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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2012年4月6日【第42号】 60歳までにやっておけばよかったこと
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【ライフナビ通信 第42号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【60歳までにやっておけばよかったこと】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【60歳までにやっておけばよかったこと】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
今年は、桜が例年にくらべ少し遅めの開花のようですね。
実は、昨年秋に引っ越した自宅の前が桜並木となっていて、
毎日開花状況をつぶさに観察していたのですが・・・
ついに、咲きました!
2週間ほど前からつぼみがふくらみ、今か今かと開花を
心待ちにしていましたが、一気に花びらが開き出しました。
桜と言えば、日本人にとって特別な存在のように思います。
満開の桜の見事なまでの美しさは、人々の心をなごませ、
そして短い見頃の時期を終えると、いさぎよく散っていく。
四季の移り変わりを敏感に感じ、心の機微を大切にする
日本人には、そこが心を動かされるポイントなんでしょうね。
今年の桜も存分に楽しみましょう。
では、今日の本題に入りたいと思います。
題して、
【60歳までにやっておけばよかったこと】
それでは、どうぞ。
■先週末、3月31日付日経新聞朝刊の
「NIKKEI プラス1」の特集記事に
『60歳までにやっておけばよかったこと』
という調査結果が載っていました。
調査対象は、20~70歳代の勤務経験のある男女で、
「お金」、「健康」、「人間関係」を充実させるために
何が重要かを選択肢から選んでもらうという内容。
今回は、その結果がとても興味深く思えましたので、
私の意見を交えて紹介させていただこうと思います。
■まずは、ひとつ目の「お金」について。
60歳以上の方々がやっておけばよかったこと、そして50代
以下の方々が60歳までにしておきたいこととして、トップに
あがった項目は、やはり「貯金」。
老後の不安が今後益々増えるなか、早い段階から経済的に
備えていくことが何よりも大事ということのようです。
とはいえ、やろうと思ってもなかなかできないのも現実のようで
「やっておけばよかった」、「しておきたいと思っているが…」と
いうことになってしまうのかも知れません。
■無理なく簡単に「貯金」をするコツがあるとすれば、それは
月々決まった額を“天引き”で積み立てで貯めていくことがとても
シンプルですが正攻法だと思います。
“天引き”積み立て貯金の強みは、なんといっても一度始めると
知らないうちにお金をが貯まっていくというところにあります。
コツコツ貯めて、ある程度の金額になったら有利な運用商品に
預けかえて、大きく殖やすということもお金を賢く貯める大切な
ポイントですね。
■また、60歳以上の方々で、「お金」についてしておいてよかったと
答えたトップの項目が、持ち家の購入とそのローンを退職までに
完済しておいたことというのは、実感がこもった内容だと思いました。
退職後に住宅費用の負担が続くというのは、確かにきついですからね。
老後に向けての「住居をどうするのか?」という問題についても、早い
段階からしっかり自分なりのイメージを固めておく必要がありそうです。
■次に「健康」について。
この項目では、「大食い、大酒を慎む」、「野菜中心の粗食を心がける」
といった食習慣に関することが意外(?)に上位を占めていました。
これは、食習慣が肥満や内臓疾患などの病気につながることを特に
意識する人が増えていることのあらわれかと思います。
その他、「日頃からよく歩く」、「早寝・早起き」など、生活習慣に関する
項目もやはり多くの人の関心事のようで各年代の上位項目でした。
■一方、50代以下の方で「よく笑い、くよくよ悩まない」といった項目や
60代以上の「旅行に出かける」といった、昔なら「健康」とは直接的に
つながらないと思われるような項目があがっていたのも、特筆すべき
点かも知れません。
健康には精神的なストレスは禁物、そして笑うことや旅に出て心を開放
することが若さや健康を保つ秘訣ということなのでしょう。
まさしく、「病は気から」ということのようですね。
■そして、最後に「人間関係」。
これは、「夫婦関係を大切にする」、「人付き合いで無理をしない」、
「共通の趣味を持つ友人をつくる」といった項目が各年代で上位を
占めていました。
この内容からは、数多くの人と関係をつなげていくことよりも、本当に
大切な人と楽しく過ごす時間を大事にしたいという傾向が最近特に
強くなっているということが読み取れます。
個人的にも、自分にとって誰と時間を共にすることが重要なのかを
考えさせられる内容でした。
■以上、「お金」、「健康」、「人間関係」の3つの項目のおもだった
内容だけを抜き出してご紹介させていただきましたが、私たちFPは
そのなかの「お金」についてだけ、ご相談させていただいているわけ
ではありません。
ご相談者様の歩んで来られた人生、そしてこれからの人生について、
しっかり向き合う時間をとっていただくことをとても大切にしています。
【あなたの人生で本当に大切なものは何なのか?】
年度初めの春に私たちと一緒に考えてみませんか。
では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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この1年間で海外の視察に関する情報を当メルマガでは
数多く取り上げてきました。
その中でもとりわけ紹介回数が多かったのが、
マレーシアはジョホールバルの新都市開発について。
そのジョホールバルの新都市開発「イスカンダル計画」の
全容並びに不動産投資の魅力について、日本でふたたび
セミナーが開催されることになりました。
開場は、大阪(4/14土)、福岡(4/16月)、名古屋(4/21土)、
そして東京(4/22日)の全国4か所。
主催及びセミナー講師は、ジョホールバルで不動産業を
手掛けるセントラル不動産CEOの杉野哲朗氏。
以下、セミナーの案内をさせていただきますが、
よろしければこちらから詳細をご確認ください。
http://www.toushikaigai.com/
この機会に新興アジアの熱い息吹を感じてみられては
いかがでしょうか。
【セミナー内容】
■マレーシアの魅力
・マクロ的視点からのマレーシアの魅力
■ジョホールバル市の魅力
・ミクロ的視点からのジョホールバル市の魅力
■2012年度版 イスカンダル計画の政府計画のご紹介
・シンガポールとの一体化をめざす計画の全貌
・各開発区のコンセプト説明と開発状況
■ジョホールバル不動産投資
・不動産購入時の注意点
・銀行ローン契約時の注意点
■新都心ヌサジャヤ地区ハイクラスコンド インピアナ のご紹介
・イスカンダル計画B地区ヌサジャヤのハイクラスコンドミニアム
・購入シミュレーション
■質疑応答
※このセミナーでは、海外不動産に関する物件情報の案内が
含まれていますが、まずは情報を収集するというスタンスで
セミナーを受講されることをお奨めいたします。