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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
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※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2013年3月16日【第68号】心の充足を与えてくれる「つながり感」について
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【ライフナビ通信 第68号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【心の充足を与えてくれる「つながり感」について】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【心の充足を与えてくれる「つながり感」について】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
前々回のこのメルマガで、弊社社員のダイエットの話について
取り上げましたが、実はそれには後日談がありました。
社員のダイエットのことを他人事のように言っていた私ですが、
あれからすぐに届いた定期検診の結果表を見てドキリ。
前々からわかってはいたのですが、検診結果に記されている
いる内容は、私もれっきとした「メタボ体型」だということ。
そして、体重5%オフの指導の文言も。
こんなことでは社員に対して偉そうなことも言えないと思い、
意を決して私も人生何度目かのダイエットを断行することに。
名付けて、腹七分目ダイエット。
名付けるほどのモノではありませんが、なぜかこれが結構
効果が出ています。
ポイントは、満腹になるまで食べずに腹七分目を意識する。
肉より魚を取るように心がける。
間食はしない。
空腹感を楽しむ。
と言ったところでしょうか。
おかげさまで、1ヶ月足らずに4キロほど体重が落ちて、ベルト
の穴ひとつ分ウェストが細くなりました。
今まで、フィットネスやジョギングでかなり汗を流しても、体重は
あまり減らなかったのにちょっと不思議な感じです。
でも、ちょっと油断して飲み会などに参加すると、1キロくらいは
すぐに体重が戻ってしまうので、これからも腹七分目を継続的に
意識して生活しようと思っています。
やはり、暴飲・暴食それから浪費も謹んで、人間「足るを知る」
ことが大事なのでしょうね。
少し前置きが長くなりましたので、今日は早速本題に入ります。
題して、
【心の充足を与えてくれる「つながり感」について】
それでは、どうぞ。
■今回は、私がこの8年間とても大切にしているものについての話を
させていただこうと思っています。
それは何かと言いますと、キーストーンアライアンスという全国から
集うFP仲間でつくった勉強会組織です。
北は北海道から南は沖縄まで約30名のメンバーが参画し、基本的に
毎月日本のどこかで勉強会を開催しており、不肖私が会の代表を
務めています。
■勉強会発足当初から掲げている目的は、まだまだ成熟していない
日本のFPビジネスのスタンダードを作っていこうというもの。
その目的が達成されているかというと、道半ばであるとは思いますが、
この8年間で様々なことを体験し、グローバルなネットワークが広がり、
ひとりでは到底たどり着けなかった領域に足を踏み入れられたという
手ごたえは感じています。
もともと、会の仲間は生命保険畑の出身者が多く、もちろん生保は
今でも扱っているのですが、最近では生保をはじめとする金融商品
のみならず、ライフプラン全体に関わる様々なジャンルの情報や
ネットワークを顧客に紹介できるようになってきました。
■思い起こせば、我々キーストーンアライアンスの活動に転機が
訪れたのは、2007年の6月。
FPビジネスのスタンダードをつくると言っても、FPビジネスが何たるか
を知らなければ話にならないということで、アライアンスメンバーの
人脈をたどり、本場アメリカのFP事務所を訪問することになりました。
訪れたのは、アメリカ中南部の都市テキサス州のフォートワース。
参加したアライアンスメンバーは8名。
ここで我々は、本場アメリカのFP事務所がどういうビジネスを実際に
やっているのかを知ることになるのです。
■訪問させてもらったFP事務所では、いたずらに顧客の数は増や
さず限られた顧客の資産管理をすることを中心業務としていました。
具体的には、顧客のライフプランからリタイアメントゴールを定め、
大切な顧客の資産を守り、殖やすことでフィーを得る。
また、来るべき相続に備えて、その対策を顧客とともに考え、具体的な
プランニングを行なう。
今となっては、FP業として当たり前だと思えることも、当時の我々には
とても新鮮な学びとなりました。
■その後、アライアンスメンバーとともに、新興アジアで成功している
日本人経営者に会いにバリ島やフィリピン、さらには香港や深セン、
そしてマレーシア、シンガポール、タイにまで出かけていって、多くの
貴重な情報やネットワークを広げていく機会が増えていきました。
それぞれ現地で出会った日本人経営者は、金融、不動産、飲食、
医療、コンサルティングなど業種は様々ですが、そこからさらに
現地の有力なキーパーソンを紹介していただくことで、人と人との
つながりが相乗的に広がっていることを実感しています。
また、国内においても、それぞれのアライアンスメンバーの人脈を
たどっていくと、それこそ行き当たらない業種・業界は無いと言える
ほどバラエティに富んだものになりました。
■ただ、私が8年間このキーストーンアライアンスという会を大切に
思い続けているのは、人脈・ネットワークの広がりもさることながら、
他の理由によるところが大きいように思います。
それを一言でいうとしたら、「つながり感」ということになるでしょうか。
同じ思いを持って、同じ方向に向かって、互いを理解し、認め合い
ながら語り合える仲間同士の連帯感とでも言いましょうか。
■この感覚は、一番近しい家族や職場の仲間との関係とも、また
一味違ったもののように思います。
むしろ、家族や職場の仲間にも言えないことでも、包み隠さず話が
でき、愚痴のひとつも言い合える、いわゆる「気が置けない」関係の
同志的なつながりがそこにあるように思います。
一般的には、そういう関係というのは、趣味やサークルの仲間や
学生時代の同級生と言ったものに近いのかも知れません。
■心を許して言いたいことが言い合え、あとにわだかまりを残さない。
そんな間柄の仲間がいてくれることで、辛いことや苦しいことがあった
ときでもとても精神的に楽な気持ちにさせてくれる。
逆に嬉しいことがあった時は、一緒に喜びを分かち合える。
■そんな「つながり」を感じあえる仲間がいれば、きっと人生は明るい
方向に向かっていけるように思います。
皆さんは、そんな仲間と意識的に交流する機会を持たれていますか?
以上、本日は心の充足を与えてくれる「つながり感」についてのお話を
させていただきました。
では、今日のところはこの辺で。
次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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今日は、「つながり感」といったテーマの話をさせていただき
ましたが、当世で「つながり感」というとフェイスブックの存在
抜きには語れないでしょう。
こう見えて実は私、超が付くほどのアナログ人間。
一応フェイスブックの登録はしているものの、メールのやりとり
はもとより、「いいね」のクリックもどんな時にして良いかも、よく
理解できていない始末。
また、フェイスブックの広がりとともにどうも同窓会開催の話が
増えてきているようですね。
私の場合、一昨年の高校の同窓会を皮切りに、昨年は中学、
今年は小学校と、同窓会の開催が目白押しで、ここでも活躍
しているのが、フェイスブックの存在。
フェイスブックは、これからもっと人と人との「つながり感」を
埋めてくれるツールとなっていくのでしょうね。