いつもスタッフブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今回は野田@まりん♪がお届けさせていただきます。
いやぁ~、2月は我が家周辺では2回、積雪に見舞われました。
1度目は2月11日、朝起きてカーテンを開けると
一面の雪景色!
この日は祝日でしたが、弊社で百年シナリオマネーセミナーを
行うので私は出勤日。
バス停までずっと下り坂なのでそろりそろりと歩かねばならず、
そんな状態でも携帯電話のカメラでパチパチ撮影。
普段7分ぐらいのところを15分ぐらいかかってバス停に付き、
そこで既に予定乗車バスに乗り遅れ。
そして、予想どおりバスも遅れており、そのうえソロりソロり運転で
いつも以上に時間がかかり、普段なら乗れる電車に乗れず。
そして、乗った電車も雪のために遅れ・・・
結局2時間以上かかってやっと事務所到着。
たぶん、祝日だったからこれぐらいですんだんだと思います。
これ、通勤ラッシュだったら、もっと大変になってだんじゃないかな…
次の雪は2月14日。
この日は日中から雪が降り始め、なんとなくイヤな予感がして
会社から家に電話を入れると
「雪、もう積もっているよ。
お父さんが、車にチェーンを巻いているから
帰ってくる時に電話してきなさい」
と母。
でも、心配性な私は、
「あ、そんな無理してもらわんでいいよ。
タクシーで帰るから。」
と言いました。
そして、いつもより早く帰って自宅の最寄駅でタクシーを
待ちました。
来ない・・・
ぜ~んぜん来ない!
久しぶりに、「足の感覚」がなくなりました。
私より前から並んでいたオバサマ達は
タッグを組んで、お一人の方がカイロを買いにいかれて
二人で分けていらっしゃいました。
おお~、助け合いの精神♪
会話から察すると、どうも最後の1個をゲットされたようでした。
皆さん、何事も思ったら即、行動しないとダメですよ(笑)
あまりにタクシーが来ないし、
バスは動いているようだし、
バス停から歩いて帰ろうかと迷い始めたら…
目の前でバイクが3台、スリップして倒れました。
私の家、バス停からずっと上りの坂道なんです。
「こりゃ絶対、こけるわ」と確信し、
バスも諦めてタクシーを待つ事にしました。
活字中毒者のは私はいつも本を持ち歩いているのですが、
あまりの寒さに、本を読む気も起こらず、
ひたすらタクシーを待ち続け…
駅に到着してから1時間10分後、
ようやくタクシーに乗る事ができました。
そんなことがあった2日後、私の家のお隣さんのお庭に
梅が咲いていました。
雪で振り回された人間と、そんなことに関係なく
しっかり花を咲かせている梅。
「ちょっと環境が変わったからといって、ジタバタするんじゃないよ!」と
活を入れられたような気がします。
2011年6月18日束の間の旅人
いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回はまりん♪こと野田真由美がお届けします。
6月で今年前半が終り、7月から後半が始ります。
皆さん、お正月に「あんなことしたい!」と考えたこと
いっぱいあると思います。
それは、ちゃんと実行できていますか?
もしくはまだ途中?
それともまだ手をつけていない…
6月はご自分の今の状態をチェックする時期ですよね。
ということで、弊社FPが毎月テーマを決めてお届けするスタッフブログ。
6月のテーマを「計画」としました。
先頭バッターは、FPの資格だけは持っている(笑)野田が
務めさせていただきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「最終便が発車します」
そんな本の帯に強烈に心惹かれました。
普通なら即買い!ですが…
やっぱり、最終便を先に読んじゃってはいけないですよね。
本は順番に読んでいかないと。
ってことで、まず第一便、二便、三便を購入しました。
それは、未知の国への、そして
私が今まで経験したことのない旅の始まりでした。
本の名前は「深夜特急」、著者は沢木耕太郎氏。
「バックパッカーのバイブル」言われ、シリーズ累計500万部突破というこの本。
私ももちろんこの本の存在を知っていました。
1996年~98年にかけて大沢たかお主演でドキュメンタリードラマとして放送され、
ものすごく印象に残っていました。
でも、その時は何故か本を読もうとは思わなかった。
本にも出会うべきタイミング、時があるんですよね。
それが私にとっては今だった。
本の世界に引きずり込まれてしまう作品にはなかなかお目にかかれないのですが、
(私が冷めてるのかもしれませんが)深夜特急は、その数少ない本です。
本を読み始めた瞬間、私はいつでもどこでも旅人になりました。
朝の通勤電車の中で、
お昼休みの途中で、
会社帰りのCafeで、
そして就寝前に…
この旅には、明確な目標がありました。
「インドのデリーからロンドンまで、乗継バスのみで移動する」
そして、それ以外の決め事は一切何もなし!
旅の終わりの期限なし!
ガイドブックなし!
事前準備なし!
計画なし!
あえて制限があるとすれば、所持金60万円でやりくりする
ということぐらいでしょう。
訪れた町で情報を収集し、自分の足で町を歩き回り、
その町の人たちが食べるものを食べる。
そうして気に入った町には何週間も滞在し、
心があまり動かない時はさっさと次の町に移動してしまう。
そんな旅です。
自分の感じるままに、感覚のままに動く。
その場の状況で行動も予定もどんどん変わる。
1973年に始ったこの旅は1年3ヵ月後に目標をクリアし、終了します。
一方、私の旅のやり方。
まず買うのがガイドブック(笑)。
ガイドブックと地図をじっくりと見て、どこに行くかを考え、
移動ルートを考え、交通手段を考え、
用意周到に計画を練ります。
ハイ、沢木氏と正反対のスタイル。
だけど、旅が終ってみれば同じなんですよね。
どちらのスタイルでもきちんと目標をクリアする。
計画を立てようが立てまいが、結果は同じ。
これってどういうことでしょう?
きっと大事なポイントって「目標がどれだけ明確か」
ということだろうなって思いました。
クリアすべき目標を自分の中に強く持っていれば計画なんてなくっても達成できる。
私は事前計画なしでは決して前に進むことができないタイプの人間です。
だから、決して「計画の重要性」を否定しているわけではありません。
ただ、この本を読んでいて気付いたことは
「計画なしでも、ものごとをやり遂げてしまう人がいるんだ」
「むしろそういう人にとって計画というものは、自由が奪われてとってもやりにくいものである」
人間には2種類のタイプの人がいるってことですよね。
皆さんはどちらのタイプですか。
「計画」があるほうが安心して動けるタイプ?
「計画」があると、それに縛られてしまうようでイヤ?
そして、あなたのパートナーはどちらのタイプなんでしょう?
あなたのお子様は?
上司は?部下は?
…
今さらのお話しですが、自分と違うタイプの人のことを
認めるということは、本当に大事ですね。
これがわからず(できず)、過去から現在にいたる失敗の数々が
走馬灯のようにかけめぐっている野田でした。
反省!!