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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2010年10月15日【創刊号】国に頼らずに豊かなライフプランを考える
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◎創刊のご挨拶
~このメールマガジンで伝えていきたいこと~
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
私はこの仕事に就いて十数年の間、ずっとお客さまの
ライフプランを考えるお手伝いをして参りました。
ただ、ここのところお客さまから、
「自分の老後を考えると、不安を感じる」
「年金や健康保険などの国の制度は本当に大丈夫?」
「このままでは、日本はどうなってしまうのでしょう?」
といった声をしばしばいただきます。
国の制度や政治・経済について、とやかく言及する
つもりはありませんが、これからの日本人が豊かに幸せに
過ごすための方策を考えることはとても重要だと感じます。
そんな問題意識を持って私はここ数年、自分の人生設計も
含め、日本人が心豊かに過ごせる生き方について、
ずっと考えて参りました。
その間、いくつもの国に足を運び、いろんな人との出会いがあり、
多くの経験や交流のなかから、今まで見えていなかったことが、
だんだん見えてきたように感じていることがあります。
このメールマガジンでは、稚拙ながらもそんな私の経験を踏まえ、
人生を豊かに幸せに生きていくための私なりの気づきや見方を
みなさんにお伝えして参ります。
具体的な内容としては、
▼私たちの専門であるお金に関すること
▼趣味や生きがいに関すること
▼心や身体の健康に関すること、
▼海外で見聞したことや特出した生き方・ライフスタイルを
している人たちのご紹介など。
そんなテーマを毎回前向きに配信していくつもりです。
情報が溢れ、時間に追われる現代人にとって、
良質な知識や情報は日々刻々その価値を
増しているように思います。
このメールマガジンが、あなたにとって役立つ情報と
なるよう、心を込めて執筆して参りますので、
どうぞ末永いお付き合いをよろしくお願いします。
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目次
◎今日のテーマ
【国に頼らずに豊かなライフプランを考える】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【国に頼らずに豊かなライフプランを考える】
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■日本が破綻する可能性は、本当に無いと言えますか?
創刊号からいきなり大上段に構えたテーマで恐縮です。
実はここ数年、ひそかに囁かれてきたこの破綻問題が、
今年に入って一気に現実味を帯びてきたと感じるのは
私だけではないと思いますが、いかがでしょうか。
・少子高齢化による年金受給世代の増加と
勤労世代の減少。
・景気後退で減る一方の税収と
それを穴埋めするために増え続ける財政赤字。
・本来、それらの対策をいち早く打たないといけないはずの
政治の世界が機能しているとは言いがたい現在の状況
国際社会からも徐々に存在感が薄れていっているのを
見るにつけ、日本国民としては寂しい限りです。
■書店では、国家財政や年金・医療の危機的状況を示す
データとともに、日本の破綻を示唆する出版物が
ひら積みになっていたり。
最近では、
時事のニュースを視聴者にわかりやすく解説する番組などで、
「もし国家破綻が起こったら?」
といったショッキングなテーマを再現ドラマ仕立てで
放送する状況にまで至っています。
■そして、私が特に注目したのは、
9月12日の日経新聞朝刊「滞った税財政改革」と小見出しが
ついた某元財務相のインタビュー記事での発言です。
「国家が破綻すれば、解雇や減給、増税として国民生活に
響く。財政はパンク寸前で、3年持てばいい。」
この発言は、国家財政はそこまで逼迫した状況で、即刻
増税しないと大変なことになるといった趣旨でしたが、
昨年まで政権を担ってきて国家予算編成の中心的役割を
果たしてきた人の言葉だけに重みが違います。
■はたして、日本の国家破綻は現実に起こるのか?
そして、それが起こるとしたらいつなのか?
実際のところは、もちろん私にもわかりません。
「無責任なことを言うな」とお叱りを受けるかもしれません。
■しかし、その可能性を無視できないのであれば、
国に頼らなくても心豊かに暮らしていけるという知恵を
そろそろ日本人は付けていかないといけない時期に
さしかかっていると言えるのではないでしょうか?
■そのために国や会社が自分の老後を守ってくれる
という過去の幻想を捨て、自己責任で老後準備を
始める意識を持つことがとても大切なのです。
■では、国に頼らずに自己責任で老後設計を考える
には、どんなことをすればいいのでしょうか?
■それは、「とある国」の歴史と現状をひも解くことで、
その方策がおのずと見えてくると私は考えています。
■その「とある国」とは?
そして、自分の力で老後設計を考える方策とは?
この続きは、次号でお話させていただきます。
では、次号をお楽しみに!
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◎【編集後記】
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いやあ~、創刊号としては、ちょっと重い話題だったかも
しれませんね。
でも、「今こういうことを日本人として考える必要がある」
という確信を持って、このメルマガを創刊いたしました。
何かと暗い話題が多く、将来に希望が持ちにくい状況だから
こそ、明るく前向きに夢を持って生きていきたいものです。
このメルマガ、そんな想いを込めて配信していきます。
日常の身近な話題については弊社のスタッフブログで随時
アップしていますので、そちらもよかったら覗いてみてください。
スタッフブログはこちら⇒ http://www.kanameishi.com/blog/
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