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目次
◎今日のテーマ
【今、日本がお手本にすべき、とある国とは?】
◎編集後記
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
前回、お送りしたライフナビ通信創刊号。
みなさんがどんな思いでこのメルマガを読まれるのか、
反応がとても気になっていましたが、多くの方から嬉しい
メッセージや共感の声をいただきました。
すべてのメッセージをじっくり読ませていただきましたが、
多くの方々が日本の将来に不安を感じながらも、
人生を前向きに捕らえられる糸口を探って
いらっしゃることを肌身で感じました。
そんななかで私どもにとって、とても励みになる
メッセージをいただきましたので、以下抜粋文を
ご紹介させていただきます。
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キーストーンの方々とお会いし、将来の事やお金の事、
様々なお話をさせていただく中で、自分自身の変化と
今回のメールマガジンに重なるものがありました。
(中略)
私にとってキーストーンの皆様は単なるお金の相談先では
なく、「豊かな暮らし」や「充実した人生」といった本質的、
普遍的な価値観を共有できる方々だと思っています。
次回以降のメールマガジン、とても楽しみにしております。
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メールをいただいたNさん、
そしてご意見・ご感想をいただいた多くの方々、
メッセージ本当に有難うございました。
今後もみなさんのライフナビゲーター役となるべく、
お役に立てる情報発信を心がけていきますので、
どうぞよろしくお願いします。
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◎今日のテーマ
【今、日本がお手本にすべき、とある国とは?】
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■「ゆりかごから墓場まで」
むかし、社会の授業でこんな言葉を聞かれたことは、
ありませんか?
実はこの言葉、第2次世界大戦後当時英国の首相だった
チャーチルがラジオ演説で初めて用いたものだと
言われています。
文字通り国家が国民に対し、「ゆりかごから墓場まで、
手厚い福祉で面倒を見ますよ」という意味で使われました。
やがてこのスローガンは、英国のみならず日本を
含めた先進諸国の社会福祉政策の指針となりました。
■しかし、この政策は本場英国では長続きせず、高福祉
の反動で財政は危機に瀕し、1960年代から「英国病」
とまで言われた低迷の時期を迎えます。
一時は世界の覇権を握っていた英国も、
2度の世界大戦を経て衰退の一途をたどり、
国家財政は実質破綻状態にまで追い込まれるように
なっていました。
■そして、この財政危機を救ったと言われるのが、
1979年に首相に就任したサッチャー女史。
サッチャー首相の功績は、その後世界で認められ、
日本でも小泉内閣、安倍内閣、そして
現政権でも財政再建のお手本として、
多くの政策の参考とされています。
■では、サッチャー首相はどのように英国を救ったのか?
■まず手がけたのが、財政改革。
前述の「ゆりかごから墓場まで」と言われた福祉政策の
抜本見直しで支出に歯止めをかけ、競争原理の導入に
よって経済の活性化を図り、大きな効果をもたらしました。
■次に手がけたのが教育改革。
ここでは教育改革の詳細については深く触れませんが、
私が注目したのは、お金についての教育を小学校から
授業で取り入れたという点です。
■「国には、みなさんの老後の面倒を見るようなお金は
もうありませんから、自分の力で老後のお金を貯めなさい」
英国の教科書にそんなことが書いてあるかどうかは
定かではありませんが、
英国の子供達が、お金についての教育を
小さい頃から受けていることは事実です。
■「そもそも、お金はなぜ必要なの?」
「人間は、何のために働くの?」
あなたなら、小学生からそう聞かれたら
なんと答えますか?
次号(11月5日配信予定)の【ライフナビ通信】では、
欧米でどのようなお金(投資)の教育をしているかを
お話させていただきます。
どうぞお楽しみに!
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◎【編集後記】
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【ライフナビ通信創刊号】を配信した翌日、昨年ハワイで
お世話になったロングステイサービスハワイ社長の
三田英郎さんから、メルマガ創刊のお祝いとともに
こんなメールをいただきました。
『「国に頼らずに豊かなライフプランを考える」の内容は
まさに同感です。私たちのように海外から日本の現状を
見ているとまさに「日本がいつギリシャのようになっても
おかしくない」と見えてしまいます。』
海外に出てみると、違った角度で日本のことが見えてくる
ことが、私の経験からもよくあります。
グローバル化がどんどん進む世界のなかで、日本人も
もっと世界に目を向け、ものごとを考えていく必要が
あるのかも知れません。
今後もこのメルマガでは、海外の情報や視点を入れて、
私なりのメッセージをお伝えしていきたいと思っています。
◆ロングステイサービスハワイさん主催セミナー情報◆
ハワイ在住の三田社長が一時帰国され、
海外でのロングステイの魅力を語るとともに、
現地不動産の最新情報を紹介するセミナーを開催されます。
11月6日(土)は大阪、翌日7日(日)が名古屋、
14日(日)東京で行われます。
※ちなみに私石野も大阪のセミナーに参加します。
詳細はロングステイハワイさんのブログをご覧ください。
現地発のナマ情報も満載ですよ!
http://longstay.blog.mo-hawaii.com/441.html
2010年10月15日【創刊号】国に頼らずに豊かなライフプランを考える
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◎創刊のご挨拶
~このメールマガジンで伝えていきたいこと~
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
私はこの仕事に就いて十数年の間、ずっとお客さまの
ライフプランを考えるお手伝いをして参りました。
ただ、ここのところお客さまから、
「自分の老後を考えると、不安を感じる」
「年金や健康保険などの国の制度は本当に大丈夫?」
「このままでは、日本はどうなってしまうのでしょう?」
といった声をしばしばいただきます。
国の制度や政治・経済について、とやかく言及する
つもりはありませんが、これからの日本人が豊かに幸せに
過ごすための方策を考えることはとても重要だと感じます。
そんな問題意識を持って私はここ数年、自分の人生設計も
含め、日本人が心豊かに過ごせる生き方について、
ずっと考えて参りました。
その間、いくつもの国に足を運び、いろんな人との出会いがあり、
多くの経験や交流のなかから、今まで見えていなかったことが、
だんだん見えてきたように感じていることがあります。
このメールマガジンでは、稚拙ながらもそんな私の経験を踏まえ、
人生を豊かに幸せに生きていくための私なりの気づきや見方を
みなさんにお伝えして参ります。
具体的な内容としては、
▼私たちの専門であるお金に関すること
▼趣味や生きがいに関すること
▼心や身体の健康に関すること、
▼海外で見聞したことや特出した生き方・ライフスタイルを
している人たちのご紹介など。
そんなテーマを毎回前向きに配信していくつもりです。
情報が溢れ、時間に追われる現代人にとって、
良質な知識や情報は日々刻々その価値を
増しているように思います。
このメールマガジンが、あなたにとって役立つ情報と
なるよう、心を込めて執筆して参りますので、
どうぞ末永いお付き合いをよろしくお願いします。
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目次
◎今日のテーマ
【国に頼らずに豊かなライフプランを考える】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【国に頼らずに豊かなライフプランを考える】
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■日本が破綻する可能性は、本当に無いと言えますか?
創刊号からいきなり大上段に構えたテーマで恐縮です。
実はここ数年、ひそかに囁かれてきたこの破綻問題が、
今年に入って一気に現実味を帯びてきたと感じるのは
私だけではないと思いますが、いかがでしょうか。
・少子高齢化による年金受給世代の増加と
勤労世代の減少。
・景気後退で減る一方の税収と
それを穴埋めするために増え続ける財政赤字。
・本来、それらの対策をいち早く打たないといけないはずの
政治の世界が機能しているとは言いがたい現在の状況
国際社会からも徐々に存在感が薄れていっているのを
見るにつけ、日本国民としては寂しい限りです。
■書店では、国家財政や年金・医療の危機的状況を示す
データとともに、日本の破綻を示唆する出版物が
ひら積みになっていたり。
最近では、
時事のニュースを視聴者にわかりやすく解説する番組などで、
「もし国家破綻が起こったら?」
といったショッキングなテーマを再現ドラマ仕立てで
放送する状況にまで至っています。
■そして、私が特に注目したのは、
9月12日の日経新聞朝刊「滞った税財政改革」と小見出しが
ついた某元財務相のインタビュー記事での発言です。
「国家が破綻すれば、解雇や減給、増税として国民生活に
響く。財政はパンク寸前で、3年持てばいい。」
この発言は、国家財政はそこまで逼迫した状況で、即刻
増税しないと大変なことになるといった趣旨でしたが、
昨年まで政権を担ってきて国家予算編成の中心的役割を
果たしてきた人の言葉だけに重みが違います。
■はたして、日本の国家破綻は現実に起こるのか?
そして、それが起こるとしたらいつなのか?
実際のところは、もちろん私にもわかりません。
「無責任なことを言うな」とお叱りを受けるかもしれません。
■しかし、その可能性を無視できないのであれば、
国に頼らなくても心豊かに暮らしていけるという知恵を
そろそろ日本人は付けていかないといけない時期に
さしかかっていると言えるのではないでしょうか?
■そのために国や会社が自分の老後を守ってくれる
という過去の幻想を捨て、自己責任で老後準備を
始める意識を持つことがとても大切なのです。
■では、国に頼らずに自己責任で老後設計を考える
には、どんなことをすればいいのでしょうか?
■それは、「とある国」の歴史と現状をひも解くことで、
その方策がおのずと見えてくると私は考えています。
■その「とある国」とは?
そして、自分の力で老後設計を考える方策とは?
この続きは、次号でお話させていただきます。
では、次号をお楽しみに!
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◎【編集後記】
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いやあ~、創刊号としては、ちょっと重い話題だったかも
しれませんね。
でも、「今こういうことを日本人として考える必要がある」
という確信を持って、このメルマガを創刊いたしました。
何かと暗い話題が多く、将来に希望が持ちにくい状況だから
こそ、明るく前向きに夢を持って生きていきたいものです。
このメルマガ、そんな想いを込めて配信していきます。
日常の身近な話題については弊社のスタッフブログで随時
アップしていますので、そちらもよかったら覗いてみてください。
スタッフブログはこちら⇒ http://www.kanameishi.com/blog/
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