早咲きの桜を追って、暦も4月となりました。心地よい季節となってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
初めての登場となります、
FPの知識を学びたく昨年11月に入社致しました、Mr.リクルートこと北琢磨でございます。
よろしくお願い致します。
本日のお話は、弊社代表の石野が中心となり、11年間継続している経営者の交流会『キーストーン倶楽部』でのセミナーについてです。
今回2013年3月27日のテーマは「経営者の事業承継」。
講師は、後継者軍師会会長、株式会社後継者BC研究所代表取締役の大島康義氏。
後継者となる軍師育成のための勉強会「軍師アカデミー」に参加する石野とのご縁によるものです。
大島氏自身も、父親の会社に入社し、後継者として十年間悪戦苦闘した経験をもち、
それに裏打ちされた言葉には、力強さと、込められた想いを強く感じました。
ふと、周りの経営者の方々の様子をうかがうと、食い入るように。
それもそのはず。
事業承継のセオリーとして、巷には、「株価を下げましょう」「そのために役員退職金を活用しましょう」
「大会社になりましょう」など、テクニカルな部分を、記した書が多く見られますが、大島氏のお話は、まったく異なるものでした。
しかも上記のセオリーは、経営者側の視点からしか、描かれない場合がほとんどです。
大島氏が説いたのは、マインド。しかも重きを後継者においたものでした。
事業承継の実態を知っているのか?
本質はなにか?
経営者の視点、思いは?
では、後継者の視点、思いはどうなのか?
そして話はいよいよ核心へ。
衝撃とも思えるその言葉は、
「事業承継とは超友好的なのっとりである!」
経営者が与えるでもなく、後継者の自覚と意志の重要さが集約された言葉ですね。
あなたの周りの後継者はどうでしょうか?
「社長になりたいと意識したわけじゃないけど長男やし」
「んー、なんとなく引き継ぐことになっているし」
今からでも遅くない、しかし今から始めなければ。
事業承継と経営について、今日からどのような行動をされますか?
大島氏の締めくくりのお言葉でした。
最後は質疑応答の時間。
社長と専務で参加されたAさん親子。匿名での質問用紙にもかかわらず双方が相手を意識した質問に、
記入者がばればれ。
笑いを誘う場面も。
ではでは、次回のキーストーン倶楽部は4月17日です。
See You next time!
[編集後記]
セミナー後の懇親会。経営者の方々の情報交換の場として、ひじょうに盛り上がっておりました。
弊社代表の石野も、自身のメルマガにて、
人と人とが「つながり合っている」と感じ合える時間は、経営者にとっても欠かせないもの。
弊社キーストーンは、人と人との「つながりの場」を提供させていただくことも、ひとつの仕事。
だと語っておりました。
キーストーン=要石、を体現できている瞬間ですね。
それでは今回はこのあたりで。
2013年4月22日キーストーン倶楽部セミナー、事業承継第2弾
皆様こんにちは、
2回目の登場となりますMr.リクルートこと、北琢磨でございます。
3/27の大島康義氏のセミナー続き、4/17(水)にキーストーン倶楽部にて、事業承継セミナー第2弾が開催されました。
当セミナーの講師は「株式会社後援者の軍師」代表取締役、神崎充氏。
神崎氏は京都大学を卒業後、株式会社ベネッセコーポレーション(当時、福武書店)に入社。
2代目社長体制となった同社において、様々な業務を歴任しながら、
先代体制からの友好的な脱皮・成長プロセスを肌で学んでこられました。
ひじょうに物腰柔らかな印象の語り口ながら、
具体的事例に基づく熱いお話に、教室中が一瞬にして神崎ワールドに引き込まれておりました。
わかりやすい図表や、身振り手振りを組み込んだ話し方も、その一因。
神崎氏も、テクニカルな部分ではなく、人に焦点をあて、
会社が価値を生み出し続けることができる組織構造を力説。
特に、
マネジメントによる信頼、仕事に対する誇り、従業員の仲間意識
といった3つの組織活力のお話には、
改めて、会社が人と人のつながりによって成り立っていると強く感じました。
前回の大島氏は、後継者側の意識に重点を置き、
今回の神崎氏は、その後継者が構造すべき、人にベースをおいた組織の重要さを説く。
事業承継対策には、
経営ノウハウや社員等の『経営資源の承継』と、自社株や土地等の『事業用資産の継承』
がありますが、
第1弾、第2弾と通じ、
経営資源の事業承継にむけての両輪がそろう講演となったのではないでしょうか。
[編集後記]
セミナーの休憩中には、各々に名刺交換や挨拶を。
経営者の方々のネットワークを広げる場としても、喜んで頂いております。
また、恒例の懇親会も。
最後は、益々の健勝を祈り一本締め。
よぉ~
それでは今回はこのあたりで。