こんにちは、ミセス・ノリコでございます。
9月の香港行きの飛行機でサークルレインボウ(丸い虹)を見たことを書きましたが、
実はその後、正午をはさむフライトでは毎回サークルレインボウを見ています。
見つけるとなんだか特別なものを見た感じで、わくわく幸せな気持ちになります!
先日もサークルレインボウが見えたので、窓をのぞいているとキャビンアテンダントの方がやってきて一緒に眺めていました。
私が毎回見えることを話すと「それは大変珍しいことでございます。」とおっしゃいました。
なんでも、いくつかの条件が全て揃わなければ見えないとのことでした。
正式にはブロッケン現象と呼ぶのだそうです。
でも、今ではもう見えない気がしません。
そもそも、虹は光です。
光はいつも私たちのまわりにあふれているものです。
いつもある。
だから、ある=見える なのです。
サークルレインボウを観察しながら眺めていると、途中薄くなったり、消えてしまったりします。よく見えるのは虹を映す雲がある時なのです。
私は、それを見ていて自分の日常を知らされました。
いつも当たり前にあるもの(光)に感謝する心(雲)を持てているのか
当たり前の日常は、実は当たり前ではないのだと
サークルレインボウは、私にあたり前の幸せ(サークルレインボウ)を教えてくれたのです。
未だ修行中のミセス・ノリコでした。
自宅より西の空の夕焼け
2010年12月26日2010年12月のキーストーン倶楽部は船上開催ぜよ
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美です。
今回は、12月9日に行いましたキーストーン倶楽部の報告です。
ご講演いただいたたのは、
株式会社神戸クルーザー代表取締役社長 南部真知子様。
神戸ハーバーランドから出航し、明石大橋海峡を海から眺めながら
ランチやお茶、ディナーを楽しめるクルージング船「コンチェルト」
の運営を行っていらっしゃいます。
ということで、今回の会場はもちろん!コンチェルト。
17:10出航の便でご講演を、19:20の便でディナーという
キーストーン倶楽部初の船上イベントとなりました。
南部社長様については、このスタッフブログで
「神戸プロポースの日」の仕掛け人として
ご紹介させていただきました。
このお話しに異様に反応してしまった私まりん♪の
渾身ブログはこちら。
この企画について語られる南部社長を見ていて私が感じたのは
「本当に神戸という街を愛していらっしゃるのだな」
ってことでした。
大好きな街、そして美しい街である神戸の魅力をどんどん紹介したいと
いう想いがとてもとてもお強いのです。
では、もともと南部社長が「神戸」という街への愛情を
意識されていたかというと、どうもそうではなかったご様子。
そのきっかけとなられたのが、
「コンチェルト」との出会いだったそうです。
それは、阪神大震災から2年後のことでした。
コンチェルトの前身は「シルフィード」。
神戸~大阪間を周遊するクルージング船として
活躍していました。
そして、阪神大震災。
殆どの船が傷ついてしまった中、シルフィードだけは無傷。
たまたまあの日、定期点検のためにドックに入っていたそうです。
なので、船内の調度品も全部運び出しており、
通常の2倍の1,300名が収容可能な状態でした。
震災で道路や鉄道がが殆ど遮断された中、
この船は神戸と大阪を結ぶ交通手段として大活躍しました。
しかし2年度、震災による観光の不振で親会社が倒産し、
売りに出されることに。
その話しを知ったのが、パソナグループ代表の南部靖之氏。
神戸市のご出身である南部氏は、
「神戸復興のために手を貸したい」という想いから、
船の購入を決断。
新会社の設立に加わって欲しいと頼んだ相手というのが、
義姉でいらっしゃる南部真知子様だったというわけ。
それまで「船」との関わりが全くなかった真知子社長が
「この船はなんとしても手に入れないといけない」と
思われたのは、震災後にこの船を動かし続けた船長の
お話しを聞いたことでした。
当時の様子を涙ながらに語る船長を見ていて
「この船は神戸で生き続けなければならない。」
そう強く感じられたそうです。
南部社長は、「感謝の気持ち」をとても大切にされる方で、
社員教育でも力を注がれ、
「感謝の気持ちをもてないような人間は採用すべきではない」
とまで言い切っていらっしゃいました。
そのお話しを聞いて深く納得した私。
私はキーストーンで行うイベントについてはほぼ全て
事務局として関わるため、現場のスタッフの方と
事前の細かな打合せや当日は一緒にお仕事させていただくことが
多いのです。
そうすると、そのスタッフさんを通じて、会社の姿勢というのが
よ~くわかります。
コンチェルト様は、事前のお打合せはもちろんのこと、
当日も船上、地上のスタッフさんが細やかな心遣いでご対応くださり、
南部社長の姿勢が現場まできちんと伝わっていることを
体感しました。
女性として、妻として母としてご活躍されている南部社長の
お話しをもっと聞きたいところでしたが、講演は終了し、
私は下船。
あれ?
ディナークルーズは?
・・・
普段から乗り物酔いをする私はもちろん薬を飲んで今回に臨みましたが、
多少船が揺れていた中でカメラ撮影をしたり、ご講演内容を
メモしたりしていたため、船酔いしてしまったのです…
(自分で書いているのに、ミミズのような文字で判読不能(苦笑))
日本では2人しかいない!という亜細亜太平洋国際厨皇勲章
を受賞されているコンチェルト総料理長 鍾 戚榮氏による
中華料理のディナーコースは、
スタッフが口々に「おいしかったですよ~」を言っているのを
悔しい思いで聞くにとどまりました。
お料理の写真も1枚はあったのですが、
あとは食べることに夢中になっていたようです(笑)。
今回のイベントに参加された倶楽部メンバーが
満足されたのかどうかは、この表情が聞くまでもないことを
物語っていますね…