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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2011年7月15日【第22号】マレーシアで見つけた夢のある世界
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【ライフナビ通信 第22号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
今日は、新聞記事の話から。
2週間ほど前の6月30日、日経新聞朝刊の1面に
2010年の国勢調査に関する記事が載っていました。
少子高齢化や、社会保障の財政問題が深刻であることを裏付ける
様々なデータが紹介されていましたが、
この記事のなかで私が特に注目したのは、
「医療・福祉」の就業者がこの5年で8.7%から
10.6%に増えているという調査報告でした。
今後さらに高齢者が増え、労働人口が減っていくなか
「医療・福祉」の就業者比率だけがどんどん増えていけば、
日本の経済はどうなっていくのでしょうか?
日本の高齢化と介護の問題を解決するには、海外からもっと多くの
「医療・福祉」従事者を受け入れることが急務なのかも知れません。
せっかく多くのインドネシアやフィリピンの人が、
介護士を目指して来日しているにもかかわらず、
漢字の筆記試験が難しいために試験に受からず本国に返されて
しまっている現状が、個人的には残念です。
いっそのこと、帰国した彼ら彼女らを海外で雇用し、
日本人向けにケアを行う施設を造って、日本人のロングステイを後押しするという
発想があっても良いのかも知れませんね。
それでは、今日のテーマ
【マレーシアで見つけた夢のある世界】
をどうぞ。
■アジア大陸最南の都市、マレーシア ジョホールバル。
私がこの地を初めて訪れたのは、昨年の12月。
シンガポールのチャンギ空港に降り立ち、タクシーを
乗り継いで走ること約1時間。
■「ようこそ。ジョホールバルへ」
深セン市の視察団として昨年10月に初めてジョホールバルに
訪れ、彼自身まだ2回目の訪問のはずの杉野氏が、すっかり
この地に馴染んでおり、明るく出迎えてくれました。
「お腹がすいたでしょう。まずは夕食に行きましょう」
■彼が連れて行ってくれたのは、地元のマレーシア料理のお店。
露店に円卓テーブルを無造作に並べてあるだけのマレーシアで
よくあるタイプのレストラン(?)でしたが、味はなかなかの美味。
海外に出ると「その国の食べ物が自分の口に合うかどうか」が
旅の満足度の多くを決めると言えなくもありませんが、
マレーシア料理は十分満足できるものでした。
■翌日、今回の目的地であるイスカンダル計画の新開発都市
ヌサジャヤ地区に向かいました。
我々が泊まった旧市街地からは、一般道で約30分程度かかりましたが、
来年にはここに高速道路が開通し、10分ちょっとでこの距離を行き来が
できるとのこと。
今後の発展が楽しみです。
■到着して驚いたのは、その広大な開発スケール。
最初に行ったのは、一番南のウォーターフロントのプテリハーバー。
既に高級ヨットハーバーができており、シャングリラホテル系列のリゾートホテルと
日本でおなじみのキャラクター「キティランド」の建設が着々と進められていました。
■また、その港から来る風を一身に受けるような形で新市庁舎と宮殿が
度胆を抜く景観で建てられており、来年には旧市街地の庁舎から
職員ごと移転してくるとのことでした。
今回の新都市開発には華僑系の人達が大いに関わっているので、
街の開発の多くは「風水の考え」に基づいて設計されているそうです。
■官庁街の奥にあるのが、金融特区のビジネス街メディニ地区。
その隣には、いくつかの欧米の大学誘致が決まっている
教育地区エデュシティも造成が進められていました。
■ちなみにマレーシアは旧イギリス領であった影響もあって、
国策として医療・教育にも非常に力を入れており、
世界水準からみても医療・教育共にとても高いレベルを保っています。
■そして、その教育地区にもほど近いエリアには
高級住宅地区の開発が進められており、欧米人を中心に
既に一部では居住が始まっています。
とてもクォリティの高い生活感を感じることが出来ました。
それがどんな様子かというと、
・・・
実はその詳細も書いていたのですが、
スタッフから「文章が長すぎます」とダメ出しがでました。
なので、最後にひと言だけ。
■「ここジョホールバルの新都市計画地区は、日本人にとっての
夢の生活が詰まっている」
医・食・住そして教育とビジネス、さらには物価の安さ。
リゾートライフとアーバンライフがほど良いバランスで両立し、
日本人のロングステイの候補地としても申し分ないのではないか。
私はそう感じています。
次回の【ライフナビ通信】では、今回お伝えできなかった内容も含め、
ジョホールバル新都市開発の夢のある将来像をさらに掘り下げて
お届けしたいと思います。
では、次回号をお楽しみに。
※石野の原稿にダメ出しをしたスタッフ野田より
「そこ、知りたいのに」と思われた皆さま、大変申し訳ございません。
でも、本当に長かったんです…
(本人の名誉のために申し添えますと、「伝えたい」という思いが
とっても強いからなんですけどね)
そして、「次号まで待てないよ」という方に朗報が!
後出コーナー「7月・8月・9月開催セミナーのご案内」を
是非ご確認ください!!
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◎【編集後記】
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個人的には、このマレーシアのジョホールバルという地は
行きつくべくして行き着いたという感すら持っています。
バリ島の不動産投資で大富豪になった兄貴の話から
始まり(メルマガバックナンバー第9・10・11号)、
フィリピンで日本人タウンの建設を夢見て、ついにその夢を
実現させた若きふたりの日本人経営者に出会い(第12・14号)、
香港では、世界のお金の常識が必ずしも日本人の常識とは
なっていない現実を日本人に知らせ、老後のための資産形成
の正攻法を伝えることをミッションとしている会社の存在を知り
(第15・16・17号)
その香港と目と鼻の先の距離にある中国深センで、凄まじい
ばかりの成長を目の当たりにしながらビジネスに取り組んで
いる前職の同僚との再会を果たし(第18・19・20号)、
その前職の同僚に導かれ、今ジョホールバルとシンガポール
にかなりの頻度で足を運んでいます。
私のなかでは、それ以外の北米、ハワイ、オーストラリアなどの
視察体験も踏まえ、いつ何時どんな形で見舞われるかもしれない
日本のカントリーリスクへの対処法についても、
どうしていけば良いかという判断基準が見えてきた感があります。
今後も私の国内・海外での体験をもとに、豊かなライフプランを
描けるナビゲート情報をお届けしていきたいと思っています。
皆さんからのご意見やご感想もお待ちしていますので、どうぞ
お気軽にこのメールに返信いただくか、弊社までご連絡ください。
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