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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2018年11月2日【ライフナビ通信 SEASON2 】事実は1つ。解釈は?
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【ライフナビ通信 SEASON2】
☆11月の質問☆
「事実は1つ。解釈は?」
※※今年もやってます キャンペーン※※
パソコンから:https://www.kanameishi.com/campaign/
スマホから:https://www.kanameishi.com/sp/campaign/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆<2018年11月2日>
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目次
◎11月の質問
【事実は1つ。解釈は?】
◎11月のキーストーン
~コンサルタントはどう動く?~
◎平成の次は何だ?
~数十年に一度しかできないキャンペーン実施中!~
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こんにちは。
メールマガジン編集担当野田です。
先日、「追伸 ~二人の手紙物語~」を読みました。
携帯電話もメールもない30年前、遠く離れた恋人達が
自分の気持ちを伝える手段は手紙でした。
何気なく書かれたひと言が、受け取った方には良いよう
にも悪いようにも解釈できて、不安でこころがざわざわ。
そんな気持ちが解消されるのには、今よりずっとずっと
時間がかかっていた、そんな描写がありました
リニューアル第4弾の今号は江上朋良(エガミトモヨシ)
よりお届けします。
相続・事業承継のご相談といっても、お客様の状況は
千差万別。コンサルタントには柔軟さという要素が
必要ですが、どんな場面でも変わらないない「芯」も
持ち合わせています。
さて、江上にとっての「芯」とは…
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◎11月の質問
【事実は1つ。解釈は?】
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「事実は1つ。解釈は無限。」
メールマガジンをお読みいただいている皆様、こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツの江上です。
■私は以前、相続・事業承継の問題解決には、税金や保険・
不動産等の知識が豊富であることが何より大事と思ってい
ました。
■確かに一定の知識は必要だと思います。
しかし、実際に現場で感じるのは、知識以上にコミュニ
ケーション能力、特に利害が対立する中で円満に解決し
ていく実力が求められる事を日々痛感しています。
■皆さんも、職場や家庭で対立する人間関係の間に入って
苦労された経験はありませんか?
感情的に対立する両者の間に立つと、自分が直接の利害
関係者ではない分、相手も遠慮せず自己主張してきたり
して、なかなか大変です。
■そんな時に私が心がけているのが、冒頭の
「事実は1つ。解釈は無限。」という考え方です。
お客様との何気ない会話の中で得られた言葉ですが、
その後もずっと心に残っており、少しずつですが実践
しています。
■相手が一方的に感情論をぶつける場面に出会った時
には、肯定も否定もせず相手の主張を一旦受止めた上
で、様々な角度から見つめることを心がけています。
■「それは間違っている。」とか「こういうふうに考え
るべき。」と外的な力で働きかけても、人の考えは変わ
らないだろうと考えています。
■「私はこういう解釈の仕方もあると思いますがどうですか?」
とか「こういう視点で考えてみました。」といった具合に考え方
の選択肢を増やしてあげるのです。
■相続の事例で言えば、「長男には自宅をあげたが、次男には
少額の預金しか残せなかった。」という事実に対して、
「次男に申し訳ない。」という見方もあれば、
「(次男は)受け取ったお金で気に入った家を自由に設計出来る。」
という解釈も成り立つかもしれません。
■会社経営面でも、「今期は業績好調である。」という事実に対して、
「実はその裏で将来の経営不振の要因が発生している。」かもしれま
せん。
■ニュートンは「リンゴが木から落ちた。」という目の前の事象だけ
で満足せず、
「これが10メートル、100メートル、1000メートルの高さでもリンゴは
落ちるだろうか?」と視点を変えていき、
「何故お月様は落ちてこないのか?」という疑問から万有引力の考え方
を導き出しました。
■このように考えてみると、一見解決困難に見える相続・事業承継の
争族問題も、多くの解釈の中から解決のヒントを見つける事が出来る
のではないかという気持ちになってきます。
■私自身、まだまだ経験が足りません。
皆さまとお会いしていろいろと意見交換させていただきながら学びを
深めていける事を今から楽しみにしております。
今後とも宜しくお願いします!
江上朋良より
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◎11月のキーストーン
~コンサルタントは今月どう動く?~
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☆石野 毅(イシノ ツヨシ)
11月に入ると、私はそろそろ来年一年の計画を立て始める
タイミングになります。まずは、会社と相続・事業承継の
協会をどのように運営していくか?
できれば、どこかにこもって2・3日じっくり考える時間を
持ちたいと思っているんですが・・・
☆小林 諭(コバヤシ サトル)
今月、私はあるお客様に同行させていただき、香港に
出張の予定です。もちろん遊びではありません!
出張の詳細はまた改めてご報告させていただきます。
お楽しみに!
☆木村 圭吾(キムラ ケイゴ)
年末も近づき、お客様もご自身の一年間の棚卸しをされて
いるようです。10月に入って保険の内容確認やライフプラン
設計の依頼などが増えてきました。お客様が今年も安心して
年を越せるよう対応していきたいと思います。
☆江上 朋良(エガミ トモヨシ)
相続・事業承継に悩みを抱えておられるお客様の気持ち
にしっかり向き合って解決法を考えていきます!