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■キーストーン通信
相続や事業承継対策をお考えの方に知っていただきたいテーマを取り上げ、税理士・司法書士がわかりやすく解説しています。
執筆いただいているのは、相続・事業承継案件を数多く手がけ現場を知り尽くしている先生方です。
愛和税理士法人 代表税理士 岡田 隆先生
愛和税理士法人 社員税理士 戸﨑健志先生
杠(ゆずりは)グループ 代表/司法書士 川原田 慶太先生
※2022年10月、司法書士法人おおさか法務事務所から、
杠司法書士法人及び司法書士法人ゆずりは後見センターへ改組しました。
■ライフナビ通信
事業承継・相続対策・ライフプランニングにまつわるお話し、その時々に思うこと・感じること・伝えたいことを各人のことばで綴っています。
2010年10月創刊号から2018年7月までは代表石野が、以降はコンサルタントやスタッフが持ち回りで執筆しました。
2011年5月6日【第17号】リスクを取らないことで起こる将来のリスク
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【ライフナビ通信 第17号】
~人生百年時代を豊かに生きる~
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目次
◎今日のテーマ
【リスクを取らないことで起こる将来のリスク】
◎編集後記
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◎今日のテーマ
【リスクを取らないことで起こる将来のリスク】
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こんにちは!
キーストーンFPコンサルタンツ代表の石野です。
1週間は早いもので、GWももうあと少し。
皆さんは、この連休しっかり休まれましたか?
私はというと、いつもと変わらず事務所で
来客&デスクワーク。
社員にも家内にも呆れられています。
べつに家に居場所がないと言う訳ではないのですが。
(かなり、言い訳モード)
ついつい事務所の居心地がいいもので。
(かなり、ホンネモード)
休日でも、朝気がついたらフラフラと夢遊病者のように
出社して、デスクの前に座っていたりします。
相当の重症かも知れません。
あえて病名をつけるとすると、
“仕事と遊びの境がつかない”症候群とでも言いましょうか。
FP事務所と言いながら、結構な頻度で仕事を
スタッフに任せて海外に飛び回り、
ある日突然、「幸せで豊かさを実感できる理想郷の
ようなコミュニティを作るんだ」
と訳のわからないことを言い出す始末。
こんな社長のもとで働く部下の身になったら
たまったものじゃないですね。
社員のみんな、
感謝していますよ。
(と、いきなりゴマすりモード)
では、本日のテーマ
【リスクを取らないことで起こる将来のリスク】
をどうぞ。
■香港の人たちは、
老後の資産形成のために働いて得た収入の一部を
MPFという強制積立年金制度を使って投資・運用を
行っている。
そして、その投資・運用の指南役として「IFA」という
金融のプロが存在し、優秀なIFAの運用実績は
年平均の利回りで10%を超えている。
そういうことを前回及び前々回の【ライフナビ通信】で
お話させていただきました。
■運用実績が毎年10%ずつ挙げられるとしたら、
例えば月3万円を30歳から60歳まで30年間こつこつ
積み立てていくと、
元本1,080万円(3万円×360ヶ月)が、
複利の効果で6,780万円になります。
■10%の運用実績を仮説としておくかどうかは、
ともかくとして、
時間を味方に付け、自分の老後資金を計画的に
貯めるために「投資」をすることの必要性を
小さい頃から学ぶ香港人。
お金に関する教育(投資教育)は、香港のみならず
欧米でも当たり前のように行われており、
「投資」の必要性を理解しています。
■それに対し、日本ではどうでしょう?
■「投資」はギャンブル的要素が強く、「怖いもの」との
先入感があり、日本人は「投資」のリスクを嫌います。
そして、「元本保障される」ということで、
銀行や郵便局等にほぼゼロ金利で長期間預けていて
平気でいたりします。
■こういう事実は、むしろ欧米人や香港の人たちには
奇異に写るようです。
私は、アメリカのFPビジネスの現場や香港の金融の
世界を視察して、この感覚の違いをまさに実感しました。
■「リスクを取らず、実質ゼロ金利で長期間資産が眠っている」
というリスク
■退職金や公的年金制度が将来保障されないかも
知れないリスクが高まっている中で、
老後の資産形成の具体的な対策を早い段階から打た
なければ、
将来にとても大きな問題残すことになりかねません。
■では、一体何から始めればいいのか?
「投資教育」というものを一切と言っていいほど受けて
いない日本人が何を学べばいいのか?
それをどこで学べるのか?
■銀行や証券会社に行って相談しようと思っても、
なんだか「飛んで火に入る・・・」のような感じだし。
書店に行って、「投資」に関する本や雑誌を見ても
結局どうしたら良いかわからないし。
チラシなんかで出ている「資産運用セミナー」などは、
とても敷居が高そうだし。
■結局、何もしないでそのままにしているという状態。
多くの日本人は、結構そういう状況だったりするのかも
知れません。
■あるいは、そういうこともあまり考える機会がなく、
老後の不安だけがただ漠然とあるという人たちが
大半なのではないでしょうか?
■ここ数年、FPとして私はそんな日本人のお金に関する
感覚を変えていく必要性を強く感じていました。
また、今の日本の金融業界の環境だけでは
日本人の老後資金を充分につくることは難しい、という
ある種の“限界”を感じていたのも事実です。
■そこで目を向けたのが、
「海外の投資・運用に関する実情を知って、
それを参考に問題解決の方法を見つけ出し、
多くのお客様にその方法を伝授させていただくこと。」
■さすがにこのメルマガで具体的な解決法を誤解なく
伝え尽くすことは至難の技です。
もったいぶった表現で恐縮ですが、金融に関する問題は
各人それぞれ状況が異なりますので、相談にはやはり
フェース to フェースのコンサルティングが必要です。
■ですので、もしよかったらご自身の資産設計について、
弊社に一度ご相談してみてください。
きっと、
「そんな手があったか!!」
という問題解決の方法を伝授させていただくことができると
思います。
相談してみようかなと思われた方は、
こちらをクリック↓
https://www.kanameishi.com/inquiry/
ご相談は無料で対応させていただきますので。
(最後は、なんだか営業モード)
では、次回【ライフナビ通信】をお楽しみに。
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◎【編集後記】
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先週、この【ライフナビ通信】で、
「連休中にワクワクするような構想を練ろうと
考えています」
と、お伝えしました。
そして、出来上がりました!!
A3の無地の紙1枚にまとめたマインドマップ(※)。
「日本人が幸せで豊かさを実感できる、楽園のようなコミュニティ」
いったい、そんな世界があるのか?
次回以降の【ライフナビ通信】でその正体を徐々に
明らかにさせていきたいと思っております。
また、もったいぶった表現をしてしまいました。
どうもスミマセン。
※マインドマップとは、自分の心の中にあるキーワードを
脳のシナプスのようにつなげて、全体像を多くの人と
共有していく手法のこと。
ご興味のある方は、こちらをご覧ください
http://www.mindmap.or.jp/howto/