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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2018年2月2日【第153号】幸せを感じる時間の創り方
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【ライフナビ通信 第153号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【幸せを感じる時間の創り方】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【幸せを感じる時間の創り方】
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こんにちは。
先日、10年近くお付き合いさせてもらっている
お客様より嬉しいメールをいただきました。
そのお客様、大手企業にお勤めで関西勤務時に
ご縁をいただいたのですが、その後アメリカにて
4年ほど海外赴任ののち、1年ほど前に東京の
本社に戻って来られていました。
日本に帰国したタイミングということもあり、昨年
秋ごろから弊社東京オフィスのスタッフが、資産
全般のご相談をさせていただいていたのですが、
その対応が大阪にいた頃の弊社の対応と変わら
ず満足度が高かったという趣旨のメールでした。
そのメールを拝見して非常に嬉しく思い、早速
東京出張時にそのお客様のもとに挨拶に伺った
のですが、関西在任時の昔話、アメリカでの生活
などの話に花が咲き、とても楽しいひとときを過ご
すことができました。
この仕事をしていて、とても幸せを感じられる
瞬間がまさしくこういう時間なんですね。
ひとつひとつのご家族や企業様に対して組織で
フォローしていくということ。
そこからまた安心感や信頼関係が深まり、長い
お付き合いをつないでいける。
とてもやりがいがある仕事に出会うことが出来て、
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
というところで、そろそろ今日の本題を。
本日は、幸せを感じる時間をいかにつくりだすか
についてのお話しです。
題して、
【幸せを感じる時間の創り方】
それでは、本文に入ります。
■人はとかく感情に流されやすいもの。
ちょっとしたことで、気持ちが落ち込んだり
イライラしたりすることはありませんか?
でも、本当はいつも心穏やかな幸せな気分
に包まれて日々を過ごしたいものですね。
■では、どうしたら幸せな状態に心を保つ
ことが出来るのか?
経済的な成功や名誉も大切かも知れません
が、シンプルに自分が心から幸せな人生を
送っていると感じられるかどうか。
この原則に沿って生き方を考えると、自分が
若かった時に感じていた価値観とちょっと違う
感覚で、今を生きているように思います。
■仕事柄、相続や事業承継に悩みを抱えて
いる人を多く見てきて、資産の多少と幸せの
バロメーターは必ずしも一致するものでは
ないと感じるようになりました。
そういう意味では、まさしく「足るを知る」こと
も大切な価値観なのかも知れません。
すなわち、必要以上のものは望まず、現状
を受け入れて感謝の気持ちを持って人や
モノに接すると心が穏やかになり、結果的
に幸せな気持ちになれるのではないかと。
■そもそも、今の世の中情報が多すぎて、
その情報に振り回され、心が乱されること
もしばしば。
日々のニュースで自分の生活と縁遠い暗い
話題は、極力遠ざけて見ないようにするの
も大切な処世術かも知れません。
日常の思考のなかでマイナスイメージのもの
が多くを占めると、知らず知らずのうちに穏や
かな気持ちになれなくなってしまうもの。
■そんな感情にならないためには、自分が
必要と思える情報とそうでない情報を自分の
なかで整理しておいて、必要でないと思える
情報には意識的に近づかないようにする。
まさに「君子危うきに近寄らず」という発想が
心の平穏を保つ秘訣なのかも知れません。
とは言え、日頃多くの人と接して、人間関係
のなかで生まれるトラブルは、意識的に遠ざ
けようと思っても、そうはいかないもの。
■むしろ、人生のなかでの悩みごとの大半は
人間関係に集約されると言っても過言では、
ありません。
人と接するときに起こる意見の喰い違いや
価値観の違いから、思わず発した言葉が
相手を傷つけてしまう、逆に相手から傷つけ
られてしまう。
こういう時の対処法が、生きていくうえで
特に難しいものですね。
■かく言う私も、それなりの歳月を生きてきて、
一番心を配るのが、この人間関係について。
立場の違いや価値観の違いで、どうしても埋め
られない人間関係のギャップをどのようにして
埋めていくか。
この難しい問題に答えがあるとすれば、それは
相手を認め、日頃から感謝の気持ちを持って
接していこうという意識を持つことに尽きるの
では無いかと、最近つくづく感じています。
■偉そうなことを言うつもりはありませんが、人生
多くの時間を幸せな気持ちで生きていくか、そうで
ないかを決めるのは、自分の心次第。
幸せを感じる時間を多く持つためにできること。
その卑近な例を編集後記で話をさせていただき
ますね。
ということで、本日の話題はこの辺で。
では、次回の「ライフナビ通信」をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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私、ここのところすこぶる幸せな気持ちで日々を
送らせてもらっています。
特に暮らしぶりに何が変わったということがある
訳ではないのですが。
敢えて何が変わったかというと、まずは家内に
対して口癖のように感謝の気持ちを伝える習慣
ができたということでしょうか。
いつも美味しい食事を作ってくれていること。
(お世辞ではなく、本当に心から思っています)
家事や会社の仕事を不平も言わず、黙々と
こなしくくれていること。
感謝の気持ちを事あるごとに伝えることで、家内の
気持ちが大きく変化しているかどうかは、実は私は
わかりませんが、少なくとも私はより幸せ感が増し
ていることを実感しています。
感謝されることで幸せを感じることもありますが、
感謝する気持ちを持てることで、幸せをより味わ
えることもあるのですね。