スタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美です。
もう10年ほど前、中小企業診断士の資格をとるべく
勉強していた時期がありました。
(結果は聞かないでくださいね…)
その時から、日経新聞を購読していて、
朝の電車では「日経新聞を読みながら通勤」という
おじさんそのものの行動パターンの私です。
で、購読を始めて以来ずっと大ファンのコーナーがあります。
とっても不定期な掲載なのですが…
イセタン(伊勢丹)メンズの広告
広告商品にまつわるショートエッセイなのですが、
これがオシャレでカッコイイ!
スタイリッシュで洗練されており、しかも奥深い。
「いつか、ああいう文章を書きたい」
それが私の目標でもあります。
今回は、少し前に掲載された広告の一部を抜粋して
ご紹介させていただきます。
『タイトル:衣替え心替え
熱と粘り気をようやく脱ぎ去った風に、
新しい匂いと色の変化を感じると、
私はある儀式を実行する。
ワードローブの扉を開き、訪れる季節を共にするスーツを眺める
(正確に言えば対話する)のである。
肩のラインを揃えた一群は、昨シーズン、世界経済を襲った衝撃と
したたかなまでの余波の中で、それでも胸を張り、
背筋を伸ばして乗り切ろうとする私を支えてくれたパートナー達。
どの一着も勝負服であり、長く記憶に刻まれる時間の伴奏者だ。
いずれも深みのある色調、正統のスタイル。
私は一着一着、そのしつらえを確かめていく。
どれもが私という一つの人格であり、
それぞれのディテールが私という個性の幅や奥行きを深めてくれる。
その感謝を指先に込めながら。
やがて隊列の中に手のひらを差込み、二着分ほどの隙間をつくる。
そして、心澄ますのだ。
ここにどんなニューカマー、次の私を望んでいるか、
彼らに問いかけながら。
(以下つづく… )』
男性にとってのスーツは、ある意味「戦友」なのかもしれません。
文中の
『肩のラインを揃えた一群は、
(中略)
長く記憶に刻まれる時間の伴奏者だ。』
の表現に、私はドキドキしてしまいます。
この人物が実在していたら、間違いなく惚れちゃうでしょうね…
(本文とは関係ありません)
最近お気に入りの本です。
アートディレクターやコピーライターというような
デザイン系の方の本が好きでよく読むのですが、
そういう方々の本ほど、装丁がシンプルで潔いです。
カレンダー
カテゴリー
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2021年1月 (1)
- 2020年1月 (1)
- 2019年7月 (1)
- 2019年1月 (1)
- 2017年12月 (1)
- 2014年12月 (1)
- 2013年4月 (2)
- 2012年8月 (1)
- 2012年4月 (1)
- 2011年11月 (1)
- 2011年10月 (1)
- 2011年9月 (2)
- 2011年8月 (3)
- 2011年7月 (2)
- 2011年6月 (3)
- 2011年5月 (1)
- 2011年4月 (1)
- 2011年3月 (2)
- 2011年2月 (2)
- 2011年1月 (1)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (4)
- 2010年10月 (3)
- 2010年9月 (4)
- 2010年8月 (1)
- 2010年7月 (5)
- 2010年6月 (1)
- 2010年5月 (3)
- 2010年4月 (4)
- 2010年3月 (4)
- 2010年2月 (4)
- 2007年6月 (3)
- 2007年5月 (1)
- 2006年3月 (4)
-
バナーエリア
2010年4月30日東洋思想に触れる
スタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美です。
4月6日に開催しましたキーストーン倶楽部でのご講演の様子を
リポートさせていただきます。
今回は、香港から李先生を講師としてお迎えいたしました。
先生は、四柱推命、陰陽五行、運命学、個性学などなど
東洋思想への造詣が大変深く、
今回は「現在における運命学の役割」というテーマで
お話しいただきました。
新潟大学で6年間学ばれていたとのことで、
「日本語は全く問題はないです」とは聞いていました。
また、「仙人のような方です」ということも小耳にはさみ、
「一体、どんな方がいらっしゃるのだろう?…」と
野田は興味津々でした。
そして、会場に現れた李先生はこんな方でした。

写真だけでは伝わらないのですが、
たたずまいも空気感も本当に穏やかで柔らかく、
先生がそこにいらっしゃるだけで
周りの人々の心を落ち着かせてくれるような
独特の雰囲気をお持ちでいらっしゃいました。
李先生曰く、
「四柱推命では、生年月日がわかれば21万6千通り、
生まれた時間がわかれば129万6千通りに分類できる」
そうです。
なので、セミナーのような複数人の前でお話しをするとなると
「一般的なお話ししかできない」とのこと。
前置きでそんなお話しをされてからセミナーが始ったのですが、
先生のお話しの深いこと深いこと!!
恐らく、お話しをお聴きする時の自分の状態によって、
また、聴く人によって心に響くポイントは全然違ってくるでしょう。
それぐらい非常に奥深いお話しでした。
私も本好きでまぁそれなりに色々なことを勉強してきたつもりではありますが、
一生かけて先生からお話しを聞いても学びきれないでしょうね。
「李先生から学ぶ東洋思想 ○年コース」なんてあったら
絶対申込みしますね。
キーストーン倶楽部のメンバーもうなづきが深く、
本質的な部分に関する気付きを得た方も多かったのでしょう。
その証拠に、セミナー翌日の午前中は個別セッションを2名だけ
お受けすることになっていたのですが、
案内をさしあげた途端、希望者が殺到!
結局、先生には朝の7時からセッションを始めていただくことになってしまいました…。
非常にきれいな日本語でゆったりとお話しをされる李先生。
太極拳もされているということで、立ち居振る舞いが流れるようにしなやかで美しく、
「東洋の美」を体現されていました。
世界的にも「東洋」に注目が集まっていますよね。
私も先生のお話しをお聞きし、自分が東洋人であることを
あらためて誇りに思いました。
ちなみに、弊社で毎月開催させていただいているセミナーで
講師をお願いしている長谷川章子氏。
氏は東京で個別セッションを受けられたとのことで、
ご自身のブログでその時の様子を書いていらっしゃいます。
ご興味のある方はぜひ、ご一読を。
東洋易学で鑑定していただいた
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
