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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2024年1月19日【キーストーン通信2024年1月号】年越しと相続のはなし
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【キーストーン通信
2024年1月号】
年越しと相続のはなし
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「成功を手に入れるために必要なものは、
ハードワークとレジリエンスである。」
キャロル・ドゥエック(米国の教育心理学者)
キーストーンメールマガジン編集担当野田です。
本年もよろしくお願いします。
「成功」で思い浮かべたもの。人によって様々だと思います。
手掛けている仕事が無事に終わる。
志望校合格。
自分の時間をしっかり確保する。
所属チームが優勝する
etc・・・
どんなものを思い浮かべたとしても、努力せず、新しいことに
挑戦せず、「うまくいくはずがない」と思いながら取り組んだ
ところで成功するわけがないことは容易に想像つきますよね。
冒頭の言葉はこのことを言い換えているだけです。
ただ、皆さんが思い浮かべていることとは少々ニュアンスが
違うかもしれません。
ここからは、元ラグビー日本代表メンタルコーチ荒木香織著
「リーダーシップを鍛える」から引用・ご紹介します。
まず「ハードワーク」とは、学びながら、工夫しながら何かに取り組むこと。
ただやみくもに頑張ればいいわけではありません。
大事なのは「そのやり方は理にかなっているか」。
「それをやる理由がわかっているかどうか」。
これらを理解したうえでハードワークを重ねていても、
進化できない、上達しないということは多々あります
この時に必要なのが「レジリエンス」です。
レジリエンスとは、思考と行動の過程を変化させることにより、
できるだけ前向きに挑戦できる習慣を身に付ける力のこと。
うまくいかない状態の時に「自分はダメだ」と捉えるか、
「挑戦していくための準備期間だ」と捉えるか。
これは自分自身で決めることであり、レジリエンス力があれば
後者の決断を容易にできるようになります。
そして嬉しいことに、レジリエンスはスキルであり、
誰でも磨くことができるのです!
レジリエンス力を鍛える方法として、荒木氏の著書では
代表的な10個が挙げられています。
後半で簡単にご紹介します。
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◎コラム
年越しと相続のはなし
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皆さまそれぞれに大切な資産をお持ちだと思います。
自宅・金融資産・車・土地・貴金属・着物・骨董品などなど・・・
自分の意志表示がしっかりできるうちに資産をどう引き継ぐかを決め、
間違いなく実行されるような形で残しておく。
それが遺言書です。
「おいおい、新年早々にそんな話題は・・・」
そう思われた方もいらしゃるでしょう。
ご気分を害されたら、大変申し訳ございません。
ではなぜこの話題をお届けするのか。
「遺言書を書いておきたい」という意識をお持ちの方は年々増加しています。
でも途中で挫折してしまう人が多いのです。
それは、いざ書き出すとスムーズに進まないから。
考えなければならないことがいっぱい出てくるのです。
「考えなければならない」
そう、この過程こそが大事なのです。
なぜならそれは、「自分のこれまでを振り返り、
自分と家族のこれからを考える」ことに他ならないから。
「遺言書を書く」ということは、「自分の人生を見つめ直すこと」
でもあるのです。
だから1年の始まりにあえてこの話題を選びました。
●遺言書を書き進める難しさ
「何を?」「誰に?」「どのように?」
●遺言を「単独行為」から「双方向性」へ
●今年4月に迫った「相続登記の義務化」
お読みいただくと「遺言書は後ろ向きな話しではない」
そんなイメージに変わると思います。
年越しと相続のはなし
今回解説いただいたのは、
杠(ゆずりは)グループ代表/司法書士 川原田慶太先生。
2022年10月より司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ
改組されました。
川原田先生は数し多くの相続案件を手がけられ、
そのご経験を日本経済新聞電子版で「司法書士が見た相続トラブル百科」として連載。
大好評を博し、書籍化もされました。
弊社とも長年にわたりパートナーとしてお付き合いいただいています。
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◎レジリエンス力を鍛える10の方法
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荒木香織著「リーダーシップを鍛える」から引用します。
●家族・同僚・友人との有効な関係性を重視する
~「助けてください」と言える人間関係を構築する~
●自分自身を理解して肯定する
~自信をつけてくれるのは、他人ではなく自分~
●できたことや良かったことを確認する
~できたことを確認して積み重ね、自信をつける~
●大義を掲げ、目標を設定する
~「なぜ成し遂げたいのか」という大義を明確にし、
達成可能な目標を設定する~
●成し遂げたいことに注意を傾ける
~失敗を避けようとせず、「今すべきこと」に注意を向ける~
●イライラや不安を自分でストップする
~決めておいた行動(身体のある部分を触る等)で思考停止~
●楽観的に物事を捉えることを選択する
~起きた事はコントロールできないが、前向きに捉えるように
自分をコントロールすることはできる~
●グレーソーンを受け入れる
~「今はできていないけど、できるように練習している途中」という捉え方~
●機転を利かせる
~これまでの「当たり前」「固定概念」を取り払う~
●人生を長い目で見る
~時間が経てば「自分の人生に少し影響を及ぼした多くの出来事の1つ」程度のことになる~
10項目の中でどれがあなたの心にひっかかったでしょうか。
それが鍛えるべきレジリエンスです。
2024年が皆さんにとって「成功の年」になりますよう、
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
何かを成し遂げるためには、「経済的な安心」も大切な要素です。
ご相談などございましたらご遠慮なく下記までご連絡ください。
※令和6年能登半島地震で被災された方への各生命保険会社の
対応についても可能な限りの情報提供させていただきます。
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