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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2011年5月20日【第18号】引き寄せの法則でいざ中国本土へ
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【ライフナビ通信 第18号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【引き寄せの法則でいざ中国本土へ】
◎編集後記
◎6月開催セミナーのご案内
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◎今日のテーマ
【引き寄せの法則でいざ中国本土へ】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
いつも【ライフナビ通信】をお読みいただき
ありがとうございます。
さて、ここのところ弊社にご来社いただくお客様の
相談内容が少し変わってきているように感じます。
今までは、生命保険の見直しや住宅ローンの
返済計画のご相談などが中心だったのですが、
最近はそれに加え、老後設計を視野に入れた
「資産計画」の相談が特に多くなっています。
もちろん、このメルマガの影響もあるでしょうが、
その背景には、日本の将来に対する漠然とした
不安があるようで、
特に震災以降、さまざまな意味での日本の
カントリーリスクを感じている人がとても増えて
いるように感じます。
そんななか、今週16日発売の週刊東洋経済誌に
「それでも円を信じますか ~海外投資のススメ~」
という特集記事が掲載されていました。
「低成長、低金利、膨らむ財政赤字――。
円だけの運用では資産を防衛できない。
国債暴落への備えと、豊かなマネーライフ
実現のために、海外投資を始めよう」
というような内容です。
私は、海外投資だけをお奨めする訳ではあり
ませんが、
老後資産形成のために長期的に分散を心がけ、
積立投資を推奨している点など、
かなり共感できる部分がありました。
一度、週刊東洋経済誌のサイト
http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/
を覗かれて、
興味をもたれたら今週号の週刊東洋経済を
是非ご一読ください。
(週刊東洋経済誌は、大きな書店ならバック
ナンバーも置いているところが多いです)
私が、このメルマガで「海外」の話をしている
理由をご理解いただけると思いますので。
では、今日のテーマ
【引き寄せの法則でいざ中国本土へ】
をどうぞ。
■香港の金融事情を勉強するために香港に
行き始めた一昨年2009年の12月。
前職のソニー生命時代の同期であった友人から
久しぶりに突然メールが届きました。
うちの会社のホームページをたまたま見て、
懐かしく思ってメールをくれたそうです。
■メールには、
「私は以前より念願であった海外移住を、
約3年前に実現出来ました。」
「現在は、以前より個人的に投資していた中国深セン市で
政府機関との合弁企業として、不動産会社を経営しています。」
とありました。
■「へえ、海外移住に中国で投資。
それに中国深セン市の政府機関と合弁で不動産会社の経営か~。
彼も大したもんだなあ!」
■メールをもらった瞬間は、彼がなんだか遠い存在の
ように思えて、他人事のようにそのメールを見ていました。
・・・
「ところで、深センってどこにあるんだっけ?」
■そんな疑問を持ちながらも、
地図を確認するでもなく、まあ中国つながりで
「自分も最近香港に行く機会が出来たので、
またどこかで会えれば良いですね。」
と、なかば儀礼的な返信メールを送りました。
■すると、彼からすかさず
「深センは香港の隣町で、電車で1時間の距離なので
是非香港に来る際は連絡下さい。」
という、メールが届いたではありませんか。
■なんという偶然。
広い世界の中で、香港に行きだした途端に
隣町に住んでいる旧友からメールが届くとは・・・
■これはまさに「引き寄せの法則」???
むしろ、これは「必然の再会」かも知れない。
そんな思いが、頭をよぎりました。
■たまたま、年明けの1月に全国のFP仲間である
キーストーンアライアンスのメンバーで香港の視察に
行く予定があったので早速メールをして、
1月に香港で彼と再会することになりました。
■彼の名は、杉野哲朗氏。
10年前から、「これからは中国の時代になる」と予見し、
中国での不動産投資を始め、
3年前から中国に移住し、
社団法人中日経済文化交流促進機構 主幹
深セン市セントラル不動産 CEO
という役職に就いて、中国(深セン市)と日本(企業)の
橋渡し役を務めているということでした。
■そして、年が新たまった2010年1月。
香港のとあるホテルのロビーにて、
久々に杉野氏との再会を果たしました。
■杉野氏と相対するのは、
私を含めたキーストーンアライアンスメンバー約10名。
およそ2時間にわたり、杉野氏はいかに深セン(中国)が
凄まじいばかりの発展を遂げ、まだまだ大きな可能性を
秘めているかを、様々な事例を交えて話してくれました。
■「まずは深センに行って、その成長ぶりを自分の目で
確かめてみよう」
杉野氏の話が終わる頃には、ほぼすべてのメンバーが
深センに行くことを決めていました。
■そして3月に第1陣で、深センの視察ツアー催行決定!
好奇心旺盛というか、根が単純というか、
キーストーンアライアンスのメンバーは
とにかく行動が早いのが取り柄なのです。
■こうして、香港とともに「中国の深セン詣で」が
始まったのです。
次回【ライフナビ通信】では、そんな中国深センの
驚愕の成長秘話について、お伝えしたいと思います。
では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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このメルマガでは、約半年にわたって海外の話題、
それも新興アジアの話を中心に送ってまいりました。
「海外の話題など自分にはあまり関心がない」
と、お思いの方も少なくないかも知れません。
しかし、日本の将来(それもそんなに遠くない将来)を
考えると、もはや日本国内だけでものを見ていては、
「幸せな人生を描くための様々な課題を解決することが、
大変難しい時代になった」
と言わざるを得ないことも事実です。
そんななか、私そしてキーストーンアライアンスのメンバーは、
海外に活路を見出すべく、3年前から“海外詣で”に
いそしんでいるという訳です。
問題意識を持って、自ら行動して体験することで
見えてくる世界や様々な気づきは、問題解決の
ための大きな糸口になる。
漠然とした表現で恐縮ですが、3年間の海外視察の
経験でそんな感慨を持つにいたりました。
そんな私が得た気づきをお伝えすることで
皆さんの生きるうえでの何がしかのヒントに
していただければと考えています。
特にこれからの世界を見る上では、中国や新興アジア
を知っておくことがとても重要だと思っていますので。