私が、このメルマガで敢えて『智慧』が必要かも知れません
と書かせていただいた理由を少し触れせていただこうと思います。

そもそも、『ちえ』と言う漢字には、『知恵』という字と『智慧』という
字がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

インターネット検索で調べた上で、私なりの解釈を加えてみました。

■まずは、こちらの『知恵』について。
『知恵』とは、自分が今まで培ってきた「知識」や「経験」を駆使して
自分自身の中で導き出される考えのこと。

つまり、『知恵』の根源は、その人自身の心の中から生じるもので
多くの知識や経験を重ねていくことで、『知恵』にも深まりや広がりが
出て、悩み事を解決する際にもまさしく良い知恵が浮かぶということに
なるのだと思います。

昔、日本の村社会やインディアンの原住民の間などで、長老が尊敬
されていたと言うのは、知識・経験という得難い『知恵』があったからと
考えると、なんとなく理解できるのではないでしょうか。

■その点、現代の情報化社会では、テレビやインターネットなどから
知識や(疑似)経験が大量に得られるようになったことで、『知恵』を
もつ高齢者に対する尊敬の念が薄れてきたのかも知れません。

また、現代社会でとりわけ混迷を深める今のような時代のなかで、良い
知恵を得ようとするために、知識や経験をただ単に重ねるというだけでは
なかなか難しい側面があるようにも思います。

特に今問題視されている日本の詰込み型の教育制度では、知識を知恵に
変えるための考える力自体が奪われてしまっているように感じます。

■要するに『知恵』とは自分の知識や経験によって、問題を解決していく
考えのあり方であるように思うのですが、今の時代は、どんなに『知恵』を
絞っても解決に導くには大変難しい問題が山積しているように思います。

日本の財政問題や年金制度しかり。

周辺諸国との領土問題しかり。

景気低迷や国内産業の空洞化しかり。

■解決の糸口がなかなか見えない日本や世界情勢のなかで、日本に限らず
世界の政治や経済の状況がますます混迷の度合いを深めている。

先進諸国を中心に、難しい問題が複雑に絡み合う今の状況は抜き差しならない
ところまで来ているのかも知れません。

こんな大仰なことを言ってしまうと、さやの収めどころに困ってしまいますが、
特に今の日本や諸外国の情勢を見ていると、そう感じているのは私だけでは
ないように思いますが、いかがでしょうか。

■一方、『智慧』という言葉の意味を探ってみますと、『智慧』とは、仏教用語の
ひとつで、物事の道理を判断し処理していく心の働き。これによって執着や愛憎
などの煩悩(ぼんのう)を消滅させることができる、とあります。

それぞれの利害関係や思惑があるなかで、『知恵』を使って物事を進めようと
しても、対立する人間(国際)関係のなかでは、双方にとって最善な解決案を
探ることがとても難しい状況が多々あるでしょう。

しかし、それぞれが煩悩を取り除く『智慧』を使って、互いに互いの立場を理解し
認め合うことで、状況が一変するということも、起こり得るのではないでしょうか。

■『知恵』のレベルというのは、理性的な判断。

『智慧』のレベルになると、道徳観や大局観といった観点から物事を判断し、
行動することになるので、ずっと生き方が楽になるようにも思えます。

でも、人間の煩悩を捨て、道徳的に物事を考え行動するというのは、並大抵の
ことではないというのも、これまた事実。

■しかし、時代が混迷すればするほど、この『智慧』のレベルで行動できる人が
結果的に良い人生を歩めるように思えますが、皆さんはいかが思われますか?

以上、本日は人生を上手に生きる『智慧』についてのお話をさせていただきました。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
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本日の『知恵』を『智慧』のレベルに高めるというお話。

いかがでしたでしょうか?

かく言う私は、日々の人間関係のなかで、執着や煩悩を
捨てきれず、ついついわだかまりを残してしまうことも
しばしばあり、反省多き日々を過ごしています。

『知恵』のレベルで理性的にこちらの主張を通したとしても
感性レベルで共感してもらわなければ、結果的に良い人間
関係は築けない。

頭でわかっていても、なかなか難しいものですね。

まさしく『知恵』のレベルから『智慧』のレベルに引き上げる
ために日々修行中といったところでしょうか。

By キーストーン | 公開日:2012年11月16日| パーマリンク

2012年12月13日【第60号】私の生き方を楽にしてくれた言葉

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【ライフナビ通信 第60号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年11月30日>
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目次
◎今日のテーマ
【私の生き方を楽にしてくれた言葉】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【私の生き方を楽にしてくれた言葉】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

いよいよ、明日から師走。

そろそろ今年の総決算となる時期に差し掛かってきましたね。

「終わりよければすべてよし」となるように、今年の締めくくりの
月をしっかり乗り切っていきましょう。

ちなみに皆さんは、ここまでの1年間、どんなことが起こった年
だったでしょうか?

楽しかったこと、苦しかったこと、感動したこと、残念に思ったこと。

人生のなかでの出来事というのは、いろんな感情とともに記憶に
刻まれ“思い出”となっていくようです。

そこで今回は、自分の目の前で起こっている事象をどのように
捉えるかによって、そこから生まれてくる感情が大きく変わると
いう私の経験を交え、少しお話させていただきたいと思います。

僭越ながら、しばらくの間お付き合いいただければ幸いです。

題して、
【私の生き方を楽にしてくれた言葉】

それでは、どうぞ。

■「この世で起こるすべてのことは、必要、必然、ベストである」

今から20年近く前、私が血気盛んな30代前半だったころ、当時から
経営コンサルタントとして著名だった船井幸雄さんの書籍のなかで
出会った言葉です。

私にとっては、自分の人生を変えてくれたと思えるほど、貴重な
メッセージとして、今でもことあるごとに繰り返し心のなかで唱える
言葉となっています。

■その書籍の題名は忘れてしまいましたが、文中で船井さん自身が
絶望の淵をさまよった体験のなかで、この言葉との出会いがあった
と語っていました。

船井さんは、30代の若さでほぼ同時期に最愛のお母さんと奥さんを
亡くされた経験をされたそうです。

その時ばかりは、さすがの船井さんもわが身の悲運を嘆き、自暴
自棄になって、生きているのがやっとで何にも手に付かない状態
だったそうです。

■そんななか、船井さんが出会ったのが、「この世のすべてのことは
必要なことで、必然性があり、ベストなタイミングで起こる」という言葉。

通常の人ならこの言葉を受け入れることはできなかったでしょうが、
船井さんは、「そうか。既に起こってしまったことをいつまでも嘆いて
いるより、現状を受け入れ、どんなことがあってもものごとを肯定的に
捉えていこう。」と心に決めたそうです。

この考え方を習慣化することで、船井さんの人生はどんどん好転し、
経営コンサルタントとして大成し、その後自身の著書で提唱した
「プラス発想」という言葉は、一世を風靡するまでになりました。

■また、この「プラス発想」は「ポジティブシンキング」などという表現と
ともに人生をよりよく生きる考え方として、今や多くの人の間でも広く
認知されるようになっています。

プラス発想で前向きに生きていけば、運が良くなり、やがて自分の思い
通りの人生を歩むことができる。

なんだかちょっと怪しいような話に聞こえるかも知れませんが、人生を
よりよく生きるコツとして、的を得た考え方のようにも思えます。

■さて、ここで少し私的なお話をさせていただきたいと思います。

私は、目の前で起こっている様々な事象を捉えるとき、まずは
「必要、必然、ベスト」の法則に沿って、「今、そこで起こっていることは、
自分に何を学ばせようとしているのだろう?」と、考えるようになりました。

たとえ、それが今の自分にとって、望ましい結果でなかったとしても、
必ずそこに必要な学びがあり、過去の因果関係から必然性があり、
将来的にはベストなことにつながるものだと信じて疑わない。

■そうすることで、目の前の出来事ひとつひとつに対して、一喜一憂
することなく、客観的な気持ちで現実を受け入れられるようになった
ような気がします。

そこには、否定的な感情が入る余地は無く、気持ちの面でとても
楽になれたように思います。

また、実際に「必要、必然、ベスト」にすべてのことが動いていると
確信すると、なんだか本当に物事が良い方向に向かっているように
思えるから不思議です。

■人間の感情というものは、ものの見方、解釈の仕方によって、
どのようにでもなり、感情のあり方によって人生の幸福度が決まる
とも言えるかも知れませんね。

物事の捉え方を否定や攻撃の感情から入って人に接するのと、肯定
感謝の感情から人に接するのでは、当然結果に違いが生じるのは、
皆さんの経験からもお分かりだと思います。

さらに謙虚さや常に反省の気持ちを忘れず、人生を歩んでいくのか、
ついつい傲慢さが出てしまいながら、人生を歩んでいくのかでも、
大きな分かれ目になるような気がします。

■なんだか、また少し偉そうなことを書いてしまいましたが、実は
今回の文章は自分自身に問い直す意味で書いたようにも思います。

今年1年の締めくくりの月を迎えるにあたって、自分の人生や価値観
について、少し考え直してみるのも良いかも知れませんね。

では、今日のところはこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

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◎【編集後記】 
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自分に座右の銘があるとしたら、やはりこの言葉が浮かんできます。

「この世で起こるすべてのことは、必要、必然、ベストである」

たとえ天変地異が起こっても日本や世界情勢が何かの理由で
混乱状態になったとしても、いったんすべてを受け入れて、
「必要、必然、ベスト」なことと考えると、目の前で起こっている
同じ情景も違った意味を持って見えてくるかもしれません。

ちょっと極端なたとえで不謹慎と思われるかも知れませんが、
私にとっては、それくらいインパクトのある言葉です。

皆さんは、大切にしている言葉や座右の銘と言われるものを
お持ちですか?

By キーストーン | 公開日:2012年12月13日| パーマリンク

2012年12月13日【第61号】家族の絆とワイキキビーチの思い出と

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【ライフナビ通信 第61号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年12月7日>
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目次
◎今日のテーマ
【家族の絆とワイキキビーチの思い出と】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【家族の絆とワイキキビーチの思い出と】
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アローハ!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

みなさんがこのメルマガをお読みのころ、たぶん私は
ハワイ・ワイキキのコンドミニアムに到着している頃かと
思います。

目的は、以前よりお伝えしていましたホノルルマラソンに
参加すること。

そして、もうひとつ。

私と80歳になる母、二十歳の長男の親・子・孫の3人で
年末のひとときを過ごすこと。

今年3月に父が亡くなり、それ以来一人暮らしの母への
ちょっとした親孝行、おばあちゃん孝行になればと、
マラソン参加のついでに母を誘いました。

母が常々、「今まで行った旅行のなかで、やっぱりハワイが
一番楽しかった」と言っていたこともあり、この機会に3人の
思い出づくりになればと思っています。

ということで、今回のメルマガは、ちょっと内輪話で恐縮ですが、
すこし家族のことについて触れてみたいと思います。

題して、
【家族の絆とワイキキビーチの思い出と】

それでは、どうぞ。

■思い起こせば、この業界(ソニー生命)に入って、私が家族と
ゆっくり共に時間を過ごしたのは、夏休みと年末に行く家族旅行
ぐらいだったのでは?

それ以外はほぼ土日も関係なく仕事の日々で、その反動で今では
私は、家庭内でほぼ蚊帳の外状態といったところでして。(苦笑)

特に二十歳になる長男とは、口をきく機会もめっきり少なくなって
いて、どこかで関係を深める機会がないかと思っているところでした。

■今回、私がホノルルマラソンに出ることにしたので、ダメもとで
一緒に出ないかと誘ってみると、珍しく「いいよ」との返事。

たぶん、子供の頃何度か連れて行ったハワイの印象が良かったので、
ハワイなら行ってもいいかと思ったのでしょう。

私としては、ハワイを餌に息子とのコミュニケーションの機会を得られ
たので、今回のハワイはそういう意味でも楽しみにしています。

■今、「子供の頃何度か連れて行ったハワイ」と書きましたが、正直な
ところはソニー生命の優績者へのご褒美旅行だったので、正確には
「連れて行ってもらった」が正しいですが。

その最初のご褒美旅行に母も連れて行き(行ってもらい)、母もそれ以来
ハワイがとても気に入っている様子で、今回の親子3代のハワイ旅行と
相成りました。

■あれは、かれこれ13・4年前だったでしょうか。

当時の長男はまだ小学校にあがったばかり。

母は60代半ばだったので、今よりまだまだ若く、とても元気でした。

■当時の思い出というと、母が長男と次男(3つ年下)に現地のABCストアで
買い与えたサメとワニの姿をした全長2メートルはあろうかと言う浮き輪の話。

ワイキキビーチで、その巨大浮き輪にまたがり、母と戯れていた幼き日の
長男と次男の姿が今でも目に浮かびます。

まさしく邪気のない息子たちと老人と言うにはまだ若い母の姿。

■それが、今ではひげ面で無愛想な長男と物忘れが激しくなり足腰も弱って
さすがに老いを感じる母の姿となり、子を持つ親の立場として、老いていく
母を見守る子の立場として、ある種の感慨があります。

そんななか今回、私は長男にある提案をしました。

それは、このハワイ旅行をおばあちゃんに喜んでもらえるような思い出深い
ものにしようというもの。

■長男は、若者特有の自己中心的な一面を垣間見せるところがあり、親として
そこがとても気がかりで、自分よりまず相手(おばあちゃん)のことを優先し、
相手が喜んでくれることが自分の喜びとなることを感じてもらえればとの思いが
あります。

幸い長男はその提案も受け入れてくれ、まずは第一段階のハードルクリアと
いったところです。

さて、今回のハワイ滞在が家族の絆を深めることができるか?

次回メルマガで、ホノルルマラソンの結果とともに報告できればと思っています。

では、ハワイへの出発の時刻が迫ってきましたので今日のところはこの辺で。

次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

今回のハワイ滞在で、欲張りながらもう一つの楽しみがあります。

それは、現地で不動産業を経営しているカイナハレ・ハワイの
三田社長アテンドによる不動産視察。

三田社長は現在67歳の年齢でありながら昨年ワイキキの中心地
ガレリアデューティフリーショップがあるビルにオフィスを構え起業。

とても元気で頑張っておられます。

ハワイでは、ストレスフリーなので起業するにもそんなにためらいは
なかったとは、本人の弁。

三田社長とは、数年来のお付き合いで、今回宿泊のコンドミニアムの
手配も気軽に対応していただけました。

カイナハレ・ハワイの情報をこちらにご案内しますので、ハワイ気分を
味わいたいと言う方がおられましたら、こちらをご覧ください。

カイナハレ・ハワイのWebサイト⇒ http://kainahale.com/

By キーストーン | 公開日:2012年12月13日| パーマリンク

2012年12月21日【第62号】マラソンも人生も7合目からをどう乗り切るか

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
【ライフナビ通信 第62号】 
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年12月21日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【マラソンも人生も7合目からをどう乗り切るか】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【マラソンも人生も7合目からをどう乗り切るか】
=======================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

今年も残すところあと10日となりましたね。

衆議院議員選挙も終わり、ふたを開けてみれば自民の圧勝。

株価も上昇基調、為替も円安に振れて、日本経済にとっては
まずはひと段落といったところでしょうか?

この流れを受けて、新しい年が安定・回復の年となることを
願うばかりです。

さて、私事で恐縮ですが、先週にホノルルマラソンを終え、
無事(?)帰国いたしました。

マラソンも人生と同じように山あり谷ありで、決してすべてが
順調と言うわけにはいかないものですね。

今日は、ホノルルマラソンの奮戦の報告を兼ねて、少しその
お話をさせていただこうと思います。

題して、
【マラソンも人生も7合目からをどう乗り切るか】

それでは、どうぞ。

■今年で第40回の記念大会を迎えるホノルルマラソン。

毎年12月の第2日曜日(今年は9日)に開催され、3万人余りの
ランナーが参加する、ハワイの一大イベントとなっています。

まだ夜も明けやらぬ午前5時、号砲とともに数十発の花火が打ち
上げられ、お祭り気分の中でアラモアナ公園前をスタート。

■3万人のランナーのほぼ真ん中あたりに並んでいた私と息子は
号砲から約10分の後、スタートラインを通過。

ランニングシューズの紐にセンサー付きのチップを装着している
ので、各人のタイムはスタートとゴールを通過した時点で正確に
計ることができます。

マラソン初体験の私の目標は、
まずは無事完走し、6時間を切ること。

■まだ20歳と若い息子は、早々にペースを上げて見えなくなりましたが、
私はとにかくオーバーペースにならずに体力を温存し、ひたすらゴールを
目指します。

事前のトレーニングで痛めたアキレス腱とひざの調子が悪化しない
ことを祈りつつ、最初は抑えめのペースで5キロを通過。

まずまずの流れで、多くの観戦の人が待つワイキキビーチ沿いの
メインストリートを颯爽と走り抜けました。

■「よしよし、この調子」と自分に言い聞かせ、カピオラニ公園を
通り過ぎ、最初の難所ダイヤモンドヘッドの上り坂にかかります。

このあたりから徐々に歩き出すランナーが目立ち始め、時間制限の
ないホノルルマラソン特有の大会を楽しむおおらかさが感じられました。

そして、上り坂から一転下りに差し掛かった15キロ地点付近で
感動の光景が眼下に広がりました。

■何千人ものランナーに埋め尽くされた一直線につながる長い下り道。

その先に広がるハワイ海の水平線から上る日の出の美しさは
とても印象的で、大きなエネルギーを感じることができました。

「人生の中で強く心に残る光景と言うのは、なぜか旅先のものが多い」
とっさにそんなことを考えつつも、淡々とレースは続きます。

■そしてレースも中盤に差し掛かり、正念場のハイウェイ道路に。

本来は自動車専用道路だけに単調な道が続き、初級ランナーにとっては
とても長く苦しい時間に感じられました。

20キロ地点を通過し、30キロに差し掛かるころ、そろそろひざが限界に
達してきているのを感じつつ、徐々にペースダウン。

■ふと横を見ると、「目標タイム5時間半」と帽子の先の小さな旗に書かれた
ペースランナーを中心とする一団が目に入り、なんとかこの集団について
いこうと気を取り直し、ふたたびペースアップ。

ホノルルマラソンでは、日本人ツアー参加者向けに目標タイム別にツアー
会社がペースランナーを派遣しているようで、おかげで何とかモチベーション
を保ちながら、35キロ付近まではついていくことができました。

お金の分野の人生の伴走者を標榜する私としては、こういったナビゲーターの
役割はとても重要だと再認識することができ、ちょっと勇気が湧いてきました。

■それでも30キロを越したあたりから、気力体力ともに衰えを感じはじめ、
給水ポイントで小休憩をとる時間が増えだしました。

ゴールまでの距離で言うとちょうど7合目あたり。

人生をマラソンにたとえると、平均寿命というゴールから逆算すれば
7合目はちょうど現役リタイアの時期と重なるでしょうか。

■「マラソンも人生も、7合目を越えたあたりからゴールまでをどのように乗り切るか」

なんだか、今回のホノルルマラソンの参加は、そんな教訓を私に示唆してくれた
ような気がします。

話をマラソンに戻しますと、35キロあたりからふたたび帰路のダイヤモンドヘッドに
向かう上り坂のコースとなり、これが結構きつかったです。

■さすがにペースランナーについていけなくなり、ジョギングがウォーキングの
ペースに変わりましたが、それでもなんとか坂を上りきることができました。

あとは、脇目にハワイの真っ青な素晴らしい海の風景を眺めながらの下り坂が
続き、待望のゴールを目指すのみ。

沿道の声援が、「頑張れ!このペースなら6時間を切ることが出来るよ!」と
励ましてくれ、最後の力を振り絞ってのラストラン。

■ゴール目前100mあたりで電光掲示板を見ると、なんとタイムは5時間55分を
過ぎたあたり。

最後は、5時間55分55秒のゴーゴーゴーの縁起の良い時間でゴール板を通過。

正式な私の記録タイムは、5時間47分00秒と目標をなんとかクリアすることが
できました。

■タイムとしては、初回参加者のなかでも平均的なものだったかも知れませんが、
ひとつのことをやり終えた達成感と安堵感は、個人的にはひとしおでした。

達成感と言うのは、あくまで自分自身に対してどれだけ納得のいくことができたか
という気持ちの問題のような気がします。

以上、今回はホノルルマラソンに参加した報告を感想文と言う感じで書かせて
いただきましたが、多少でも臨場感を味わっていただければ幸いです。

では、本日のところはこの辺で。

次回新年第1回目は、1月7日の月曜日の配信とさせていただきます。

それでは、みなさまよいクリスマスを!
そして、よい年をお迎えください!

========================
◎【編集後記】 
========================

今年1年の最後のイベントとしてのホノルルマラソンの参加。

今年も様々なことが起こった年でしたが、1年を締めくくる意味
でも少し無理してハワイに出かけて良かったと思っています。

仕事について、家族について、人生について。

今後のことを日々の慌ただしさから離れて、少し見つめ直す
ことができました。

私の人生もそろそろ7合目からの支度を始める時期に差し
掛かってきたのかも知れません。

基本的に私は生涯現役を目指して、社会と関わりを持って
いたいと思っていますが、今後はペース配分も考えていく
必要がありそうです。

そのために私がやってきたことをどのような形で誰に引き
継いでもらうのか?

日頃、経営者の方々に事業承継のご相談をさせていただいて
いますが、こと自分のこととなるとやはり難しい問題です。

あっ、そうそう。

うちの息子のマラソンの結果報告が抜けていましたね。

最初のペースが速すぎたため、途中で一気に減速したようで、
結果は私のタイムよりかなり遅れてのゴール。

本人の名誉のため、タイムはお伝えしませんが、明らかに
準備不足と経験不足がたたったようです。

これもまあ、傍からとやかく言うよりも、自分で経験し、
自分で気付いていかないと何も始まらないと、
私もこの歳になって遅ればせながらやっと気付いてきた次第です。

あくまで、自分の人生は自分で作っていくものですものね。

By キーストーン | 公開日:2012年12月21日| パーマリンク
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