• グローバルナビゲーションへ
  • コンテンツへ

株式会社キーストーン FPコンサルタンツ ホームへ

相続・事業承継を支援するファイナンシャル・コンサルティング・オフィス
お問い合わせ・ご相談は0120-140-439 infoアットマークkanameishi

  • 事業承継対策
  • 相続対策
  • ライフプランニング
  • パートナーネットワーク
  • 会社情報
  • ホーム > キーストーン通信

  • キーストーン メールマガジン 原則毎月第3金曜日配信

    ■キーストーン通信
    相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
    執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。

    愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
    愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生

    杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
    ※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
     杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。



    ■ライフナビ通信
    事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
    2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。

投稿者別アーカイブ:キーストーン

Page 4 of 19« First...«23456»10...Last »

2011年12月2日【第33号】人生の晩年期をいかに迎えるか

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第33号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2011年12月2日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【人生の晩年期をいかに迎えるか】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【人生の晩年期をいかに迎えるか】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

師走に入り、早いもので今年も残すところ
あとわずかになりましたね。

2011年はどんな年でしたでしょうか?

私は、毎年この時期から年明けの1月にかけて
「1年の振り返りと新年のテーマづくり」に
約2か月がかりでとりかかるようにしています。

ちなみに私が年初に立てた今年のテーマは、
「過去の価値観や成果を手放し、できるだけシンプルに・・・」
というものでした。

自分のなかでは、チーム力を上げるために自分の価値観を
スタッフに押し付けることのないように心がけたつもりでしたが、
なかなか難しいものですね。

先々月の10月までは、社長である自分の思いがついつい先行し、
コミュニケーションがぎくしゃくすることもしばしばありました。

そんな“ぎくしゃく”を解消するために11月初めに開いた
社内会議。

会議は深夜にまで及んだのですが、この会議が転機となって
11月は業績が大きく伸び、今年一番の売り上げを達成できました。

「何が良かったのか?」

とてもシンプルですが、この会議では私が起点になる発言は一切
せず、ただただ聞き役に徹してスタッフの意見に耳を傾けたこと。

そして、彼らの自主性を尊重し、裁量を委譲し自由に行動させた
とたんに売り上げが急激に上がり始めました。

不思議なものですが、私が“何か”を手放したことで、大きな成果を
得たように思います。

この“何か”が何であるのかは、うまく言い表わせませんが、
間違いなく今年一番の学びがありました。

人間いくつになっても学びの連続なんですね。

さて、ここ数回にわたってお伝えしてきた老後設計についての
テーマも今回でひと区切りにさせていただこうと思います。

本日は、少しだけ重いテーマです。

題して、
【人生の晩年期をいかに迎えるか】

それでは、どうぞ。

■前回は、うちの家内の両親が海外クルーズにハマッている
という話題に触れさせていただきましたが、
今回は私の両親の話を少しさせていただこう思います。

■私の父は、大正13年7月生まれの現在87歳。

昨年あたりから足腰が弱り始め、自宅で在宅ケアを受けながら
介護生活を送っていました。

■当初は、週2日程度入浴や食事の世話をしてくれるケアハウスの
送迎サービスを受けていたのですが、
元来の人付き合いをあまり好まない性格ゆえ、デイケアに行くことも
次第に億劫がり、今年の年初あたりからは、ほぼ自宅のベッドでの
寝たきり生活になっていました。

■そうなると、実家でふたりで暮らしている母(79歳)に介護の負担が
重くのしかかり、
食事やトイレの世話をはじめ、24時間目を離すことができなくなり、
ついには今年3月、母の方が体調を崩してダウン。

■本来なら息子である私か兄に連絡して、助けを求めるところ
でしょうが、高熱を出していたためその気力もなかったようで、
2日ほど父・母ともに床に伏した状態で、様子を見に来た担当の
ケアマネージャーさんがその状態を発見。
父はその間トイレにも行けず、尿路感染症にかかり、高熱を出して
いたので、すぐに救急車を呼んでくれて近くの病院に緊急入院。

やっとその段階で私に連絡が入ったという状況でした。

■ある意味、その病院にはいれたことで、母の負担が軽減され、
少し落ち着きを取り戻せたのですが、その後もいろいろ難題が。

■まずは、病院の受け入れ態勢の問題。

父の入院が3ヶ月を超えようかという段階になって、病院側から
申し訳なさそうに退院(転院)要請の話が…

今の健康保険制度では、これ以上長期の入院はさせては
くれないとのこと。

■それでも何とか病院が紹介してくれた終末医療を中心とした
病院に転院することができ、今に至っているのですが、
転院した病院は個室しか空いていないということで、毎月の
入院にかかる負担はそれなりの額となり。

加えて今までの病院よりは、実家からも離れて不便なところに
あるので、母が父の面会に頻繁に行くこともままならず。

■そんなこんなのなか、父の様態もさることながら、母が精神的に
参っていてかなり混乱をきたしている様子。

昨年まで、あれだけ気丈だった母がひとり暮らしの心細さからか
物忘れや判断力が相当鈍くなっているようで、お金の管理や
火の始末などが特に気がかりです。

■さて、前回、今回と2回にわたった私の身内の話はここまでと
して、私なりに老後に対するを考えを少し。

■引退後身体が元気でいきいき活動できる時期は人生謳歌期と
いうこともできるでしょうが、
その後身体や頭が衰えて介護や人のサポートが必要になる時期も
かなりの可能性で迎えることも事実。

その両方の時期を過ごすことを前提にご自身のライフプランを
考えておくこともとても重要ですね。

■目の前に起こっている“今”の瞬間を大切に生きることも
非常に大事ですが、
自分が将来かなりの可能性で起こることも想定しながら、
ライフプランを考えていけばきっと何かが変わるはず。

■遠い(近い)未来のことなど、なかなか考える時間がないと
思われるかもしれませんが、
この年末年始でちょっとご自身のライフプランについて考える
時間をもたれてみてはいかがでしょうか?

その際は、きっと私たちの経験値が役に立つと思いますので、
お気軽に相談してみてください。

それでは次回、【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】
========================

父が入院した3月以降、母と一緒に週末に病院に車で
見舞いに行くようになってほぼ10か月。

日頃、土日もなく仕事漬けの日々をここ数年来続けてきた
私が毎週休みを取るようになった理由が、父の見舞いと
言うのは何とも皮肉なものですが。(汗)

それはそれで、新鮮な感覚もあるもので。

先週は、見舞いの合間に病院の近くにある紅葉の名所である
有馬瑞宝寺公園に行ってきました。

瑞宝寺公園の紅葉写真です。↓
http://kobe-mari.maxs.jp/arima/zuihoji.htm

瑞宝寺は太閤秀吉と千利休がたびたび茶会を催したことで
有名で、悠久の歴史を感じながらしばし憩いのひと時を。

また、見舞いの帰りに母とふたりで銭湯に行くこともほぼ習慣
となり、これまで育ててくれた感謝の気持ちを込めて、週末の
ささやかな親孝行を楽しんでいます。

でも、自分の老後をイメージするのは、やはり一番身近な
両親の生き方を見るのが一番参考になるのかも知れませんね。

By キーストーン | 公開日:2011年12月2日| パーマリンク

2011年12月16日【第34号】こんな時代だからこそ、『夢』を持って生きていこう!

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第34号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
☆キャンペーン、多数のご応募ありがとうございました☆
■□■□■□■□■□■□■□<2011年12月16日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【こんな時代だからこそ、『夢』を持って生きていこう!】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【こんな時代だからこそ、『夢』を持って生きていこう!】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

2011年も残すところあと2週間あまり。

今年は、本当に世界的に様々な出来事が起こりましたね。

1月のエジプトで起こった反政府運動を発端に
民主化運動が中東・アフリカに広がり、

今年はどんな年になるのかと思った矢先、

3月に起こったあの未曽有の東日本大震災。

それ以降もギリシャをはじめとする欧州危機や
タイの大洪水など、世界全体が一寸先も見通しが
きかない混迷の時代を迎えているように思います。

多くの経済評論家やスピリチャリストの話を聞いても
来年は、さらに混迷の度合いが深まりそうだとか。

そんな時代をいかに生きていくか?

この【ライフナビ通信】を通して、来年もみなさんと
一緒に考えて参りたいと思います。

では、本日のテーマ。
【こんな時代だからこそ、『夢』を持って生きていこう!】
をどうぞ。
■唐突な質問ですが、みなさんはどんな夢をお持ちですか?

もしかしたら、以前もこんな質問をしたような気がしますが、
再度お聞きしたいと思います。

あなたの『夢』は何ですか?

・・・? 
■天変地異や世界的な経済危機、年金問題など、
不安材料を挙げればきりがないこの時代。

なかなか夢を語ることは難しいかも知れません。
■そもそも、『夢』という言葉を定義すると、
「将来実現させたいと思っている願望」のことで、

自分のあるべき将来の姿を具体的にイメージする
ことと言い換えられるかもしれません。

つまり、自分の夢を探す作業というのは、自分のライフ
プランを考えることにつながっているように思います。
■自分が得意なことやワクワク夢中になってできること、
喜びを感じれる瞬間などを思い描いていくと、

本来自分がやりたいこと、やれること、ひいては
自分のミッションが見つかっていくのではないでしょうか?
■ところで、来年1月に「ALWAYS 3丁目の夕日’64」が
ロードショウ公開されるようですね。

サイトはこちら⇒ http://www.always3.jp/

私も過去の2作を見ましたが、古き良き昭和の郷愁が漂い、
ストーリーにもとても感動したことを覚えています。
■昭和30~40年代の日本は、物質的な豊かさは
なかったけど、将来豊かになれるんじゃないかという
『夢』があった。

パソコンや携帯電話といった便利なコミュニケーションの
手段はなかったけど、「人情」という温かさがあった。
■どんなに時代が変わっても、夢があるから、前を向ける。

「ALWAYS 3丁目の夕日’64」のキャッチコピー
ですが、とても心に響くメッセージだと思います。

『夢』を持って生きていくことの重要性を強く感じます。
■あなたの『夢』について、来年もう少し深めてみませんか。

次回【ライフナビ通信】では、私が今年のゴールデンウィークに
思い描いた『夢』について、少し触れてみたいと思います。
■あっ、そうそう。

次回のメルマガは、本当は第5金曜日の30日にお届けする
予定でしたが、年末休みのため休刊とさせていただきます。

では、次回年明け1月6日(金)配信予定の
【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 キャンペーンのお礼
========================

10月から約2ヶ月にわたって開催しました
「○歳までに○万円貯めよう」キャンペーン!!

おかげさまで、多くの方々からのご応募、個別相談の
お申込みをいただき、大盛況のうちにキャンペーンを
終了させていただくことができました。

キャンペーンにご応募いただいたみなさま、そしてこの
メルマガ読者のみなさまに、謹んで御礼申し上げます。

また、ご応募いただいた方々より、心温まる大変うれしい
メッセージを頂戴しております。

メッセージをいただいた皆様、本当に有難うございました。

掲載のご了解をいただいたすべてのメッセージは、
弊社ウェブサイトの「お客様の声」のページでご紹介させて
いただいておりますので、こちらをご覧ください。

「お客様の声」⇒ http://www.kanameishi.com/voice/

そして、ご応募のなかから抽選で50名のみなさまに、
テレビ通販QVCで2年連続食品部門トップに輝いた
京都のお好み焼きどんぐりさんの冷凍お好み焼きセット
を宅配便にて近日中にお送りさせていただきます。
(発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。)

なお、今回のキャンペーンにご応募いただいた方全員に
キーストーン特製卓上カレンダーをニュースレター
「百年シナリオ通信(新年号)」と同送させていただきます
ので、そちらも楽しみにお待ちください。

今年1年、本当にお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年が、皆様にとって幸多い年となりますように。

By キーストーン | 公開日:2011年12月16日| パーマリンク

2012年1月6日【第35号】新年の初夢にかえて

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□
【ライフナビ通信 第35号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年1月6日>
☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【新年の初夢にかえて】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【新年の初夢にかえて】
========================
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

そろそろこのメルマガをご覧のみなさまも今日あたりから
日常生活に戻る頃かと思います。

弊社は1月4日が仕事始め。

近所の神社で参拝をしたあと、新年の抱負を社員全員が
発表する会議で1年をスタートするのが恒例となっています。

自分なりに考えた今年一年のテーマについて、仕事や
プライベートを問わず思い思いに語っていくのですが、

年々話す内容が少しずつですが、より具体的に表現されてきて
それぞれの成長を確認しあえる場にもなっています。

日頃、漠然と考えていることや夢などをアウトプットする機会を
意識的に持つということは、とても大切なことですね。

アウトプットすることで、おのずと考えが整理され、そのために
何をしたらいいかの具体的な行動までがイメージできる。

思いを持って行動をすると、現実(夢)が向こうから近寄ってくる。

そういう意味では、年始早々に夢や抱負を早い段階で紙などに
書いて(文字に落として)アウトプットするというのは、
その1年を占う意味でもとても効果的のように思います。

さて、今年の年末、私を含め社員のみんながどれだけ発言した
内容に近づけているのか。

しっかり精進していかないといけませんね。

では、2012年第一弾の【ライフナビ通信】をお届けいたします。

今回は、今から8年後の私なりにイメージした夢の世界について、
語ってみたいと思います。

題して、
【新年の初夢にかえて】

それでは、どうぞ。

■西暦2020年。

ここは、シンガポールにもほど近いマレーシアのとある都市。

10年ほど前(つまり2010年頃)までは、東南アジアと言えば
“新興国”と呼ばれ、発展途上の国々を指していましたが、

今では世界経済の中心がアジアに移り状況が一変しています。

■その理由のひとつは、地域別の人口動態。

昔、先進国と言われた欧米等の国々は、総じて高齢化が進み
年金を賄うための社会保障制度の問題を抱え徐々に衰退。

労働人口と老齢人口のバランスが保てず、財政赤字に
苦しんでいる状態が続いています。

■それに比べ、東南アジア諸国の平均年齢は若く、人口も
増え続けている傾向があり、生産拠点としても消費市場と
してもまだまだ成長余力を残しているのです。

そんな新興アジア諸国の可能性にいち早く目を付けた
日本企業の多くは、日本での過去の成功体験を生かし
大きな成功を収め、日本ブランド復権を果たしています。

■高い技術力と生産システムを持った製造業をはじめ、

他の国では絶対マネができないレベルの接客対応が
行き届いた飲食・小売り・流通などのサービス業。

特に顧客が指定した時間に宅配を受けられるサービスなど、
日本では当たり前だと思っていることが、海外では考えられ
ないくらいのビジネスチャンスであったりするのです。

■そういう意味では、日本はアジアと共生する世界の中でも
存在感を保った希少な国として注目されています。

今では、アジア圏での人の流動化が進み、かつて中国人が
華僑というコミュニティ(チャイナタウン)を世界で形成したように

日本人がアジア各地で和僑というコミュニティ(ジャパンタウン)を
形成しつつあるのです。

■特にマレーシアは、昔から親日的で、外国人を受け入れる
政策をとっていたこともあり、日本企業とともに多くの日本人の
コミュニティが各地で出来上がっています。

特筆すべきは、日本人コミュニティが地域の発展に多大なる
貢献をしているということ。

■高齢化先進国と言われた日本は、高齢者向けの医療・介護、
そして様々なサービスが民間企業のなかで発達しており、

そのノウハウを日本人コミュニティがある地域を中心に展開。

高齢者向けケアサービス付きの上質な住環境や日系のショッピング
センターや健康関連施設、飲食店、さらには美容院や歯科医院など。

日本にいるのと何ら変わらない、いやむしろそれ以上かも知れない
生活水準を得ることができるのです。

■これらの地域で様々な産業が発展することで、更なる雇用が創出され、
そこにまた人口が流入し、経済成長の良循環が生まれています。

また、礼節をわきまえ、譲り合いの精神を持った日本人は世界的にも
尊敬され、「クールジャパン」(カッコいい日本)として、注目され、
ファッションや生活様式など文化全般に大きな影響を与えています。

■一方、日本国内では日本人の海外流出による空洞化が深刻化
しているかというと実はそうではありません。

アジア各地で大きな影響を与えている日本文化やビジネスを勉強しようと
海外から優秀な留学生や日本で働きたいという若者が急増。

かつてアメリカが海外からの移民受け入れを一定の制限を設けながら、
成長戦略を描いたように日本での人口流出と流入が均衡を保ちながら、
若年の労働力を確保することができるようになっているのです。

■そして、最後に将来の日本を背負って立つ日本の若者の動向について。

日本に来る優秀な外国人留学生や海外で立身出世を果たしている日本人
経営者に多大なる影響を受け、大きな夢や志を胸に海外に飛び出し、

グローバルで国際的な競争力を持った若者が世界で活躍する環境が
整いつつあります。

まさに幕末や明治維新のときに多くの若き志士たちによって日本の姿が
書き換えられた時のように。

■私の新年の夢物語はここまでにしておきます。

でも、近い将来こんな日本の姿が描けたらいいなとひそかに考えています。

どんな夢でも言葉にしてアウトプットしないと実現しませんからね。

ちょっと大仰な夢の話になりましたが、新年ということでご勘弁のほどを。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】
========================

新年早々長々と私の夢物語にお付き合いさせてしまい
まして、申し訳ありませんでした。

でも、実はこの夢、もう少し細部までイメージされた世界が
ありまして・・・

紙面の都合とあまり大風呂敷を広げすぎると収集がつかなく
なる恐れがありますので、

今回はこのあたりで留めさせていただきました。

これから少しずつ折に触れてお話しさせていただければと
思っています。

そんなこんなのなか、初出勤の1月4日の朝一番にとある
関東在住の男性の方から突然お電話をいただきました。

ご用件をお伺いすると、

「マレーシアの移住に興味があるから詳しい話を聞かせて欲しい。
できれば、視察ツアーがあれば参加したいのだが・・・」

というお問い合わせのお電話。

インターネットの検索エンジンから弊社のホームページを
見ていただいたようなのですが、

たぶんこのメルマガのバックナンバーか何かをご覧いただいた
のかなと思いました。

あいにく、弊社では今のところ不特定の方に視察ツアーの募集は
していない旨を丁重にお伝えしご了解いただきましたが、

シンクロニシティ(偶然を装った必然の出来事)を感じました。

やはり思い描いた夢は、向こうから現実としてやってくる。

今年一年、楽しみな年となりそうです。

By キーストーン | 公開日:2012年1月6日| パーマリンク

2012年1月20日【第36号】三日坊主にならない効果的な“健康改善法”とは

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第36号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年1月20日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【三日坊主にならない効果的な“健康改善法”とは】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【三日坊主にならない効果的な“健康改善法”とは】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

実は私、ここ数年来ある悩みを抱えておりまして・・・

その悩みとは、

首、肩、背中が極度に凝っていて、
まさしく「首が回らない状態」が続いていました。

長時間のデスクワーク、重い荷物を持ち歩く習慣、
車での移動が多く運動不足がたたっていること、
そして慢性的な寝不足などなど。

そこに夜遅く帰宅して、それから夕食を摂るものだから
不健康極まりない生活習慣を送ってきていた訳で。

そんな男が“健康改善”について、語る資格なんてない
ことを承知で、今回は敢えてお話しさせていただきます。

題して、
【三日坊主にならない効果的な“健康改善法”とは】

それでは、どうぞ。

■「えっ? 首、肩、腰の痛みがとれている!!!」

数年来、悩み続けたあの凝りと痛みが1時間足らずの
施術で治った?!

■今年の初め、ガチガチに固まった首の凝りからくる
頭痛に耐えかねて、思わず予約をした先。

神戸市JR兵庫駅から北へ徒歩3分。

カイロプラクティック「快癒館」↓
http://homepage2.nifty.com/kaiyu-kan/

■ここの院長岡本和之さんは、弊社FP森本のお客様だった
のですが、弊社で開催しているライフプランセミナーに参加して
もらったのをきっかけに私も懇意にさせていただき、今回の
治療と相成りました。

弊社のお客様だからということで、特に誇大宣伝をしようということ
ではなく、施術のビフォー・アフターでその違いをハッキリ感じました。

これまで、何度となく整体、マッサージ、カイロという分野の
施術を受けましたが、ここまで効果が持続的だったことは
ありませんでした。

■岡本院長にしてもらった説明を私なりに解釈すると、

「凝りは、無理な(正しくない)姿勢による関節のズレから
神経がうまく流れなくなって、神経伝達が促進低下をおこして、あらゆる器官に影響を及ぼし、筋肉が硬直することで起きる」
ということのようです。

だから、その関節のズレを矯正して神経伝達を良くすれば、
おのずと凝りの症状はなくなるとのこと。

なるほど。

やはり、体中を流れる神経というのは、健康に大きく関わる
問題なんですね。

■また、背中を丸めてパソコンに向かう、ソファに腰かけて
足を組むなど、日頃何気なくとっている姿勢は、腰や背中に
実は大きな負担をかけているようで。

そして、姿勢の問題は、起きている時だけではなく、寝ている
時にも気を使う必要があるとのこと。

私の場合、横向きに寝る癖があるのですが、これも肩首など
血行が悪くなる原因になるので、出来れば上向きの姿勢を
保って寝るのが良いとのこと。
これは岡本院長はじめ、以前より複数の方からアドバイス
いただいていました。

■年始早々の私の抱負にも“健康改善”の項目を入れていた
こともあり、そこで私はある決断をしました。

それは、
ベッドのマットレスと枕を買い替えること。

マットレスは、腰や背中に負担がかかりにくい高反発のものを購入。

そして、枕は頭のところが凹んで自然に上向きの姿勢で寝る
ことができる特製の枕を購入。

購入早々、その効果をてきめんに感じることができました。

■眠りの深さが以前に比べ断然深くなった感じで、
朝の目覚めのスッキリ感がまるで違うこと。

やはり睡眠というのは、眠る時間の長さも大切なんでしょうが、
眠りの質もとても重要だということを今更ながら実感しています。

■とかく“健康改善”というと、適度な運動をするとか食事に気を配る
といった「分かっちゃいるけど、なかなかできない」ことに目が向き
がちなもの。

寝具を替えて、睡眠の質を変えることができれば、それも立派な
“健康改善”につながることに今回気づいた次第です。

しかもこれは、絶対三日坊主に終わる心配がない。

まさしく「果報は寝て待て」ですね。

今回は、私見ながらの“健康改善”について気づいたことを
お伝えしましたが、今後もライフプランを考える上でとても大事な
要素、“健康”についても折に触れて取り上げたいと思います。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

カイロプラクティックにマットレスに枕。

私の凝り性改善の強力な味方を持つことができ、
年始早々とても快適な生活を送っています。

そして、実はもうふたつ強力な味方を手に入れました。

それは、ストレッチポールとストレッチングボードという
健康器具。

ストレッチポールは円柱型のクッションのような器具を
床に置き、そのポールに背中を乗せて様々なストレッチを
行うことで、姿勢を正しくするというもの。

もう一つのストレッチングボードという器具は、家庭用の
体重計のような形をした、傾斜がつけられるボードです。
この上に乗り、正しい姿勢で上下左右、ひざなどの屈伸運動を
行うのですが、こちらも姿勢を矯正し、血行を促し、凝りを
改善する効果があります。

どちらも3分~10分程度で室内で手軽にできる優れもので、
数千円で購入することが可能です。

いずれもインターネットで検索していただくと、通販などで
簡単に買えるものですので、関心がおありの方は一度
チェックしてみてください。

私も齢五十を重ねていくと、どこかしらにガタがでてくるもので、
“健康増進”という視点から“健康維持”にシフトしていく時期に
差し掛かってきているのかなあと思い知らされる時があります。

でも、気持ちだけはまだまだ30代の青年の感覚なんですがね。

By キーストーン | 公開日:2012年1月20日| パーマリンク

2012年2月3日【第37号】わずか3分で、20年の時空を超える・・・

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第37号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年2月3日 節分>
☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【わずか3分で、20年の時空を超える・・・】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【わずか3分で、20年の時空を超える・・・】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

前号でお送りしました“健康改善法”について。

『健康』についての話題は、多くの方々の関心事のようで、
今回は特に様々な方から反響がありました。

ご紹介させていただいた神戸のカイロプラクティック
「快癒館」さんに関するお問い合わせもいただき、
既に読者の方で予約された方もおられたようです。

また、姿勢を矯正するための健康器具や寝具についても
いくつかのご意見やご感想をいただき、

多くの方々が、“肉体疲労”を抱えながら日々過ごして
いるんだなあとつくづく感じました。

ただ、前回ご紹介させていただいた健康改善についての
内容は、あくまで私見でありますので、その効果のほどは
個人差があることをくれぐれもご承知おきください。

それでは、そろそろ今日の本題に入りたいと思います。

今回は、先週末に半年ぶりに訪れたシンガポールと
マレーシアのお話。

題して、
【わずか3分で、20年の時空を超える・・・】

それでは、どうぞ。

■「わずか3分で、20年の時空を超えることができる
タイムトンネルがあるとすれば・・・???」

いきなり訳の分からない話から今日は始めましたが、
そのタイムトンネルを潜るために、私はこの地に何度も
訪れていると言っても過言ではありません。

■距離にして1㎞足らず。

シンガポールとマレーシア南端の街ジョホールバルを
隔てるジョホール海峡。

その海峡の上に架かる橋を渡るのに車でわずか3分。

タイムトンネルならぬ橋の入口と出口に、時間のズレを確認
するかのように両国のイミグレーション(税関)があります。

■かたや2010年度世界競争力NO1に輝いた国。

シンガポール。

世界の富裕層や優良企業が集まり、新興アジアの象徴的な
都市として注目を集めています。

■今回私が訪れたのが、中国の正月にあたる春節の
時期だったので、その繁栄ぶりは際立って見えました。

例えると、私が社会人になりたてだった1980年代半ばの
まさしくバブルを迎えかけた東京のようなきらびやかな感じ
とでも言いましょうか。

街中に活気があり、行きかう人々は心なしか華やいでおり、
欧州危機や日本の不景気など、どこ吹く風といった感じです。

■教育水準が高く、最先端の医療システムを兼ね備え、
地震などの天災がなく安全であるこの国へ移住を希望する
人が最近ではあとを絶たないとか。

しかもシンガポールは個人所得税、法人税、そして相続税、
利子課税などで優遇税制を取っているので、富裕層にとっては
とても住みやすい環境のようです。

■一方のジョホールバルはと言いますと、都会のシンガポール
と違い、まだまだ開発余地を残した大いなる地方都市といった所。

そこに住む地元の人々は、素朴ではあるけれど人情味に溢れ、
とても親切で温和な印象を与えます。

しかし、ここ数年シンガポールに隣接しているジョホールバルは
大きな変貌を遂げようとしています。

■「イスカンダルマレーシア」という国家プロジェクトが
進行中で、ジョホールバルをシンガポールの経済圏と一体化
させようという計画が公式発表されています。

それはさながら五輪や万博を控えた1960年代の日本のような、
「これから何かが起こる!」といった夢と希望に満ちた時期に
差し掛かっていると言えなくはありません。

新都市が計画的に開発され、高速道路が整備され、大型ビルの
建設ラッシュがあり、雇用が生まれ、経済が発展する。

ちょうど今上映中の映画「ALWAYS 3丁目の夕日‘64」のような
時代感がそこにあるように感じます。

■わずか3分の距離感のところで、日本が経験した1960年代と
1980年代の20年の時代のギャップがあるとすれば・・・

シンガポールとマレーシアの1人当たりのGDPの格差は
約5倍と言われていますし、

シンガポールとジョホールバルの不動産相場の価格差にいたっては、
現状でも8倍から10倍あると言われています。

■しかし、3年5年先にこのギャップが縮まっていくとすれば・・・

2018年には、シンガポールからジョホールバルに新交通システム
MRTがつながるというニュースが既に正式発表されています。

そうなるとジョホールバルは、どのような発展を遂げていくのか?

■まさしくタイムスリップしてきたように次に起こることが予測できれば、
投資・運用もしくはビジネスの世界で大きな収益をあげることができる。

こんな書き方をすると、私が巧い投資話の勧誘をしているように
聞こえてしまいますね。

でも違います。

■私が、お伝えしたいことは・・・

残念ですが、ちょっと長くなるので今日のところはここまでとさせて
いただきます。

この続きは、再来週の金曜日に。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

今回のシンガポール~ジョホールバルの視察は、
数名の経営者の方々と行って参りました。

シンガポールでは、現地事情に詳しい方にお願いして、
セミナー形式でシンガポールについてのお話をお聞きした
のですが、とても興味深い話を聞くことができました。

シンガポールがこれだけ発展してきた理由のひとつは、
なんといっても政治主導による国家戦略がしっかり描けて
いること。

人口500万人程度の淡路島ほどの天然資源のない小国が
世界競争力NO1に輝いたのは、優秀な国内人材の育成と
海外の人材と企業の誘致によるところが大きいようです。

やはり、企業も国家も人が命ですね。

また、気になる話として、昨年の震災以降日本人の訪問が
目に見えて増えているとのこと。

目的は、資産移転と日本以外の居住先を確保しておきたい
ということのようです。

これまでは、日本人でそういうことを考えるのは、
富裕層に限られていたのが、最近はそうでもないそうです。

日本の財政・年金問題、震災による放射能の影響など、
日本のカントリーリスクの問題が根底にあるようです。

昔は、まさかの時のために備える手段として、
生命保険か損害保険で対応しておけばよかったのが、
今ではそれだけでは十分な対策とはならない時代に
なってしまったのかも知れません。

時代の流れをしっかり見極め、次の一手を考えておかないと
いけないということですね。

By キーストーン | 公開日:2012年2月3日| パーマリンク

2012年2月17日【第38号】市場のゆがみ“アービトラージ”を利用する

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第38号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年2月17日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【市場のゆがみ“アービトラージ”を利用する】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【市場のゆがみ“アービトラージ”を利用する】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

先週末の午前中、家内と久しぶりに近所を散歩しました。

特にあてもない、“ちいさんぽ”風の夫婦でのそぞろ歩き。

街並みを楽しみつつ駅前のティールームで軽いブランチを取り、
前から気になっていた温泉スパの前を通ったので、「入ろうか」
ということになり、レンタル水着着用の露天混浴。

他愛のない会話やゆったり流れる時間を共にした4時間ほどの
小旅行といった感じでしたが、それはそれで意味がありました。

結婚後20年を経過し、仕事優先で家庭をあまり顧みなかった
亭主(私)が少しづつ軌道修正をすべき時期に差し掛かって
いるのかも知れません。

これから長いセカンドライフを共にするにあたっての予行演習
とでも言いましょうか。

ちょっぴりではありますが、夫婦間の距離も縮まったような
気がします。

でも、これは私の一方的な思い込みかも知れませんが。(汗)

さて、今回のメルマガは、前回号の続きとなりますが、どんな
展開の話になるのやら。

題して、
【市場のゆがみ“アービトラージ”を利用する】

それでは、どうぞ。

■【わずか3分で、20年の時空を超える・・・】

前回号では、こんな表題で目覚ましい発展を遂げている
シンガポールとマレーシア、ジョホールバルの対比について
お話しました。

車でわずか3分隔てたシンガポールとジョホールバルでは、
時間のギャップが20年あるというお話。

■少し話は横道にそれますが、みなさんは“アービトラージ”
という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

ほとんど耳慣れない言葉かもしれませんね。

■ “アービトラージ”とは、投資運用の専門用語で、
「裁定取引」のこと。

これでは分かりにくいので、野村総研の経営用語の
基礎知識からの解説を以下引用させていただくと、

“アービトラージ”とは、
「市場のゆがみを利用し、同じ価値を持つ商品の価格差を
利用して利鞘を稼ぐこと。比較的低いリスクで収益機会を
狙うことができる。」と、あります。

■「市場のゆがみ」とは、まさしく時間・空間のギャップを指し、
この時空を超えることで、大きなビジネスチャンスに巡り合う
ことができるようです。

私は、ここ数年の間にアジアで成功している多くの日本人
経営者に出会ってきました。

そして、彼らの成功の秘訣の共通点を私なりに学んで、見えて
きたのが、この“アービトラージ”というキーワード。

■映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの続編で、こんなくだり
があったのを思い出します。

悪役のビフが未来から持って帰った「スポーツ年鑑」を使って
スポーツ賭博で大金持ちになったというシーン。

次に何が起こるかがわかれば、誰でも大儲けできるという話。

■実は私がアジアで出会った日本人経営者の人達も次に何が
起こるかがわかっていたのだと思います。

今の新興アジア各国は、高度成長期の日本を後追いするように
成長しており、まさしくタイムスリップが起こっているかのようです。

そして、この時間のズレすなわちアービトラージをうまく活用する
ことで、ビジネスを成功に導いていった。

■そして今、円高にあえぐ日本の企業はこの「時間のズレ」に乗り
遅れまいと、こぞって新興アジアを目指しているように思えます。

ただ、日本の企業が海外を目指せば目指すほど、日本国内の
空洞化が顕著になり、結果的に日本の景気を悪化させる自己
矛盾をはらんでしまうことになりかねません。

うーん。

難しい問題ですね。

■少しビジネスよりの話に偏った感じになってきたので、今日の
ところはいったん仕切り直しをさせていただきますね。

次回は、もう少しライトな感じでいこうと思います。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

今日は、不覚にも風邪をこじらせたようで、そのせいか
ちょっと頭の回転がいつもにまして鈍くなっているようです。

今流行りのインフルエンザではなさそうですが、少し療養が
必要なのかも知れません。

みなさまもくれぐれもお身体ご自愛くださいませ。

=======================

By キーストーン | 公開日:2012年2月17日| パーマリンク

2012年3月2日【第39号】この世にユートピア(理想郷)があるとすれば…

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第39号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年3月2日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【この世にユートピア(理想郷)があるとすれば…】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【この世にユートピア(理想郷)があるとすれば・・・】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

2月27日付日経夕刊の1面にこんな記事が載っていました。

『ベトナムに「田園都市」』という表題で、

東急電鉄が1000億円投資して、ベトナムのホーチミン郊外に
大規模なニュータウン開発に乗り出すとのこと。

東急電鉄と言えば、80年代のテレビドラマ「金曜日の妻たちへ」の
舞台として一躍有名になった田園都市線たまプラーザ駅周辺の
おしゃれで上品な街づくりをしたことで定評がある電鉄会社。

記事には、「ベトナムの中間層の所得水準の上がり方が日本の
高度成長期に似ているため、自社の経験がいかせると判断した」
とありました。

ここ数回にわたってお話しているタイムスリップビジネスの事例が、
ニュースをつぶさに見ていると、いたるところに出ています。

富裕層や企業の「日本脱出!」という状況に将来を憂うのか?

「宝島を見つけたぞ!」と、いち早くアクションをおこし、閉塞感から
抜け出す冒険に旅立つのか?

まあ冒険というのは、スリルがあるほどワクワクして楽しいもの。

人生ワクワクドキドキ生きていかないと面白くないですものね。

と、ちょっと無責任な話をしてしまいましたが、今日は冒険の
先にあった宝島にユートピアをつくるというお話。

そんなおとぎ話にお付き合いいただけるようでしたら、
先にお進みください。

題して、
【この世にユートピア(理想郷)があるとすれば・・・】

それでは、どうぞ。

■この世にユートピア(理想郷)があるとすれば・・・

どんな世界を想像するでしょうか?

幸せに満ちた生活を送れるまさに理想郷。

ちょっと、イメージしてみてください。

 ? ? ?

■健康でいつまでも若く、

趣味やスポーツを楽しみながら、

おいしいものをたくさん食べて、

人から認められる活躍の場があって、

愉快で気の合う仲間が集う。

そんなコミュニティがある場所を
理想郷と呼べるのではないでしょうか。

■そういう意味では、ユートピアとは
「コミュニティのある理想都市」と置き換える
ことも可能なのかも知れません。

では、そんな理想都市はどこにあるのでしょうか?

私の場合、それを具体的にイメージすると
ある原風景に行き着きます。

■それは20年ほど前、私が会社勤めの時代に
2年間だけ転勤で住んだことのある東急田園都市線
たまプラーザ駅周辺の風景。

緑豊かな自然と都会的な感覚が見事に調和した
文字通りの田園都市。

駅前には百貨店やスーパー、そして洒落たブティックや
雑貨店、レストランが立ち並び、週末ごとに家内と散策を
楽しんだものでした。

■新婚時代の思い出深い地だということを差し引いても
日本でもっとも完成度の高い街づくりが出来た地域だと
いまだに思います。

そこにいるだけで幸せな気分になれるというか。

そこには、心の充足を満たしてくれる何かがあったように思います。

■それが、まるでデジャブを見ているように、一昨年の12月に
突然私の目の前に姿を現しました。

アジアの新興国、マレーシアジョホールバルの新都市開発。

「イスカンダル・マレーシア」という国家プロジェクトが動き出し、
その全容が見え始めたころの話です。

■広大な敷地に議事堂、ヨットハーバーが完成し、アミューズ
メントパーク、商業エリアと学研エリアは土地の整備段階。

そして、まだ1割程度しか完成していない高級住宅街を見学した
のですが、たまプラーザで経験したような感慨が蘇りました。

「ここは、日本人にとってのユートピアになるかも知れない」

なぜか、根拠はないけれど直感的に出てきたイメージでした。

■ここの開発計画は初期段階で、価格帯は感覚的にいうと
日本の相場の5分の1程度とのこと。

見学した住戸の1戸あたりの床面積は80坪以上でメイド部屋まで
あり、800戸ほどある住宅区にはクラブハウスがあり、プールがあり、
フィットネスジムもあって、セキュリティも万全。

いやはや、日本の高級住宅街でもここまで設備が揃った住宅区は
見たことがありません。

■この地を初めて訪れてから1年余り。

その後、開発が急ピッチで進められ、高速道路が張り巡らされ、
新都市計画も着実に変容を遂げています。

次回の【ライフナビ通信】では、この地ジョホールバルに本当に
日本人のユートピアをつくることができるかについてのお話です。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

先日、マレーシアのとある団体が来日し、来阪の機会が
あったので、夕食を共にさせていただきました。

メンバー構成は、マレーシアの政府系機関とジョイントで
不動産開発をしている大手デベロッパーのマネージャーや
インテリアデザイナー(風水師)といった顔ぶれ。

マレーシアでは、ビジネスの世界でも女性優位なのか、
今回ご一緒させていただいた6名のうち、5名が女性でした。

夕食は大阪らしいもてなしが良いかと思い、ちょっとだけ
気取ったお好み焼き屋さんにお連れしたのですが、
これが大好評。

また、ここぞとばかり持ち前のホスピタリティ(おもてなし)
精神を発揮し、夕食後こてこての大阪を体験してもらおうと
グリコの看板でおなじみの道頓堀と法善寺横丁を見学。

まるで、修学旅行のようなノリで、皆さんとても喜んで
もらい、無事お努めを果たすことができました。

そこであらためて感じたことは、外国人と言ってもアジアの
人はとても親近感を持って接することができるということ。

顔だちも日本人と近いし、英語だってカタコトで通じ合える。

それにしても、道頓堀のラーメン店に人気男性韓流スターが
来店したという写真を見た瞬間のマレーシア女性たちの反応。

あれ、ほとんど“おおさかのおばちゃん”のリアクションと
かわらんかったように思います。

By キーストーン | 公開日:2012年3月2日| パーマリンク

2012年3月30日【第40号】1年間で変わる風景、変わらない風景

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第40号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年3月16日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【1年間で変わる風景、変わらない風景】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【1年間で変わる風景、変わらない風景】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

3月というと、卒業のシーズン。

実は、弊社社員で長らく貢献してくれた安孫子仁美が
今月で弊社を卒業することになりまして。

世間で言う定年に近い年齢になり、自分のリタイアメント
プランを実践する歳に入ったということで、これ以上引き
留めるわけにもいかず、先日最後の出社日を迎えました。

安孫子は、私がソニー生命でライフプランナーをしていた
頃から秘書として支えてくれ、私(キーストーン)の一番の
理解者だっただけに寂しさもひとしおで、思わずこみ上げる
ものがありました。(涙)

その安孫子がラストメッセージとして残してくれた言葉。

人のご縁の大切さ。

夢・未来を持つこと。

志を持つこと。

人の役に立つこと。

自分の人生が幸せだと思える生き方ができるように!

・・・

彼女が伝えてくれたメッセージは、まさしくキーストーンが
これからどんなに変わろうとも変わらない、いや変えては
いけないスタンスだと、思いを新たにしました。

これまでキーストーンを支えてくれた安孫子さん。

これからはキーストーンのOGそして顧客として、
外から優しく(厳しく)見守ってくださいね。

永い間お疲れ様でした。

では、そろそろ本日の本題に。

題して、
【1年間で変わる風景、変わらない風景】

それでは、どうぞ。

■前回お話したマレーシアジョホールバルの新都市開発。

昨年1年間で大きな変貌を遂げています。

1年前まで旧市街から新都心まで、車で30分以上かかって
いたのが、高速道路が開通し、今では15分程度で行き来が
可能になり、車窓の風景もどんどん変わってきています。

プロジェクトの開発スピードも加速がかかってきてきたようで、
列島改造計画に沸いた高度成長期の日本を彷彿とさせる
思いがします。

■実は、昨年の前半あたりまでは、マレーシアの他の地域や
お隣のシンガポールでもジョホールバル(略してJB)の新都市
開発の計画には冷ややかな目が向けられていたようでした。

「あのジャングル地帯の田舎で、治安もあまり良くないJBがどう
変われるというのか?」

そんな声も昨年の後半あたりから様相が一変してきました。

■2018年にシンガポールとJBを結ぶ新交通システムが開通!

JBの新都心にシンガポールの大資本が高齢者向け大型医療機関
建設を決定!

JB新都心隣の学研地域に英国の名門大学マールボロ・カレッジ
分校ほか海外の名門校が続々開校!

実は、ウィリアム王子夫人のキャサリン王妃はこのマールボロ・
カレッジ出身ということで、ウィリアム王子夫妻がこの秋開校する
JB分校の開校式に来賓で出席されることも決まったようです。

■こんなビッグニュースが昨年秋あたりから立て続けに流され、
ジョホールバルは世界的に注目を集めだしています。

日本でもテレビニュースや雑誌にも取り上げられるようになって
きており、もうすでに何度か取材チームも入ってきているとか。

さて、話はジョホールバルが日本人のユートピアになりえるか
ということでしたね。

■まだまだ夢の段階ですが、私はその可能性は十分にあると
考えています。

日本人が未来(老後)の不安を感じずに暮らせるユートピア。

医・職・住、そして教育。
(普通は衣・食・住なので、私の造語です)

そのどれをとっても、ジョホールバルには大きな可能性を
感じます。

■3.11から1年。

一方でテレビの特集番組では、1年経っても一向に復興が
進まず、何も変わらない被災地の風景が映し出されています。

この1年間で政治の停滞のみならず、極度の円高と経済構造
の変化に乗り遅れた感のある日本の大企業も業績低迷に
あえいでいます。

■そんな日本の環境のなか、どのようにすれば、国内でも将来の
不安を少しでも減らして、心豊かに生きていくことができるのか。

次回からの【ライフナビ通信】は、ふたたび話題を身近な
事例に戻して、幸せな生き方について考えてみたいと思います。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

先日、私の10年来の友人であり、顧客でもある横浜在住の
経営コンサルタント門田由貴子さんが、新刊を出されました。

本のタイトルは、
『35歳で課長になる人ならない人
本当の「あたらしい」働き方を見つけよう』
http://goo.gl/DKOLC

門田さんは、現在組織変革コンサルタントとして活躍され、
大手企業の人事担当者から高い評価を受けている方です。

本の内容は、ズバリ30代のためのリーダーシップ論。

私も拝読させてもらいましたが、50代の私でも勉強になる
部分が多く、経営者(つまりリーダー)のはしくれである自分
の改善点も再発見することができました。

この本の出色なところは、自分の職種の適性を
「火・水・土・風」といった性質的なタイプに分け、
それぞれにわかりやすい解説を加える形式を取って
いるところだと思います。

そして、この本の中で少しだけではありますが、私のことを
紹介してくれている個所があります。

「プロフェッショナルを目指そう」という段落での紹介でした
が、こそばくなるくらいお褒めの言葉をいただきました。

私のことは別として、Amazonのカスタマーレビューでも
☆5つの最高ランクで非常に評価の高い本ですので、
よろしければご一読のほどを。

By キーストーン | 公開日:2012年3月30日| パーマリンク

2012年3月30日【第41号】「おくられびと」の人生を想う

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第41号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年3月30日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【「おくられびと」の人生を想う】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【「おくられびと」の人生を想う】
========================
こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

前回このメルマガで弊社社員の卒業について触れましたが、
実は先週末にもうひとつの大きな“別れ”を経験しました。

実父との今生の別れ。

“別れ”というのは、いくつになってもつらいものですね。

日常の風景からその人の存在の部分だけ、ぽっかりと
穴が空くというか。

日頃あまり意識していなかったことも、失うことによって
その有難さに気づかされることがしばしばあります。

大正生まれの実直で気骨ある父の生き様が、葬儀を通して
私の心の中に走馬灯のように駆け巡っていました。

父の人生とは、どんなものだったのだろう?

・・・

今日は、亡くなった人を送る家族の立場で、人生について
考えてみたいと思います。

題して、
【「おくられびと」の人生を想う】

それでは、どうぞ。

■3月23日金曜日、午前4時10分。

享年89歳。

父は病院で静かに息を引き取りました。

死亡診断名、『老衰』。

大往生と言っても良い最期だったと思います。

■ほぼ寝たきりになって、自宅で1年、病院で1年。

その前の介護期間を含め、ほぼ3年の介護生活を
経ての旅立ち。

奇しくも3年というのは、死ぬまでの日本人男性の
平均介護期間と一致します。
(厚生労働省調べ。女性の平均介護期間は6.5年)

■「人に迷惑をかけてまで、長生きしたくない。」

常々そう口癖のように言っていた父としては、3年の介護
生活は不本意だったかも知れません。

ただ、残された家族(特に母)にとっては、心の準備や
父への思いを深める期間としては、適切な時間だった
ように今となっては思えます。

■「お葬式はどうしよう。」

家族のなかでタブー視されていたそんな話ができたのは、
父が亡くなる3日くらい前だったでしょうか。

昨年、91歳になる叔母を看取った従姉(いとこ)のアドバイス
を参考に、父の意思も尊重し家族葬とすることに。

■葬儀に関して、最近身内だけの家族葬というスタイルが
かなり一般化してきているようです。

家族葬については、賛否両論あるかも知れませんが、
今回の私たちの選択はとても良かったかなと思っています。

葬儀の間、しっかり故人と向き合う時間が取れたことが、
家族にとってとても貴重に思えました。

■父がどんな人生を過ごし、どんな価値観を持って生きてきたか。

どんなものが好きで、どんな趣味を持って、どんな人と付き合って
きたか。

家族での思い出やエピソードは?

そして、家族に伝えたかった父の願いはどんなことだったのか?

■そんな話を家族でしていると、あたかも子供時代に戻った
かのような家族の関係が蘇ったように思います。

父を失ったことで、残された母を支えあっていこうという
気運が兄弟でさらに芽生えたこと。

そういう意味では、父の死が家族の絆を再生させてくれた
のかも知れません。

■告別式当日は、雨~曇天~快晴を繰り返す印象的な一日でした。

まるで波乱万丈な父の一生を象徴するかのように。

本日は、少し個人的な話題に終始してしまった感がありますが、
人生の終わり方について、多少なりともご参考になればと思い
お話させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

本日は、普段あまり話題になりにくいお葬式について、
取り上げさせていただきました。

今回、個人的に初めてお葬式に参列する側から
お葬式をあげる側になったのですが、とても多くの
気付きがありました。

まず、葬儀屋さんという仕事について。

ことが起こってからたった2、3日で人生の一大事を
完結させてしまうこの仕事。

しかも基本的には事前予約なしで当日、それも24時間
体制で待ったなし。

結構過酷な仕事だと思いますが、段取りをポンポンと
決めていく手際の良さに感動しました。

また、看病疲れで憔悴しきった遺族相手に、相場がわかり
にくい価格で見積もりを勧めていくのですから、基本的
には売り手優位のビジネスだと思えるのですが。

私たち家族が選定させていただいた葬儀屋さんは、
とても親切で良心的でした。

また、映画「おくりびと」で一躍有名になった納棺師。

うちの父もお世話になったのですが、遺族にとっては
とても嬉しいサービスだと感じました。

故人の全身(洗髪含む)をシャワーで洗い、白装束への
着替え、そしてうっすらと生気が蘇る化粧を施し、納棺
してくれる。

おかげさまで、通夜から告別式、そして出棺まで
安らかなきれいな顔のまま見送ることができました。

世の中、あまり目立たないけど人から感謝される仕事って
いっぱいあるものですね。

By キーストーン | 公開日:2012年3月30日| パーマリンク

2012年4月6日【第42号】 60歳までにやっておけばよかったこと

■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□   
 【ライフナビ通信 第42号】 
 ~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2012年4月6日>

☆______________________★
目次
◎今日のテーマ
【60歳までにやっておけばよかったこと】
◎編集後記
☆______________________★

========================
◎今日のテーマ
【60歳までにやっておけばよかったこと】
========================

こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。

今年は、桜が例年にくらべ少し遅めの開花のようですね。

実は、昨年秋に引っ越した自宅の前が桜並木となっていて、
毎日開花状況をつぶさに観察していたのですが・・・

ついに、咲きました!

2週間ほど前からつぼみがふくらみ、今か今かと開花を
心待ちにしていましたが、一気に花びらが開き出しました。

桜と言えば、日本人にとって特別な存在のように思います。

満開の桜の見事なまでの美しさは、人々の心をなごませ、
そして短い見頃の時期を終えると、いさぎよく散っていく。

四季の移り変わりを敏感に感じ、心の機微を大切にする
日本人には、そこが心を動かされるポイントなんでしょうね。

今年の桜も存分に楽しみましょう。

では、今日の本題に入りたいと思います。

題して、
【60歳までにやっておけばよかったこと】

それでは、どうぞ。

■先週末、3月31日付日経新聞朝刊の
「NIKKEI プラス1」の特集記事に
『60歳までにやっておけばよかったこと』
という調査結果が載っていました。

調査対象は、20~70歳代の勤務経験のある男女で、
「お金」、「健康」、「人間関係」を充実させるために
何が重要かを選択肢から選んでもらうという内容。

今回は、その結果がとても興味深く思えましたので、
私の意見を交えて紹介させていただこうと思います。

■まずは、ひとつ目の「お金」について。

60歳以上の方々がやっておけばよかったこと、そして50代
以下の方々が60歳までにしておきたいこととして、トップに
あがった項目は、やはり「貯金」。

老後の不安が今後益々増えるなか、早い段階から経済的に
備えていくことが何よりも大事ということのようです。

とはいえ、やろうと思ってもなかなかできないのも現実のようで
「やっておけばよかった」、「しておきたいと思っているが…」と
いうことになってしまうのかも知れません。

■無理なく簡単に「貯金」をするコツがあるとすれば、それは
月々決まった額を“天引き”で積み立てで貯めていくことがとても
シンプルですが正攻法だと思います。

“天引き”積み立て貯金の強みは、なんといっても一度始めると
知らないうちにお金をが貯まっていくというところにあります。

コツコツ貯めて、ある程度の金額になったら有利な運用商品に
預けかえて、大きく殖やすということもお金を賢く貯める大切な
ポイントですね。

■また、60歳以上の方々で、「お金」についてしておいてよかったと
答えたトップの項目が、持ち家の購入とそのローンを退職までに
完済しておいたことというのは、実感がこもった内容だと思いました。

退職後に住宅費用の負担が続くというのは、確かにきついですからね。

老後に向けての「住居をどうするのか?」という問題についても、早い
段階からしっかり自分なりのイメージを固めておく必要がありそうです。

■次に「健康」について。

この項目では、「大食い、大酒を慎む」、「野菜中心の粗食を心がける」
といった食習慣に関することが意外(?)に上位を占めていました。

これは、食習慣が肥満や内臓疾患などの病気につながることを特に
意識する人が増えていることのあらわれかと思います。

その他、「日頃からよく歩く」、「早寝・早起き」など、生活習慣に関する
項目もやはり多くの人の関心事のようで各年代の上位項目でした。

■一方、50代以下の方で「よく笑い、くよくよ悩まない」といった項目や
60代以上の「旅行に出かける」といった、昔なら「健康」とは直接的に
つながらないと思われるような項目があがっていたのも、特筆すべき
点かも知れません。

健康には精神的なストレスは禁物、そして笑うことや旅に出て心を開放
することが若さや健康を保つ秘訣ということなのでしょう。

まさしく、「病は気から」ということのようですね。

■そして、最後に「人間関係」。

これは、「夫婦関係を大切にする」、「人付き合いで無理をしない」、
「共通の趣味を持つ友人をつくる」といった項目が各年代で上位を
占めていました。

この内容からは、数多くの人と関係をつなげていくことよりも、本当に
大切な人と楽しく過ごす時間を大事にしたいという傾向が最近特に
強くなっているということが読み取れます。

個人的にも、自分にとって誰と時間を共にすることが重要なのかを
考えさせられる内容でした。

■以上、「お金」、「健康」、「人間関係」の3つの項目のおもだった
内容だけを抜き出してご紹介させていただきましたが、私たちFPは
そのなかの「お金」についてだけ、ご相談させていただいているわけ
ではありません。

ご相談者様の歩んで来られた人生、そしてこれからの人生について、
しっかり向き合う時間をとっていただくことをとても大切にしています。

【あなたの人生で本当に大切なものは何なのか?】

年度初めの春に私たちと一緒に考えてみませんか。

では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。

========================
◎【編集後記】 
========================

この1年間で海外の視察に関する情報を当メルマガでは
数多く取り上げてきました。

その中でもとりわけ紹介回数が多かったのが、
マレーシアはジョホールバルの新都市開発について。

そのジョホールバルの新都市開発「イスカンダル計画」の
全容並びに不動産投資の魅力について、日本でふたたび
セミナーが開催されることになりました。

開場は、大阪(4/14土)、福岡(4/16月)、名古屋(4/21土)、
そして東京(4/22日)の全国4か所。

主催及びセミナー講師は、ジョホールバルで不動産業を
手掛けるセントラル不動産CEOの杉野哲朗氏。

以下、セミナーの案内をさせていただきますが、
よろしければこちらから詳細をご確認ください。

http://www.toushikaigai.com/

この機会に新興アジアの熱い息吹を感じてみられては
いかがでしょうか。

【セミナー内容】

■マレーシアの魅力
・マクロ的視点からのマレーシアの魅力
■ジョホールバル市の魅力
・ミクロ的視点からのジョホールバル市の魅力
■2012年度版 イスカンダル計画の政府計画のご紹介
・シンガポールとの一体化をめざす計画の全貌
・各開発区のコンセプト説明と開発状況
■ジョホールバル不動産投資
・不動産購入時の注意点
・銀行ローン契約時の注意点
■新都心ヌサジャヤ地区ハイクラスコンド インピアナ のご紹介
・イスカンダル計画B地区ヌサジャヤのハイクラスコンドミニアム
・購入シミュレーション
■質疑応答

※このセミナーでは、海外不動産に関する物件情報の案内が
含まれていますが、まずは情報を収集するというスタンスで
セミナーを受講されることをお奨めいたします。

By キーストーン | 公開日:2012年4月6日| パーマリンク
Page 4 of 19« First...«23456»10...Last »
  • キーストーンメールマガジン

    「キーストーン通信」

    相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
    月1回お届けします。

    購読を申し込む

    バックナンバーはこちら

    • 株式会社シードコンサルティング
    • ISCA 相続・事業承継コンサルティング協会
    • メディア
    • マネジメントゲーム(MG®)研修
  • 最近のエントリー

    • 【キーストーン通信2025年4月号】保険金受取人は誰になってる?
    • 【キーストーン通信2025年3月号】相続対策で見落としがちなポイント「全体のバランス」とは!?
    • 【キーストーン通信2025年2月号】身内が亡くなったらどうする?「準確定申告」簡単解説!
    • 【キーストーン通信2025年1月号】相続対策における生前整理の必要性
    • 【キーストーン通信2024年12月号】相続税が課税される財産

ページの先頭へ

  • ホーム
  • 事業承継対策
  • 相続対策
  • ライフプランニング
  • パートナーネットワーク
  • 会社情報
    • 会社概要
    • Keystone Philosophy
    • 代表&スタッフ紹介
  • お問い合わせ
  • ライフナビ通信
  • What's New
  • 初めてのお客様
  • キーストーンのお客様
  • キーストーンメールマガジン
    • 購読の申し込み
    • バックナンバー
  • セミナー
  • メディア
  • メッセージ
  • 用語集
  • 個人情報保護方針・勧誘方針

株式会社キーストーンFPコンサルタンツ・株式会社キーストーン

〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-9-7 いずみビル5階 TEL:0120-140-439 FAX:06-4802-1141

Copyright (C) KEYSTONE CO,.LTD. All Rights Reserved.