いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。
まりん♪こと野田真由美でございます。
暑い日が続いておりますが、みなさまお元気でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?
さて、今回は若手経営者交流会(10年前のお話しですよ)として弊社石野が立ち上げた
キーストーン倶楽部で開催した講演会のお話しです。
今回の講師は、古くからの倶楽部メンバーである一級建築士事務所アトリエm 建築士 守谷昌紀氏。
守谷氏は、毎週日曜日夜8時から放送されている人気番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」に
「匠」として登場
それを記念してのご講演は、番組放送から1ヶ月がたとうとしていた2012年8月7日。
7月8日に放送された番組にまつわるエピソードから、「なぜ建築家を目指したのか」という本質的なお話しまで、硬軟織り交ぜて90分たっぷりお話しいただきました。
守谷氏が今回手がけられたのは「天井から雨が振る家」。
「え、雨が振るって冗談でしょ?」と思われる方が多いと思います。
私は番組を観ておりましたが、これホントなんです。
スタジオでは「これは番組始って以来、最も大変な家なんじゃない?」
というコメントも漏れ出たほど…
「条件が厳しければ、それを上回る情熱で挑みます。
あとは信念をもって行動するだけ」
そんな守谷氏の匠としての仕事が、この家にどれだけの変化をもたらしたのか。
ぜ~ひこちらをチェックしてください!
「天井から雨が振る家」
番組と関わるきっかけとなったのはプローデューサーからの1本の電話。
依頼主が関西の方だったため、Webで関西拠点の建築家を検索したうえでの
アプローチだったそうです。
「いつかきっと番組から声がかかると信じていた」と守谷氏にとっては
「いよいよ来た!」という感じだったようです。
オファーが絶対来ると信じて疑わなかったその理由(わけ)とは?
「業界ではいち早くWeb製作に取組んで、これまで手がけてきた作品を掲載し、皆さんに見ていただけるようにしてきました。
また今も続けている「ゲツモク日記」というコーナーでは、自分が日頃感じていることや現場での出来事を書いています。
これが意外に好評で(笑)。
お客様は、こういうところから建築家の人柄を見ていらっしゃるんですね。
それが設計を依頼してくださる理由の一つにもになっているようです」
番組プロデューサーの目に留まった一級建築士事務所アトリエm Webサイト
こういう地道な取組みををコツコツ積み重ねているうちに、雑誌やメディアで取り上げられることが多くなり、世間での知名度が上がっていることを実感されていたとのことでした。
私は2005年にキーストーンに入社して以来、守谷さんのことを存じ上げております。
お人柄や外見はとっても優しいのですが、建築に対する情熱や「依頼主さんの夢を必ず実現してみせる」という想いの強さがスゴイ!とずっと感じていました。
だから、「番組から声がかかったのは必然だったのだろうな」と野田も感じました。
ちなみに、この番組をご覧になったことのある方はきっと一度は疑問に思われたことがあると思います。
「依頼主さんは、途中経過を見ているのだろうか?」
「今回について言えば、見ていらっしゃいませんね」とのことでした。
番組で守谷氏についたコピーが「光と風の振付師」
『「光」と「風」にはずっとこだわり続けているので、この言葉は絶対に入れてほしいと思っていました。
ただ、「そういう希望を出される方が多いので、難しいかもしれない」と言われていたので、余計に嬉しかったですね』
光と風に対するこだわりが細部にいたるまで、そして最初から最後まで貫かれていたことが
このコピーにつながったのでしょう。
今年の夏休みはイタリアとスペインに建築を見る旅に出るとおっしゃっていた守谷氏。
帰国後の作品に、体感してこられたことがどう表現されるのか今後ますます楽しみです。
以上、毎年送っていただく作品を写し撮った年賀状が愉しみで、「結婚して家を建てる時には守谷さんにお願いする」というのが夢のひとつになっている野田がお届けしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
家を建てるご予定の方、リフォームをお考えの方はぜひチェックしてみてください
一級建築士事務所アトリエm Webサイト
2013年4月3日事業承継をテーマに、キーストーン倶楽部のセミナーが盛況に開催されました
早咲きの桜を追って、暦も4月となりました。心地よい季節となってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
初めての登場となります、
FPの知識を学びたく昨年11月に入社致しました、Mr.リクルートこと北琢磨でございます。
よろしくお願い致します。
本日のお話は、弊社代表の石野が中心となり、11年間継続している経営者の交流会『キーストーン倶楽部』でのセミナーについてです。
今回2013年3月27日のテーマは「経営者の事業承継」。
講師は、後継者軍師会会長、株式会社後継者BC研究所代表取締役の大島康義氏。
後継者となる軍師育成のための勉強会「軍師アカデミー」に参加する石野とのご縁によるものです。
大島氏自身も、父親の会社に入社し、後継者として十年間悪戦苦闘した経験をもち、
それに裏打ちされた言葉には、力強さと、込められた想いを強く感じました。
ふと、周りの経営者の方々の様子をうかがうと、食い入るように。
それもそのはず。
事業承継のセオリーとして、巷には、「株価を下げましょう」「そのために役員退職金を活用しましょう」
「大会社になりましょう」など、テクニカルな部分を、記した書が多く見られますが、大島氏のお話は、まったく異なるものでした。
しかも上記のセオリーは、経営者側の視点からしか、描かれない場合がほとんどです。
大島氏が説いたのは、マインド。しかも重きを後継者においたものでした。
事業承継の実態を知っているのか?
本質はなにか?
経営者の視点、思いは?
では、後継者の視点、思いはどうなのか?
そして話はいよいよ核心へ。
衝撃とも思えるその言葉は、
「事業承継とは超友好的なのっとりである!」
経営者が与えるでもなく、後継者の自覚と意志の重要さが集約された言葉ですね。
あなたの周りの後継者はどうでしょうか?
「社長になりたいと意識したわけじゃないけど長男やし」
「んー、なんとなく引き継ぐことになっているし」
今からでも遅くない、しかし今から始めなければ。
事業承継と経営について、今日からどのような行動をされますか?
大島氏の締めくくりのお言葉でした。
最後は質疑応答の時間。
社長と専務で参加されたAさん親子。匿名での質問用紙にもかかわらず双方が相手を意識した質問に、
記入者がばればれ。
笑いを誘う場面も。
ではでは、次回のキーストーン倶楽部は4月17日です。
See You next time!
[編集後記]
セミナー後の懇親会。経営者の方々の情報交換の場として、ひじょうに盛り上がっておりました。
弊社代表の石野も、自身のメルマガにて、
人と人とが「つながり合っている」と感じ合える時間は、経営者にとっても欠かせないもの。
弊社キーストーンは、人と人との「つながりの場」を提供させていただくことも、ひとつの仕事。
だと語っておりました。
キーストーン=要石、を体現できている瞬間ですね。
それでは今回はこのあたりで。