ホーム > ライフナビ通信 > 【第151号】人間関係の悩みを解消するには?
弊社代表石野が、事業承継や相続対策、ライフプランニングにまつわるお話しや旬の話題を、独自の視点で執筆しています。
■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□ 【ライフナビ通信 第151号】 ~人生百年時代を豊かに生きる~ ■□■□■□■□■□■□■□<2017年12月1日>
☆______________________★ 目次 ◎今日のテーマ 【人間関係の悩みを解消するには?】 ◎編集後記 ☆______________________★
======================== ◎今日のテーマ 【人間関係の悩みを解消するには・・・】 ======================= こんにちは。
今日から師走。
今年も早いもので、あと1か月となりましたね。 野田さんにとって、2017年はどんな年でしたか?
概ね順調で良い年だったでしょうか。 それとも・・・
私はというと、今年1年相続と事業承継をテーマ としたセミナーや講座の講師として、全国を飛び まわって、いろんな経験をさせていただきました。
そして、相続や事業承継の問題に悩みを抱えた 多くの人と面談させてもらったのですが・・・
相続や事業承継で悩んでいる方々というのは、 基本的には一定の資産があって、お金で困る ようなことはないハズなのですが。
そのお金が仇となって、悩みを深くしてしまうと いうこともあるのですね。
そこで、本日は“悩み”をテーマに取り上げて 私なりの意見をお伝えしたいと思います。
ということで、今回のテーマ。
【人間関係の悩みを解消するには・・・】
それでは、本文に入ります。
■人生に悩みは尽きないもの。
自分の容姿や性格などの様々なコンプレックス から始まって、健康上のことやお金に関するもの など、知らず知らずの間にどれほど人は煩悩と 葛藤する時間を過ごしていることでしょう?
特に人間関係についての悩みは根深く、時と して人を憂鬱な気持ちにさせてしまうことも あったりします。
■仕事でお客様の相続や事業承継の相談を させていただくと、親族間の人間関係で悩まれ ている方が意外と多いことに気づかされます。
昔は、親子や兄弟関係が良好だったにも関わ らず、相続で資産分割の話が出てくると次第に ぎこちない関係になってしまう。
こんなところから、いわゆる争族という問題が 発生していったりするのです。
■特に相続の場合、当事者が3名以上に なったり、配偶者などの当事者以外の人がでて きたりすると、問題を一層複雑にしてしまう。
そもそも立場や価値観が違う人たちが、自分 の意見を前面に押し出すと、議論がかみ合わ ず、平行線をたどることになってしまいます。
こんな状況のなかで、人間関係を悪化させず 話をまとめる糸口を見つける手立ては果たして あるのでしょうか?
■先日、私の相続講座を受講してくれた卒業生 で、地主であるお父様から不動産を引き継いだ Kさん(女性)が、自らの経験を話してくれました。
この話は、親族間で揉めごとなく比較的スムーズ にいったものとして、とても参考になると思います。
Kさんいわく、相続で親族間が揉めないように するには、極力感情的な発言は控えて、相手 (ここではお父様)の気持ちに立って、話を することを心掛けたことが良かったということ。
■特に金銭や資産に関しては、今後のお金の 動きを明確にし、お父様の老後資金がちゃんと 確保されているということを伝えながら、対策を していったことで、お父様の将来の不安や不満 がかなり和らいだようです。
人というのは、自分のことをわかってくれている 尊重してくれているという実感が持てると、相手 の言動も受け入れられるようになる傾向が強い ようですね。
でも、一方でちょっとしたわだかまりが生じると、 当事者間で話をすることを避けて通りたいという 気持ちになったりするものです。
■最近、特に思うようになったのですが、私を 含め弊社のコンサルタントが相続や事業承継 の事案で、お客様から価値を感じていただける 理由のひとつは、実はこの親族間の感情の 潤滑油的な役割を果たしている部分が大きい のではないかということです。
私どもは、相続や事業承継の相談を受けるとき、 まずはご相談者の気持ちに寄り添うということを 心がけ、ヒアリングに多くの時間を割くように しています。
そのヒアリングの中で出てくる話の大部分は、 お金や資産のことというより、実は人間関係の 感情の機微に関することだったりします。
■日頃、人に言えないことや言ってもわかって もらえないことに、しっかり耳を傾けることで、 相談者の気持ちの整理ができて、スッと楽に なる。
また、その話のなかで我々が立ち入れる部分に 関して、一方の当事者である親族にそれとなく 話を向けてみると、わだかまりの根源的なものが 思い違いや誤解から生じていたことが判明して、 そこから話が前に進むこともあったりします。
人は感情で判断し、理性で納得するという話を 聞くことがありますが、まずはどのように自分の 感情を理性でコントロールしていけるかという ことも、処世術としては大切なことなのかも知れ ませんね。
■人の悩みのほとんどは、人間関係からくると 言われていますが、この人間関係の対処法を 知ることで、もっと上手く生きられるのにと思う ことが本当によくあります。
えっ?
そんな偉そうなことを言って、お前は出来ている のかというお叱りを受けそうですね。
いえいえ、私もまだまだ煩悩のかたまりで、日々 悩みが尽きることはありません。
誰か、私の話をじっくり聞いてくれて、気持ちを 楽にしてくれる人はいませんかね(苦笑)
ということで、本日の話題はこの辺で。
では、次回来年の「ライフナビ通信」をお楽しみに。
======================== ◎【編集後記】 ======================== 私の悩みを聞いてくれる存在。
いや、正確に言うと癒してくれる存在と言った 方が良いですね。
それは、ブンブンという4歳になるオスの 飼い猫ことでして。
今日も書斎でこのメルマガを書いていると、 部屋のドアノブをジャンプして器用に開けて、 ちょこんと私の膝に乗って、気持ちよさそうに 身体を丸めて悦楽の表情を浮かべている。
身体を撫でてやりながら、その表情を見て いると、不思議とこちらまで癒された気持ち になれる。
そして、15分か20分ひとしきり身体を撫でて やると心得ているように、さっと別の部屋に 戻っていく。
飼い主が、持て余し気味になってそろそろ パソコンに向かいたそうだなということを察知 してか、相手の気持ちをよく理解してくれて いるんですよね。
飼い主の性格に似ているかどうかは、わかり ませんが、ほんと良いヤツなんです。
株式会社キーストーンFPコンサルタンツ・株式会社キーストーン
〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-9-7 いずみビル5階 TEL:0120-140-439 FAX:06-4802-1141
2017年12月1日【第151号】人間関係の悩みを解消するには?
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【ライフナビ通信 第151号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
■□■□■□■□■□■□■□<2017年12月1日>
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目次
◎今日のテーマ
【人間関係の悩みを解消するには?】
◎編集後記
☆______________________★
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◎今日のテーマ
【人間関係の悩みを解消するには・・・】
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こんにちは。
今日から師走。
今年も早いもので、あと1か月となりましたね。
野田さんにとって、2017年はどんな年でしたか?
概ね順調で良い年だったでしょうか。
それとも・・・
私はというと、今年1年相続と事業承継をテーマ
としたセミナーや講座の講師として、全国を飛び
まわって、いろんな経験をさせていただきました。
そして、相続や事業承継の問題に悩みを抱えた
多くの人と面談させてもらったのですが・・・
相続や事業承継で悩んでいる方々というのは、
基本的には一定の資産があって、お金で困る
ようなことはないハズなのですが。
そのお金が仇となって、悩みを深くしてしまうと
いうこともあるのですね。
そこで、本日は“悩み”をテーマに取り上げて
私なりの意見をお伝えしたいと思います。
ということで、今回のテーマ。
【人間関係の悩みを解消するには・・・】
それでは、本文に入ります。
■人生に悩みは尽きないもの。
自分の容姿や性格などの様々なコンプレックス
から始まって、健康上のことやお金に関するもの
など、知らず知らずの間にどれほど人は煩悩と
葛藤する時間を過ごしていることでしょう?
特に人間関係についての悩みは根深く、時と
して人を憂鬱な気持ちにさせてしまうことも
あったりします。
■仕事でお客様の相続や事業承継の相談を
させていただくと、親族間の人間関係で悩まれ
ている方が意外と多いことに気づかされます。
昔は、親子や兄弟関係が良好だったにも関わ
らず、相続で資産分割の話が出てくると次第に
ぎこちない関係になってしまう。
こんなところから、いわゆる争族という問題が
発生していったりするのです。
■特に相続の場合、当事者が3名以上に
なったり、配偶者などの当事者以外の人がでて
きたりすると、問題を一層複雑にしてしまう。
そもそも立場や価値観が違う人たちが、自分
の意見を前面に押し出すと、議論がかみ合わ
ず、平行線をたどることになってしまいます。
こんな状況のなかで、人間関係を悪化させず
話をまとめる糸口を見つける手立ては果たして
あるのでしょうか?
■先日、私の相続講座を受講してくれた卒業生
で、地主であるお父様から不動産を引き継いだ
Kさん(女性)が、自らの経験を話してくれました。
この話は、親族間で揉めごとなく比較的スムーズ
にいったものとして、とても参考になると思います。
Kさんいわく、相続で親族間が揉めないように
するには、極力感情的な発言は控えて、相手
(ここではお父様)の気持ちに立って、話を
することを心掛けたことが良かったということ。
■特に金銭や資産に関しては、今後のお金の
動きを明確にし、お父様の老後資金がちゃんと
確保されているということを伝えながら、対策を
していったことで、お父様の将来の不安や不満
がかなり和らいだようです。
人というのは、自分のことをわかってくれている
尊重してくれているという実感が持てると、相手
の言動も受け入れられるようになる傾向が強い
ようですね。
でも、一方でちょっとしたわだかまりが生じると、
当事者間で話をすることを避けて通りたいという
気持ちになったりするものです。
■最近、特に思うようになったのですが、私を
含め弊社のコンサルタントが相続や事業承継
の事案で、お客様から価値を感じていただける
理由のひとつは、実はこの親族間の感情の
潤滑油的な役割を果たしている部分が大きい
のではないかということです。
私どもは、相続や事業承継の相談を受けるとき、
まずはご相談者の気持ちに寄り添うということを
心がけ、ヒアリングに多くの時間を割くように
しています。
そのヒアリングの中で出てくる話の大部分は、
お金や資産のことというより、実は人間関係の
感情の機微に関することだったりします。
■日頃、人に言えないことや言ってもわかって
もらえないことに、しっかり耳を傾けることで、
相談者の気持ちの整理ができて、スッと楽に
なる。
また、その話のなかで我々が立ち入れる部分に
関して、一方の当事者である親族にそれとなく
話を向けてみると、わだかまりの根源的なものが
思い違いや誤解から生じていたことが判明して、
そこから話が前に進むこともあったりします。
人は感情で判断し、理性で納得するという話を
聞くことがありますが、まずはどのように自分の
感情を理性でコントロールしていけるかという
ことも、処世術としては大切なことなのかも知れ
ませんね。
■人の悩みのほとんどは、人間関係からくると
言われていますが、この人間関係の対処法を
知ることで、もっと上手く生きられるのにと思う
ことが本当によくあります。
えっ?
そんな偉そうなことを言って、お前は出来ている
のかというお叱りを受けそうですね。
いえいえ、私もまだまだ煩悩のかたまりで、日々
悩みが尽きることはありません。
誰か、私の話をじっくり聞いてくれて、気持ちを
楽にしてくれる人はいませんかね(苦笑)
ということで、本日の話題はこの辺で。
では、次回来年の「ライフナビ通信」をお楽しみに。
========================
◎【編集後記】
========================
私の悩みを聞いてくれる存在。
いや、正確に言うと癒してくれる存在と言った
方が良いですね。
それは、ブンブンという4歳になるオスの
飼い猫ことでして。
今日も書斎でこのメルマガを書いていると、
部屋のドアノブをジャンプして器用に開けて、
ちょこんと私の膝に乗って、気持ちよさそうに
身体を丸めて悦楽の表情を浮かべている。
身体を撫でてやりながら、その表情を見て
いると、不思議とこちらまで癒された気持ち
になれる。
そして、15分か20分ひとしきり身体を撫でて
やると心得ているように、さっと別の部屋に
戻っていく。
飼い主が、持て余し気味になってそろそろ
パソコンに向かいたそうだなということを察知
してか、相手の気持ちをよく理解してくれて
いるんですよね。
飼い主の性格に似ているかどうかは、わかり
ませんが、ほんと良いヤツなんです。