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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2012年3月30日【第40号】1年間で変わる風景、変わらない風景
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【ライフナビ通信 第40号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【1年間で変わる風景、変わらない風景】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【1年間で変わる風景、変わらない風景】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
3月というと、卒業のシーズン。
実は、弊社社員で長らく貢献してくれた安孫子仁美が
今月で弊社を卒業することになりまして。
世間で言う定年に近い年齢になり、自分のリタイアメント
プランを実践する歳に入ったということで、これ以上引き
留めるわけにもいかず、先日最後の出社日を迎えました。
安孫子は、私がソニー生命でライフプランナーをしていた
頃から秘書として支えてくれ、私(キーストーン)の一番の
理解者だっただけに寂しさもひとしおで、思わずこみ上げる
ものがありました。(涙)
その安孫子がラストメッセージとして残してくれた言葉。
人のご縁の大切さ。
夢・未来を持つこと。
志を持つこと。
人の役に立つこと。
自分の人生が幸せだと思える生き方ができるように!
・・・
彼女が伝えてくれたメッセージは、まさしくキーストーンが
これからどんなに変わろうとも変わらない、いや変えては
いけないスタンスだと、思いを新たにしました。
これまでキーストーンを支えてくれた安孫子さん。
これからはキーストーンのOGそして顧客として、
外から優しく(厳しく)見守ってくださいね。
永い間お疲れ様でした。
では、そろそろ本日の本題に。
題して、
【1年間で変わる風景、変わらない風景】
それでは、どうぞ。
■前回お話したマレーシアジョホールバルの新都市開発。
昨年1年間で大きな変貌を遂げています。
1年前まで旧市街から新都心まで、車で30分以上かかって
いたのが、高速道路が開通し、今では15分程度で行き来が
可能になり、車窓の風景もどんどん変わってきています。
プロジェクトの開発スピードも加速がかかってきてきたようで、
列島改造計画に沸いた高度成長期の日本を彷彿とさせる
思いがします。
■実は、昨年の前半あたりまでは、マレーシアの他の地域や
お隣のシンガポールでもジョホールバル(略してJB)の新都市
開発の計画には冷ややかな目が向けられていたようでした。
「あのジャングル地帯の田舎で、治安もあまり良くないJBがどう
変われるというのか?」
そんな声も昨年の後半あたりから様相が一変してきました。
■2018年にシンガポールとJBを結ぶ新交通システムが開通!
JBの新都心にシンガポールの大資本が高齢者向け大型医療機関
建設を決定!
JB新都心隣の学研地域に英国の名門大学マールボロ・カレッジ
分校ほか海外の名門校が続々開校!
実は、ウィリアム王子夫人のキャサリン王妃はこのマールボロ・
カレッジ出身ということで、ウィリアム王子夫妻がこの秋開校する
JB分校の開校式に来賓で出席されることも決まったようです。
■こんなビッグニュースが昨年秋あたりから立て続けに流され、
ジョホールバルは世界的に注目を集めだしています。
日本でもテレビニュースや雑誌にも取り上げられるようになって
きており、もうすでに何度か取材チームも入ってきているとか。
さて、話はジョホールバルが日本人のユートピアになりえるか
ということでしたね。
■まだまだ夢の段階ですが、私はその可能性は十分にあると
考えています。
日本人が未来(老後)の不安を感じずに暮らせるユートピア。
医・職・住、そして教育。
(普通は衣・食・住なので、私の造語です)
そのどれをとっても、ジョホールバルには大きな可能性を
感じます。
■3.11から1年。
一方でテレビの特集番組では、1年経っても一向に復興が
進まず、何も変わらない被災地の風景が映し出されています。
この1年間で政治の停滞のみならず、極度の円高と経済構造
の変化に乗り遅れた感のある日本の大企業も業績低迷に
あえいでいます。
■そんな日本の環境のなか、どのようにすれば、国内でも将来の
不安を少しでも減らして、心豊かに生きていくことができるのか。
次回からの【ライフナビ通信】は、ふたたび話題を身近な
事例に戻して、幸せな生き方について考えてみたいと思います。
では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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先日、私の10年来の友人であり、顧客でもある横浜在住の
経営コンサルタント門田由貴子さんが、新刊を出されました。
本のタイトルは、
『35歳で課長になる人ならない人
本当の「あたらしい」働き方を見つけよう』
http://goo.gl/DKOLC
門田さんは、現在組織変革コンサルタントとして活躍され、
大手企業の人事担当者から高い評価を受けている方です。
本の内容は、ズバリ30代のためのリーダーシップ論。
私も拝読させてもらいましたが、50代の私でも勉強になる
部分が多く、経営者(つまりリーダー)のはしくれである自分
の改善点も再発見することができました。
この本の出色なところは、自分の職種の適性を
「火・水・土・風」といった性質的なタイプに分け、
それぞれにわかりやすい解説を加える形式を取って
いるところだと思います。
そして、この本の中で少しだけではありますが、私のことを
紹介してくれている個所があります。
「プロフェッショナルを目指そう」という段落での紹介でした
が、こそばくなるくらいお褒めの言葉をいただきました。
私のことは別として、Amazonのカスタマーレビューでも
☆5つの最高ランクで非常に評価の高い本ですので、
よろしければご一読のほどを。